SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

フィルムならではの仕上がりが楽しいモノの、フィルムカメラもなかなか難しいのです。

趣味という世界には生半可な心がけでは踏み込んではいけない世界がある。 『写真』『カメラ』といった世界もその世界の一つであったと、最近ハマってから気がついたボクなのです...(^ ^;)ハハハ。

よく聞く、レンズ沼にはほどほど用心していたのですが、フト気づくとフィルムカメラ沼、銀鉛沼が待ち構えておりました...(TT)涙。

FUJIFILM SUPERIA X-TRA400パッケージ外観

孤高のレンズを持つRICOH GR1を手にしてしまったボクは早速フィルムを入手して街撮りを開始なのです!

FUJIFILM SUPERIA X-TRA400フィルム外観

最初に選んだフィルムはFUJIFILMのSUPERIA X-TRA400。正直、カメラのフィルムなど買うのは四半世紀以上ぶりなんで、どのフィルムがいいのか全くわからなくなっております...(^^;)ハハハ。 とりあえず、この辺がいいんだろうなぁ~という勘所だけで購入(笑)

FUJIFILM SUPERIA X-TRA400うちの小春さん。

まず最初は試し撮りといえば、我が家のフォトジェニック、うちの小春さん(笑) なんかリビングをうろついている時の一枚です。 フラッシュ無で、そのまま撮影の一枚は、なんか黄色味が強いですねぇ。 電灯はLEDだから暖色が増すわけではないと思うんですが......。

FUJIFILM SUPERIA X-TRA400池袋南口通路

続いては池袋南口から池袋ホテルメトロポリタン方面に抜けるトンネル通路。 こちらもフラッシュ無でパシャリ。 パキパキな解像度は望めませんがフィルムっぽいイメージはつかめます。

FUJIFILM SUPERIA X-TRA400池袋西口ホテルメトロポリタン脇の街路樹

こちらはトンネルを抜けてホテルメトロポリタン脇の街路樹。 街路樹の陰が油絵のような濃淡を描いてます。思っていたよりもちゃんと写るのね? さすがはGR1

FUJIFILM SUPERIA X-TRA400池袋西口劇場通り

劇場通りの南の果てから北側を撮った一枚。 逆光なワケではなかった気がするんですが、空が白く潰れてます。 この間の写ルンですの時と同じような感じ。

FUJIFILM SUPERIA X-TRA400池袋西口公園脇の街路樹

こちらはチェキでも撮った、よく撮り分けている西口公園に続く街路樹。 これくらい写るといいですねぇ~。デジカメだともっとパッキパキに写るんだろうけど、パキパキとした部分と油絵っぽい色の乗りもあってフィルムカメラいいかも!と思ってしまいます(笑)

FUJIFILM SUPERIA X-TRA400池袋西口公園IKEBUKURO JAZZ FESTIVALポスター

この日は池袋の春のお祭り、IKEBUKURO JAZZ FESTIVALが開催されていたんで、今年のポスターです。 平面を撮ってもこんな撮れ具合。 デジカメとは違うパキモサ感を感じます。

FUJIFILM NATURA1600パッケージ外観

しかし難しいのは、デジカメと違ってその場で確認できないこと。 なので、とりあえず何枚か撮ってみて現像&プリントしてから吟味すると、24敗撮ってもろくにちゃんと撮れたのがないんすよね...(^^;)ハハハ。 でも、めげずにフィルムの相性を探っていくしかないのです。

次に試したのが、生産中止になってしまうかもっ!?とネットで目にしたんで、無くなる前に買っておこうと購入した、FUJIFILMNATURA1600

FUJIFILM NATURA1600フィルム

このフィルムはそもそもはFUJIFILMNATURA CLASSICAでノンフラッシュ撮影用に開発された高感度フィルムとのこと。 なんで、GR1では最適化されるわけではないのかな?と試しに撮ってみました。

FUJIFILM NATURA1600→ISO400撮影池袋西口うちの小春さん。ベッドにお座りな犬。

まずは、我が家のフォトジェニック、うちの小春さんで試し撮り(笑) やっぱりうちの室内で撮ると黄色味がかりますねぇ。うちの電灯の色合いなんだろか? それと、高感度フィルムだからか室内照明だけでもなんか白飛びしてる感じがします。

