今回の下北散策で感じたことは、やたらと古着屋が増えたよなぁ〜ということと、なんかどこにでもカレー屋さんが出来てない?
ということでした。
大抵どこの路地を歩いていてもカレー屋さんが在るんですよね。
ボクがこの街で暮らしていた80年代末から90年代当初にはそれこそCoCo壱番屋とかキッチン南海のカレーとか、せいぜい出来たばかりの茄子おやじくらいで、そんなにカレーの街の印象はなかったんですが...(^^;)ハハハ。
ということで、茄子おやじの行列が全然進まないことに業を煮やして、代沢六差路の一本を駅に向かう途中で気になったのがこちらの『カレーの店 八月』!
事前情報は全然なく、この『八月』の名前を見て、なんで八月?と思って気になってしまったのです...(^^;)ハハハ。
結構手狭なお店で、まずは入口で食券を買い求めます。
入口で食券を渡すと、紙コップを渡されますので、そちらを持って席に着きます。
お店はまるでゴールデン街のお店か!?という程度の狭さなので、カウンターに6〜7人ですかね?そんなに座れないかな。
それと奥に2人掛けのテーブル席が一つだけ。
調味料は辛さ調整のカイエンペッパーのみ。
待っている間にスマホで情報を仕入れてみると、結構下北の中では有名なカレー屋さんのようで、なんと食べログ上では茄子おやじよりも評価が上っ!?
なんか急にテンション上がってきてしまいました(笑)
この日注文したのはチキンカレーをベースにあいがけキーマ、ゆで卵、ラッシーを追加です。
ラッシーは甘味は少なく、サラサラというよりもこってり系。
飲み応えがございます(笑)
手前がベースのチキンカレーで、ターメリックライスでせき止められて奥にあいがけキーマとゆで卵が並んでます。
ビジュアルもきれい(笑)
カレーはいわゆるスパイス系。
ボクがまだ若かった頃はスパイス系といえばインド料理屋のカレーくらいしかなかったですが、札幌のスープカレーが全国区になって以降、国内のカレー屋さんで独自のスパイスを配合してシャバシャバのスパイスカレーを提供するお店が増えましたよね。
先日の早稲田メーヤウの時も感じたんですが、カレーの旨みは当然重要ですが、やはりそのカレーに合ったご飯てもっと重要な気がします。
たんにご飯を炊けばいいのではなくて、そのお店のカレーに合う風味・香りと炊き加減(堅さ)が合ってないとリピートは難しいんじゃないかなと。
その点ではこちらの八月さんのターメリックライスはサイコーなお仕事をしていらっしゃいます。
風味とご飯の堅さが絶妙!
そして、味変といいますかこのあいがけキーマが是非追加してください!
そのままターメリックライスをいただいてもいいですが、シャバシャバなチキンカレーを合わせていただくのもサイコーです!!
最後に口の中を整えるようにゆで卵(笑)
池袋の火星カレーで生姜の実力は充分認識しておりますが、八月さんのカレーにも細く刻んだ生姜が付いてきます。
これをターメリックライスとカレーと一緒にいただいたときに口内に広がる多幸感!?
途中で気合いを入れてカイエンペッパーで辛さを増してみましたが、元々辛さが苦手だったボクでもなんていうことなく最後までいただける辛さなので、多分辛さが苦手という貴兄でも美味しくいただけるのではないでしょうか。
そして、この奥の壁に掛けられている絵というか、イラストなんですが、なんかどっかで見たことあるんだよなぁ〜とずっと考えてたんですが、お店にいるときは思い出せず...(^^;)ハハハ。
家に帰ってよくよく八月さんのことを調べてみたら、なんとこちらの『八月』さんてば、あのサニーデイ・サービスの曽我部恵一氏がオーナーのお店なのだそう!?
それでサニーデイ・サービスのディスコグラフィーを調べて見たらこちらのイラストは♪Dance To Youのカバージャケットで使用されていたモノだったんですね。
道理で見たことあったわけだ(笑)
そんなこんなな八月さんですが、サニーデイ・サービスのとか聞くと有名人が片手間でやってる店か?と思われガチですが、こちらのお店はそんなことはございません!!
カレー好きが高じて開いたカレー好きが喜ぶカレーを提供してくれるお店でございます。
関連ランキング:カレー | 下北沢駅、池ノ上駅、世田谷代田駅














