SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

夏バテ、食欲不振の時は是非冷や汁で!

これは一月ほど前のお話。

真夏の暑い日々、天から降り注ぐ直射日光に加え、都会ではアスファルトからの照り返しと上下両面から灼熱地獄に見舞われるのですね......。 金沢の夏も天からの直射日光は強烈でしたが、照り返しという面では都内ほどでもなく、この上下から来る暑さを金沢での2年の間にすっかり忘れておりました。

そんな今年の真夏、すっかり夏バテ気味となり、食に目覚めて食べまくってきたボクの胃袋もすっかり食欲不振気味なのでございます...(^^;)ハハハ。

そんな時には、冷や汁! ボクは宮崎県人ではございませんが、こんな暑い日々が続く夏の時期には、冷や汁が恋しくてたまらなくなるのです。

冷や汁といえば、まずはやよい軒の夏メニューの定番、冷や汁ととり南蛮定食

やよい軒冷や汁ととり南蛮定食

このやよい軒の定食はとり南蛮も付いていることから、完璧な夏の定食!

やよい軒冷汁ご飯

ボクが冷や汁という食べ物を知ったのもやよい軒のこの定食のおかげでした。

単に冷やっと冷たい冷や汁がこの時期に気持ちが良いというだけではなく、冷や汁というモノには贖罪の意味合いがあり、それが余計に冷や汁への思いを強くさせているのではあるまいか?と最近よく思うのです。

というのも、洟垂れ小僧でケツの青いクソガキだった頃、ボクは味噌汁にごはんを入れてかっ喰らう、いわば猫まんまor犬飯の類が好物だったのである。 その度にご母堂様からは『また、そんな食べ方をしてっ!』と窘められていたのだ。 しかし、この冷や汁の喰い方はまさにその猫まんまor犬飯そのものなのである。 それが公式に飲食店のメニューとしてあからさまに奨励されているのだ。 まさに、猫まんまor犬飯の業を冷や汁様が人類に変わって贖罪していただいた有り難き食べ物なのである。 おかげで、大手を振っていまや猫まんまor犬飯をかっ喰らうことが出来るのである(笑)

いろは玄米魚定食カレイの西京焼

やよい軒ですっかり味をしめた冷や汁定食だが、先日は寝かし玄米のお店『いろは』でも、いただいた。

いろは冷や汁玄米

やよい軒のように鰺の開きは付いていないが、それでも冷や汁冷や汁。みょうがの香りがたまらない。

そんな冷や汁を愛して止まないのであるっ!と常々うちの相方さんに申し上げていたら、なんとっ!? ついに我が家の夕餉に冷や汁様が登場したのである。

冷や汁定食

長崎出身で宮崎出身ではないうちの相方さんは、冷や汁は作ったことないらしいが、見よう見まねでテキトーに作ったらしい...(^^;)ハハハ。

冷や汁

しかし、奴にキュウリの輪切り、それにねぎ、大葉&みょうがにすりごまを味噌にテキトーに合わせて出来上がったその汁は、まさに冷や汁!!

鯵の開き

それに鰺の開きを加えれば、文句のいいようのない冷や汁定食なのである。

冷や汁ご飯

冷や汁にごはんをインッ!して鰺の開きを解したものをオンッ!! ずずっと吸うと、まさに冷や汁がもたらす夏バテからの解放、それはカタルシス!!!

やみつき納豆

おまけに、納豆にごま油を垂らして、やみつき納豆を食せば、やよい軒の定食以上の満足感なのでございます。

嗚呼、この夏の時期、週末の夜は土日ともこの冷や汁定食だとしても、ボクは文句の一つもいわずに喜んでいただくことでしょう。