SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

駅そばといえば富士そば!のそばの謎??

駅そばというものにはとてもノスタルジーに浸らせるものがある。
ボクの駅そばの想い出は小学3、4年生の頃まで遡る。
この世に生を受けてから3歳を迎える頃まで、同い年の従兄弟と暮らしていた。
4月生まれの従兄弟に対してボクは2月生まれ。
ある意味10ヶ月間は従兄弟が我が家の長男として存在していたのだ。
ボクは戸籍上は長男にもかかわらず、上に従兄弟がいたため素直に次男のような性格を形成する。三つ子の魂百までとは昔の人は良いことをいったモノである。
そんな従兄弟も幼稚園年少組に入園するにあたり我が家と別れ、以来別々に暮らすわけだが、モノ心付くまで一緒に暮らしていた絆はそうそう簡単には切れるものでは無く、離れてからも夏休みや冬休みの期間はお互いの家を交互に泊まりに行くという習慣が続いていた。
我が家は群馬県太田市、従兄弟のうちは埼玉県浦和市(当時)。小学校低学年の頃はさすがに両親に連れられて行き来をしていたが、小学3、4年の頃ともなると独りで従兄弟の家まで電車を乗り継いで遊びに行くようになっていた。
太田から浦和までは東武伊勢崎線で新越谷まで、新越谷からはJR武蔵野線南越谷に乗り換えて南浦和まで。南浦和からは国際興業バスで最寄りのバス停という行程になる。
この新越谷駅から南越谷駅に乗り換える間の通路に駅そばがあったのである。
ちょっと小腹が空いた小僧のボクは興味本位で天玉そばをいただくことにした。
その時のかき揚げのサクサク感と玉子と醤油のスープの合わさった旨味に感動したのだ。
家では天ぷらもそばも食べていはいたが、今ほど天ぷらのサクサク感を家庭で出せるほどの情報も無かったので、なんてサクサクしているのだろうか!と。
以来、小僧ながら駅そばの天玉そばに魅了されるようになる。
今考えると、小学3、4年生が独りで駅構内の駅そばで天玉そばを注文する姿は端から見ると奇妙な姿に思えるが、思い立ったら止まらないのが今にも続く性癖なのである...(^^;)ハハハ。

西池袋一丁目富士そば外観

そんな長い回顧録で始まった今回のエントリーですが、なんでこんなことを思ったかというと、11月に入ってうちの小春さんの腰の調子が悪いというコトでお独り様でお写ン歩に出かけるようになり、そんな時には朝飯に立ち食い蕎麦をササッといただく機会が多くなったのでございます。
駅そばというと『名代富士そば』が有名ですが、ここ池袋では西口店と明治通り沿いの池袋店をよく使います。

最初のウチは西口店だけだったんですが、池袋店でいただいたときにえ゛っ!?というコトに気付いたのですってっ!?

西池袋一丁目富士そばサンプル

富士そばのそばには二種類ある!! ってご存じでしょうか?
そもそも富士そば自身も運営会社が7社もあるらしく、別々の運営会社が同じ『名代富士そば』の看板を掲げてブランドイメージを保っているようなのです。
ちなみに西口店の運営会社はダイタンイート株式会社、池袋店はダイタン企画株式会社とのことです。
そばに関してはたしかに2種類を店舗によってどちらかを採用しているとのことで、これは安定供給を意識したリスクヘッジのようで、でもそばの配合はどちらも同じということなんですが、製麺の状態によって変わってくるんですかね、あきらかに違うそばに思えるんですけど......。

西池袋一丁目富士そば天玉そば

そんなこんなで、視覚からだけでは伝わりづらいと思いますが...(^^;)ハハハ。
こちらは池袋西口店の天玉そば。
ちょっとしたことですが、ワカメとか入ってるのってヘルシー感が罪悪感を薄めてくれて良いですよね(笑)

西池袋一丁目富士そば天玉そばのそば

そしてそばがこんな感じ。
見た目から伝わりづらいかも知れませんが、いわゆる駅そばのそばの印象が強い、若干もそっとした喉越しの麵です。

東池袋一丁目富士そば天玉そば

こちらは池袋店のしょうが天玉そば。
天ぷらもどちらかというと池袋店の方がサクサク感が高めな気がします。

東池袋一丁目富士そば天玉そばの東口店のそば

そしてそんな池袋店のそばがこちら!
見た目からして違いますよね?こちらのお店は『乱切り』を謳っているのですが、池袋西口店のそばと比べて平打ちで、喉越しもツルッと入っていく感じで、そばとしてはこちらの方が満足感高く感じます。

西池袋一丁目富士そば看板

そんなこんなな奥深い富士そばさん。
ササッといただけるジャパニーズファストフードとしては、駅そばのそばはオジサンには最強なのではないでしょうか(笑)



関連ランキング:そば(蕎麦) | 池袋駅東池袋駅



関連ランキング:そば(蕎麦) | 池袋駅東池袋駅東池袋四丁目駅