FUJIFILM NATURA1600→ISO400撮影池袋ルミネ口エスカレーター

高感度だったら、夜の照明をあてに撮っておこうと、池袋ルミネ口のエスカレーターから天井の照明を狙います。 目で見ても明かり的に問題の無いところなんで、写真上も全く問題ない感じ。 も少し暗いところにすればよかった...(^^;)ハハハ。

FUJIFILM NATURA1600→ISO400撮影南池袋ジュンク堂ビルに写るビル。

日中、池袋ジュンク堂のビルに映るビルを狙いました。 デジカメとは違う滑っとした色ののりがオモロイですね。 でも、空が白い...(TT)涙。

FUJIFILM NATURA1600→ISO400撮影銀座Dior

こちらは銀座のDiorの入口。 やはり白飛び気味かな。なんかこのISO1600はボクの普段使いには向いてない気がしてきました...(^^;)ハハハ。

FUJIFILM NATURA1600→ISO400撮影銀座Luis Vuittonショーウィンドウ

こちらはLuis Vuittonのショーウィンドウ。今、Luis Vuittonは画家がモチーフの商品を展開してるみたいですね。

FUJIFILM NATURA1600→ISO400撮影豊洲センタービル&TAビル

こちらは側御本尊様が鎮座ましまして在らせられるツインビル。駅から地上に出てたまたま見上げたら、お互いのビルが反射して、真ん中に三つ目のビルのように見えたんで撮ってみました。

FUJIFILM NATURA1600→ISO400撮影池袋西口一鳴提灯

もっと暗いところということで、昭和な雰囲気漂う池袋飲み屋の提灯の明かりで一枚。 これくらいのところで写真撮るならこのNATURA1600が生きてくると思います。

FUJIFILM NATURA1600→ISO400撮影池袋西口焼鳥屋の焼鳥

ついでにお持ち帰りようの焼鳥のお皿を外からパシャリ。

FUJIFILM NATURA1600→ISO400撮影池袋西口東京芸術劇場

さすが、高感度フィルムだなぁ~と思った一枚がこちら。 これ、目視だと陽も沈んで暗くなりかけている頃合なんですよ。でも街頭の明かり程度でここまで写ります。 東京芸術劇場のあたりなんかまだ昼間のように写ってますけど(笑)

FUJIFILM NATURA1600→ISO400撮影池袋北口ラブホテル街のガネーシャ

うちの小春さんを連れて散歩していたら、北口のホテル街にガネーシャがいたんで記念に一枚(笑)フィルムでのGRレンズならガネーシャの皺までちゃんと写ります。

FUJIFILM NATURA1600→ISO400撮影池袋大橋の南京錠

池袋大橋で動いている山手線を撮ってみようと、愛の南京錠越しに山手線を撮ってみましたが、高感度ゆえにシャッタースピードが速かったらしく、山手線もブレずに撮れちゃいました。 こういう使い方もあるのね。

lomography COLOR NEGATIVE400パッケージ

FUJIFILMの使い勝手はなんとなくわかってきたところで、毛色の違うlomography COLOR NEGATIVE400を次のフィルムに選んでみました。

lomography COLOR NEGATIVE400フィルム

あのLOMOのフィルムなんで、色合いが独特なんだろうなぁ~と。

lomography COLOR NEGATIVE400ルノアールのアイス珈琲

そんなLOMOらしい色が出てたのは、結果的にフィルム入れて目の前にあるアイスコーヒーを撮ったこの一枚だけ。 これはなんかフィルターかけたかのような色合いになってますが、これ以外は意外とまともな発色なのです。

lomography COLOR NEGATIVE400池袋西口公園の噴水

こちらは陽が傾きかけたころに撮った池袋西口公園の噴水。そんな変な色は出ていません。

lomography COLOR NEGATIVE400池袋西口公園のガーゴイル

こちらの池袋西口公園ガーゴイル達は目視ではけっこう暗く、黒く見えてたんですが、これも意外に実体がわかる程度に描写されてます。 このフィルム安いし、ここまで撮れるならいぃ~ンぢゃね?という感触。

lomography COLOR NEGATIVE400虎ノ門ビルから垣間見える空間

職場近くのビルで、直線なモノをパシャリ。 さすが孤高のレンズGR1。コンパクトカメラでここまで撮れれば十分ですなぁ~。 キリッと感とヌメッと感が同居している仕上がりがかなり好みになってきました。

