SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

梅雨一休みの合間に撮影し、LAB-BOXで自家現像です!

せっかくLAB-BOXだのMONO BATHだのと自家現像セットを取り揃えたのに、梅雨真っ最中でお写ン歩も出来ない日々が続いた6月末から7月頭の一週間。

<!--ブログカード--><div class="blogcard"><a href="http://xaymaca3.com/xaymaca3/2021/08/08/lab-box/"rel="noopener"target="_blank"><div class="blogcard-thumb"><img src="http://xaymaca3.com/xaymaca3/wp-content/uploads/2021/07/51280339516_4e30dc59b1_k-100x100.jpg"></div><p class="blogcard-title">ついに自家現像にLAB-BOXを導入ですっ! | say silly things !</p><p class="blogcard-desc">夏ボーナスは以前から興味があった自家現像に手を出すためにLAB-BOXを自分へのご褒美のためにポチったのでした。というお話。</p><div class="blogcard-footer"><img src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=xaymaca3.com"><span>xaymaca3.com</span></div></a></div><!--ブログカードEND-->


7月最初の週末の午後、よぉ〜やく雨も上がりしばらくは降り出しそうになかったんで、いそいでLeica ⅢfLeitz Summicron 50mm f2.0 1stKODAK 400TXを詰めてお写ン歩に出かけたのでございます。

01LAB BOX自家現像の準備 ハサミ 撮影済みフィルム フィルムピッカー MONO BATH 500mmlビーカー 温度計 LAB BOX 現像液保存用ポリエビン 0

とりあえずLAB-BOXMONO BATHを使った自家現像で必要なモノはこんな感じ。

【パトローネ内のフィルムを引き出す】

02フィルムピッカーでパトローネからフィルムを引き出す

まずはパトローネ内に巻き上げられている撮影済みのフィルムを取り出します。
なんか初フィルムピッカーは緊張しますね...(^^;)ハハハ。
パトローネの溝の所にフィルムピッカーのベロを差し込んで、こんな感じに合体させます。
手前のパトローネの軸を反時計回りに回すとパチッと鳴るのでそこで止めます。

03フィルムピッカーでパトローネからフィルムを引き出す 上のレバーを押し上げる

まずは上のレバーをこのようにスライドさせます。

04フィルムピッカーでパトローネからフィルムを引き出す 下のレバーを押し上げる

次に下のレバーを押し上げます。
この状態でフィルムピッカーの二つのベロでパトローネ内のフィルムを挟んでいるはず?

05フィルムピッカーでパトローネからフィルムを引き出す 二つのレバーを引き上げる

上下二つのレバーを一緒に引き戻すと......

06フィルムピッカーでパトローネからフィルムが引き出される

パトローネからフィルムが引き出されてきます!?
これなんか気持ちいいですね(笑)

07ハサミでフィルムの端を切り取る

パトローネからフィルムを引き出したら、LAB-BOXで巻き取りやすくなるように、フィルム先端の細い部分をハサミで切り取ります。

【LAB-BOXにフィルムをセットする】

フィルムの準備が出来たら、LAB-BOXにセットしていきます。

08LAB BOXの蓋を取りフィルム装填の準備

蓋を取ったLAB-BOXの中身はこんな感じ。
左が135mmモジュールで、右がフィルムを現像する本体部になります。

09LAB BOXの135mmモジュールにパトローネを装填し ガイドレールの下を通してフィルムクリップで挟み フィルムガイドに通す

135mmモジュールにパトローネをセットして、フィルムをガイドレールの下を括らせます。
そしてリールから伸びているフィルムクリップで挟み、フィルムガイドに合わせて若干クランクを回して巻き取ります。
この状態で巻き取り過ぎると、撮影部分が感光してしまうので注意です!

