SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

インド、ネパール、タイ、ベトナムなんでもござれなアジアンキッチンのOCEAN DINING

池袋西口のチャイナタウン化が甚だしいというニュースは、季節の風物詩的にネットも含めて話題に上がるが、実は中国系だけではないということはご存じだろうか? 北口の一角がチャイナ化したことで、中国系ばかり話題に上るが、この10数年池袋を見てきただけでも、流行廃りがあるのである。 うちの相方さんと出会い、池袋文化圏を生活圏とするようになった十数年前は、一番幅を効かせていたのは韓国系だった。池袋西口を歩けば、日本語以上にデカい声でしゃべ散らかすハングル語がそこかしこから聞こえてきたモノである。 その後、いつの間にかハングルから中国語が逆転し、あのチャイナタウン化騒動とともに、いつのまにか池袋北口・西口は生活を営む中国人と観光客の中国人で溢れかえることになる。 2年前に2年ぶりに金沢から池袋に戻っていてビックリしたのは、我が家の前のビルが一棟丸ごと中国人御用達の日本語学校になっていたことである。

そんな中華ネットワークも駆使した中国な方々の浸透の影で、話題にも上がらないが実は確実に増えているのがインド・ネパール系の方々。 怪しい商売にはすぐに飛びつく池袋西口界隈。外国人向けのケータイショップも当初は中国人が多かったのが、いつのまにかより色濃く、彫りの深い人々が集うようになっており、最近また民族移動が起こりつつあるのか、インド・ネパール系の割合が減り、代わりに増えだしたのが、タイやベトナムといった東南アジア系の方々。

斯様に池袋西口・北口界隈はいつの間にかチャイナタウンどころかアジアの坩堝と化しているのである。

池袋西口OCEAN DINING看板

そんなアジアの坩堝に相応しいともいうべきお店を先日ディープ池袋エリアで発見したのであるっ! まずこの看板の一番左の『酉屋』という文字が読めない。一文字の漢字なのか?酉と屋なのか?だとしたら酉屋(とりや)ということなんだろうけど、文字のバランス的に一文字のようにも思える。 このOCEAN DINING、アジアの懐の深さを体現した大変なお店なのである。 よく、ヨーロッパというエリアに合わせてアジアと一括りにするが、ヨーロッパ以上にアジアは東、東南、南アジアそれぞれ違う多様性を持ち合わせている。東、東南、南の中でもそれぞれ多様性に富んでいるこのエリアを一言で『アジア』と纏めてしまうのは歴史的にも、政治的にも、人種的にも不可能なのである。 しかしこのお店には全てがあるのであるっ!

池袋西口OCEAN DINING入口

解り辛いですが、入口は1Fの焼きとん屋さんの脇にある階段で2階へ。

池袋西口OCEAN DINING店内

お店に入ってビックリしたのは思った以上に広いということ。

池袋西口OCEAN DINING店内

奥の通り側のテーブル席はこんな感じ。 どう見ても和食な定食屋さんのレイアウトなのです。 おそらく前のお店が日本食のお店だったんでしょうね?それを居抜きで使っている感じ。

池袋西口OCEAN DININGサラダメニュー セットメニュー

メニューはまずサラダメニューにセットメニュー。

池袋西口OCEAN DINING一品メニュー タンドーリメニュー

一品料理に、なぜかタンドーリものだけスペシャルページに。 でも、このタンドーリに火を入れるのが遅かったらしく、タンドーリメニューはまだできないと...(^^;)ハハハ。 この手の緩い感じ、アジアンです(笑)

池袋西口OCEAN DINING一品メニュー

さらに一品料理の数々。

池袋西口OCEAN DININGランチメニュー

こちらはランチメニューになんかお国料理のメニュー。

池袋西口OCEAN DINING現地メニューのセット

なんかこの何が何だか解らないお国料理に非常に惹かれたモノの、冷静さを取り戻しまずはお初なんで味のわかりやすいモノを注文することに。 でも、次回はこの中からどれか選んで食してみたいとの思いを強くするのです!!

池袋西口OCEAN DININGアジアンセットのラッシー サラダ

まずはランチのラッシーとサラダ。この辺、インド・ネパールの風を感じます(笑)

池袋西口OCEAN DININGトムヤムフォー

うちの相方さんはトムヤムフォー。 見た目ほど辛くなく、エビの出汁が効いております。 これはタイとベトナムのコラボレーション。東南アジアの風を感じざるを得ません。

池袋西口OCEAN DININGアジアンセットのフォーガ チキンカレー ライス

ボクはというと、なんか全部入りのアジアンセット! フォーではなくフォーガとチキンカレー。 インド・ネパールにベトナムと南アジア、東南アジアのコラボレーションでございます。

池袋西口OCEAN DININGアジアンセットのチキンカレー

このチキンカレー、インドカレー専門店にも負けず劣らずの逸品! 適度にピリリと辛いルーが食欲をそそります。 なぜねぎか?は定かではございません......。

池袋西口OCEAN DININGアジアンセットのフォーガ

問題なのはこのフォーガ。 なんでフォーなのにこんなにオレンジ色なんだろう?と。 それは鶏チャーシューのつもりで食べたこのオレンジ色の縁をした物体を口にしてわかりました。 この物体、実はタンドリーチキンなのですっ!? えっ!?フォーにタンドリーチキンて入ったりするの?と。 しかも、タンドーリは火を入れ忘れたんで調理できないっていってませんでしたっけ? ということはこのタンドリーチキンは昨日の残り?それをフォーに入れちゃった??と様々な???が頭に浮かびっぱなしで消えることが無かったンですが、このタンドリーチキンフォーなるフォーガの味がたまらないほど旨いのです! 旨さの前では多少の???など味のわからないスパイス程度のモノでしかないのです(笑)

池袋西口OCEAN DININGアジアンセットのフォーガの麵

麵は紛う事なきフォー。トゥルトゥルの麵がたまりません。 これ唯一無二の味になるのかな? 今度来たときには絶対これでは無いフォーガが出てきそうな気がするんだけど...(^^;)ハハハ。

池袋西口OCEAN DINING生春巻き

そしてセットには当然のことながら生春巻きも付いてきます。 スイートチリソースの味がよいですなぁ〜。

と、そんなこんななOCEAN DININGさん。 インド、ネパール、タイ、ベトナムと色んなアジアがごった煮なお店ですが、他のアジアン料理なお店ではけして出さないお国料理があるということは、はなからお国の方々相手を想定しているということ。

こういうお店がコミュニティーを発展させていって、ますます池袋西口は多国籍化が進むんだろうなぁ〜。



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