SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

不思議なネーミングな喰いモン『炒め焼きそば』って正解なの?な一鳴さん。

先日ネットのどっかでこんな一文を目にした。

池袋東口のランドマークがサンシャインだとしたら、池袋西口のランドマークはロサ会館である。

この一文を書いた方のスタンスが解らないんで、これが自虐なのか嘲笑なのかギャグなのか、はたまた冷静に描写から来たモノなのかは解らないが、池袋西口住民であるボクからすると、まさに自虐的に仰るとぉ〜り!なのである。

まさに池袋東口池袋西口を訪れる人の街のイメージをこれほど体現化しているランドマークは他にない。 池袋西口の猥雑さ胡散臭さはまさに昭和の殿堂ロサ会館が示してくれている。 ましていまどき全館ピンク色を身に纏って誇らしげに建っているなど、普通の神経では考えられないが、ロサ会館及び池袋西口は普通の神経を持ち合わせていないので、繁華街のど真ん中にピンク色のビルが佇んでいようが違和感を感じさせないのである(笑)

しかし、そんな昭和の殿堂ロサ会館はただのジョークで済まされるようなアミューズメント施設ではないことも確かなのである。 その1階には一筋縄ではいかない実は美味しぃ〜飲食店がゴチャゴチャと軒を連ねているのだ。

炒め焼きそば一鳴外観

そんなお店の一つが、ロサ会館の中でも一番猥雑感溢れる一画のこちらのお店、『一鳴』さん。

炒め焼きそばメニュー

店名より何より、ちゃんと教育を施されてきた日本人であれば、一瞬目を疑わざるをえない、店名よりも大きな『炒め焼きそば』の文字。

カップ麵の焼きそばであればいざしれず、通常の『焼きそば』と言われる食べ物は、焼いて炒めるモノである。 それを日本という社会の中では『焼きそば』という一般名称で呼んでいるのだ。これは日本国内に居住する日本語を母国語とする住民であれば、だれ一人紛う事なき一般常識の類であろう。

しかし、『炒め焼きそば』なのである...(^^;)ハハハ。 これは、池袋西口であればこそ許される時空を歪曲したネーミングに他ならない。

炒め焼きそば一鳴メニュー

ちなみに、一鳴さんの店名の脇にこっそり「麵・創作・小皿料理」と書かれているとおり、この一鳴さんはけして焼きそばの屋台ではない(笑)

炒め焼きそば一鳴メニュー

町の中華屋さんとなんら変わりの無いメニューを誇る、そんな一鳴さんなのである。

炒め焼きそば一鳴店内

店内は屋台に毛が生えた......いやいやこじんまりとしたテーブル席が3つくらいで一杯一杯な機能的な店内!

炒め焼きそば一鳴厨房

厨房は道路沿い見面しており、どぉ〜見てもパッと見掘っ立て小屋の屋台......いやいや、アジアのマーケットにありそうなアジアンテイスト溢れる店構えなのでございます。

炒め焼きそば一鳴看板

しかし、店名よりも『炒め焼きそば』なのであるっ!!!

炒め焼きそば一鳴ソース焼きそば

店内で食すことも十分可能ですが、池袋歴長しといっても最近まで2年ほど池袋を離れていたんで、まだどっぷりと浸かる勇気も無く、炒め焼きそばをお持ち帰りなのです...(^^;)ハハハ。

ちなみに今回はソース焼きそば。 ってか、ここの料理名には『炒め』は入って無いンかいっ!!と。 であれば、あの看板の『炒め』への拘りはいったいなんなのであろうかと?

まず、見た目は祭りの屋台でお持ち帰りする焼きそばと変わりなく...。 具はキャベツににんじん、もやしに玉ねぎと豚バラ。ドノーマルな具なのです。 麵は中太麵。 一口口にすると見た目の普通さとは異なる味わいを経験することになります。 ソースはオタフクソースっぽい甘めなソースが偏り無く全面に行き渡っており、そのソースの味の前にフワッと炭火で炙られたかのような香ばしさが漂ってくるのです。

このフワッと漂う香ばしさがたまらない逸品! しかし、注文してからずっと厨房で焼きそば作ってるところ見てましたが、特にここならではな調理手順は全然感じなかったんだけどなぁ〜。

これも昭和の殿堂ロサ会館のなせるワザなんでしょうか???

炒め焼きそば一鳴提灯

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