10LAB BOXのクランクを回して フィルムを巻き上げる

フィルムガイドにフィルムが通ったのを確認して、蓋を閉めます。
クランクを時計回りに回していくとこれ以上回らないところでクランクが止まります。

11LAB BOXフィルム巻上が出来なくなったら フィルムカッターボタンを押し上げてフィルムをカットする

クランクが回らなくなったら、135mmモジュール背面のボタンを押し上げて、フィルムをカットします。
これで本体部分にフィルムが巻き取られたので、後は現像になります。

【MONO BATH混合液を作る】

12MONO BATH A液245mml+B液245mmlを配合させて現像液をつくる 温度を測り18度から24度の間であることを確認する

MONO BATHはA液245mml、B液245mmlを合わせて、490mmlの混合液を作ります。
温度計で測ったら24度とのこと。まぁ〜18度から24度内が目安とのことなのでこのままでもダイヂョブかな?(笑)

13LAB BOXにMONO BATH現像液を注ぐ

どうやら490mmlというのは本体内のリールが全て現像液に浸かり、本体から現像液が漏れ出さない適量というコトみたいですね。

【LAB-BOXで現像する】

ということで、いよいよ現像です!
現像液を素早くLAB-BOXの溝から注ぎ入れましょう!

14LAB BOX最初の30秒は連続攪拌 後は30秒ごとに2回転反転させて計8分間現像する

ここから先は時間勝負なんで、悠長に写真なんか撮ってられませんっ!?
まずは30秒間クランクを回し続けて連続攪拌です。
その後は30秒ごとに2回転反転させ、気泡が出来ないように2回転させたらLAB-BOXの側面をパンパン叩くことを推奨している方もいらっしゃいます。
そんなことを30秒ごとに繰り返しながら8分間。

15LAB BOXから現像液を保存するためにポリエビンにポリロートをセット

8分で現像が出来てしまうなんて、随分お手軽ですよねぇ〜。
そんなこんなしているうちに8分経ちました。
この混合液は繰り返し使えるということなので、廃液にはなりません。
なので、ポリエビンにポリロートを差して準備します。

16MONO BATH現像液を排出する

そうこうしているうちにも現像は進んでしまうので、ここも素早くLAB-BOXから混合液を排出させます。

17ポリエビンの混合液は15回 半年くらい再利用可能

このポリエビン内の混合液は15回/半年くらいほど再利用可能とのことです。

18フィルムを5 6回ほど水洗い

混合液を排出した後は水洗いです。
この辺の感覚がまだないので判断しかねるのですが、5〜6回濯いでくださいとのことだったので、まずは素直に従います。

【フィルムを乾燥させる】

水洗いの加減が解らないまま、とりあえず5〜6回注いでLAB-BOXからフィルムを取り出すと、なんか写ってはいそう?

20なんかフィルムの端の乳剤が落ちきっていないような

フィルムの両端をフィルムクリップではさみ、とりあえず浴室で乾燥です。
でもなんかフィルムの端に乳剤が残ってるように見えるンだけど、ダイヂョブなんだろか...(^^;)ハハハ。

20フィルムシートに挿入

乾燥してから、6コマごとにハサミで裁断してフィルムシートに挿入します。

【初現像の仕上がり具合は?】

そんなこんなで、恐る恐る待ち続けたところ、仕上がり具合はこんな感じでございました!
ちなみに、Nikon ES-2でデジタルデュープしたRAWファイルをLightroom ClassicプラグインNegative Lab Pro』を使ってネガポジ変換してます。

Leica Ⅲf+Leitz Summicron 50mm f2 0 1st+KODAK 400TX南池袋三丁目威光稲荷堂

フィルム面が全体的に黒っぽかったんで、現像失敗か露出オーバーだったかな?と心配してたんですが、なんとか撮れて現像も出来てるっぽい...(^^;)ハハハ。

Leica Ⅲf+Leitz Summicron 50mm f2 0 1st+KODAK 400TX南池袋三丁目威光稲荷堂の猫 白三毛

日中帯だったんで、早朝は閉まっているお社の猫さんをメインに(笑)
気温・湿度ともにかなり上がってたので木陰でダレております。

Leica Ⅲf+Leitz Summicron 50mm f2 0 1st+KODAK 400TX南池袋三丁目威光稲荷堂の猫 白三毛

お社の動かない狐と戯れる白三毛さん(笑)

Leica Ⅲf+Leitz Summicron 50mm f2 0 1st+KODAK 400TX雑司ヶ谷三丁目みみずく公園の猫 茶ブチ

公園の猫さんも木陰の涼しそうな地面の上で涼んでおります。

とりあえずみられなくはないかなとは思うモノの粒子感が粗めなんで、これはやっぱりMONO BATH混合液の温度が高めだったから増感っぽく仕上がっちゃったんだろか?
まだまだ自家現像ひよっこなんで精進しましょっ!!