SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

1984年突如登場のPlusチームデミ体験がある貴兄は抗うことなく脊髄反射な令和のTeam-Demiを今さらポチりです!

A long long time ago.
とある銀河よりもかなり規模の小さな、とある北関東の秘境の県境の町の地方にしてはかなり大規模な本屋の文房具コーナーで、一つの文房具?ガジェット?を前にしばらく身動きせずに熟考を重ねる高校生。
1984年のことである。

幼稚園、小学校のころからミクロマンシリーズに飽くことなくハマり続け、中学生になるとSony Walkmanは高くて買ってもらえないので、AiwaのCassette boyでとっておきのベスト盤のカセットを聴く。
今思うと物心付いた頃からボクはコンパクトでギュッと密度の高いガジェットに心掴まれる性癖の持ち主だったのである。

さて、この田舎の本屋の文房具コーナーで高校1年生のボクがなにを凝視していたか?
それは1984年に突如登場し、通算650万セットを売り上げたという伝説の文房具セットPlus Team-Demiである。

コンパクトなケースに定規、カッター、メジャー、セロハンテープ、ステイプラー、ハサミ、ノリという学校でとりあえず必要なモノがほぼすべて収まっている。
しかも、シンプルなデザインで統一されており、田舎の青臭い高校生はこのデザインに都会の雰囲気を嗅ぎ取り、これはなにがなんでもクラスでいち早く導入せねばっ!?
と鼻の穴を膨らませて、すでに灰色の脳細胞をフル回転させてお金の算段をしていたのである。

結局ボクは白いケースのこの初代チームデミを手にし、なにをどうするわけでも無く鞄の中に潜ませてほくそ笑むという、今となってはとても理解しがたいフェチズムの世界以外のなにモノでもない不健康な歓びに包まれていたのである。

001Ricoh GRⅢx PLUS team demi しろパッケージ

結局あればあったで以外と使用頻度の高いチームデミ。
さすがちゃんとしたヲトナ達が企画した製品だけあって必要最低限のラインナップがとても作業するにあたって心強いのである。
おそらく今でも実家のどっかに埋もれていると思われるが、そんなチームデミがいつの間にか復刻されていたのだっ!?
しかも2020年にっ!?!?

不思議なことに今回ある日突然、そぉ〜いえば昔チームデミでハァ〜ハァ〜してたよなぁ〜〜...(遠い目)。
と思い出す機会があり、ちなみにとGoogle先生で調べてみるとなんとっ!?新製品!?!?

002Ricoh GRⅢx PLUS team demi しろ外箱と内箱

あまりにも懐かしすぎて、いつも以上になにも考えること無く脊髄反射でござました...(^^;)ハハハ。
以前の2倍の価格であるにもかかわらずポチれてしまったのはAmazonプライムデーで稼いだAmazonポイントがたまってたから(笑)

003Ricoh GRⅢx PLUS team demi しろ内箱開封

高いだけあって、外箱といい内箱といいなかなかしっかりとした作りでございます。

004Ricoh GRⅢx PLUS team demi しろ内箱の本体ケース

あれから約40年ぶりの再会っ!?
新しいTeam-Demiのケースはツルピカで、まるでApple Air Podsの様。
素材はABS樹脂なのだそう。

005Ricoh GRⅢx PLUS team demi しろパッケージの中身 説明書 本体ケース メッセージカード

パッケージの中身は説明書とメッセージカードにTeam-Demi本体。

006Ricoh GRⅢx PLUS team demi しろ本体ケース

初代のケースはもっとザラザラしてた印象がありましたが、今回はツルピカで今風の佇まい。

007Ricoh GRⅢx PLUS team demi しろ本体ケース開封

蓋を開けると、遠い日の記憶がそのまま蘇ってくるかのような、昔ながらのラインナップとそのままの配置です。
これは昔使用していたユーザにはたまらないでしょうねぇ(笑)

008Ricoh GRⅢx PLUS team demi しろ本体ケース上段の文房具

上段?には昔と同様に10cmの定規にカッターと120cmメジャーにセロハンテープ。

009Ricoh GRⅢx PLUS team demi しろ本体ケース下段の文房具

下段にはステイプラー、SIMピン、ハサミに海苔。
昔はただTeam-Demiのロゴがあった部分にSIMピンとは、いまだからこそ?でしょうか??(笑)
でも、これはまず使わないかな...(^^;)ハハハ。

010Ricoh GRⅢx PLUS team demi しろ本体ケースマグネット式

ちなみに今回の復刻版の新機軸はマグネット!
ケース本体はもちろんのこと各文房具もそれぞれマグネットでケースにカチッと収まります。
昔はスポンジ状のへこみにフニュッと戻す感じだったンで、出し入れにキレがあります(笑)

011Ricoh GRⅢx PLUS team demi しろ本体ケース分離可能

ケース自体もこの通り!
なので上段、下段という感じではなくそれぞれが文房具のトレイの様に使用可能です。

012Ricoh GRⅢx PLUS team demi しろ本体ケース並べて使用可能

このように横に並べると机の端の空きスペースに配置しやすいですね!

013Ricoh GRⅢx PLUS team demi しろ本体ケース

そんなこんなな2020年に復活したPlus Team-Demi
昔懐かしきノスタルジーガジェットとして当時を知ってるユーザには問答無用に入り込んで来ますが、値段も高めだし令和の文房具好きにはどんな風に捉えられるんだろか?

014Ricoh GRⅢx PLUS team demi しろロゴ

懐かしさで思わずポチッてしまったボクですが、ボクはボクでほぼリモート仕事の中、仕事のアウトプットは限りなく100%近くデジタル環境にも関わらず、このTeam-Demiをどう活かせるのか?なかなかその道筋のイメージがつきません...(^^;)ハハハ。