lomography COLOR NEGATIVE400銀座中央通りの花壇

こちらは銀座中央通りの花壇をノーファインダーで。 ちゃんと写せばよかったのか、赤が潰れてしまってます...(^^;)ハハハ。

lomography COLOR NEGATIVE400東池袋サンシャイン通り

いろんな色があるから撮っておくかと、池袋サンシャイン通り。 こちらは空の色もちゃんと青く写ってます。

lomography COLOR NEGATIVE400銀座中央通りショーウィンドウ

ガラス越しのショーウィンドウも問題なく。ガラス面も奥のディスプレイもしっかり写ってくれてます。

lomography COLOR NEGATIVE400池袋西口ルミネ

池袋ルミネのガラス面に映りこむルミネ自身のビル(笑) ガラスに映る『LUMINE』の文字もしっかりと拾ってくれてます。

lomography COLOR NEGATIVE400東池袋サンシャイン大通りの街路樹

劇場通りの街路樹を下からあえて太陽に向かって。 ハレーション起こすことも、ゴースト散らばることも無く、ちゃんと写りました。 ホント、コンパクトカメラでここまで写るなら十分なのです。 むしろGR1メインでも良いかも。腕が上がれば...(^^;)ハハハ。

lomography BLACK&WHITE LADY GRAY 35mm film 400パッケージ

最後はモノクロフィルムに挑戦です。 生まれてこの方、モノクロフィルムなんぞ扱ったこと無かったんですが、そもそもカラーフィルムとモノクロフィルムでは現像する場所が違うということを知りました。

lomography BLACK&WHITE LADY GRAY 35mm film 400フィルム

カラーフィルムだと、ビックカメラの店内現像だったら1.5時間ほどなのに、モノクロは専用の現像屋さんにお願いするということで。 さらにモノクロの場合プリント代がカラーよりも高くなるとか、モノクロ写真はカラー写真よりも贅沢な趣味になってしまったんですなぁ~...(遠い目)。

ということで、モノクロもカラーで気をよくしたlomography BLACK&WHITE LADY GRAY 35mm FILM400で。

プリントはやめて、現像&CD-ROMにしてなんやかやと一週間後にようやく中身拝見なのです(笑)

lomography BLACK&WHITE LADY GRAY 35mm film 400 GR1v池袋ホルモン提灯

まずは池袋西口ロサ会館の隣の路地にあるホルモン屋さんの提灯。 けっこうコントラスト強め? 黒がヌメェ〜っと塗られた感じ。

lomography BLACK&WHITE LADY GRAY 35mm film 400 GR1v虎ノ門交差点の虎

こちらは白昼の虎ノ門の虎さん。陰影がちゃんと出てます。これはGR1vの解像度の高さがなせるワザでしょうか。

lomography BLACK&WHITE LADY GRAY 35mm film 400 GR1v池袋西口劇場通り

池袋劇場通りの西日を逆光で。 星形に広がる陽の光(笑)

lomography BLACK&WHITE LADY GRAY 35mm film 400 GR1v池袋西口の煙草屋

うちの小春さんを連れてのカメラ散歩中に昭和な煙草屋さんがあったんでパシャリ。 もうちょっと露出アンダーにすればよかった...(^^;)ハハハ。

lomography BLACK&WHITE LADY GRAY 35mm film 400 GR1v池袋マルイSamantha Thavasaのディスプレイ

池袋マルイのSamantha Thavasaのディスプレイ。 硝子越しでもこれくらいは写ります。

lomography BLACK&WHITE LADY GRAY 35mm film 400 GR1v池袋西口LOS CABOSのネオン

黄の表面とネオンの明かりがどんな感じに写るのか試し撮りしてみた一枚。 木のゴツゴツした感じもしっかり撮れてます。

lomography BLACK&WHITE LADY GRAY 35mm film 400 GR1v池袋東口明治通りの犬の像

こちらもうちの小春さんとのカメラ散歩中に出会った犬の置物。 真っ黒なお犬様でしたが、これもも少しアンダーめで撮りたかったですな。 もう少し、光と露出の加減を勉強せねば。

lomography BLACK&WHITE LADY GRAY 35mm film 400 GR1vうちの小春さん。池袋駅前公園の犬。

池袋駅前公園の犬(笑) 小春さんのフワフワアンダーコートの毛並みもけっこうちゃんと写してくれます。

lomography BLACK&WHITE LADY GRAY 35mm film 400 GR1v 池袋本町マンション前の街路樹

カメラ散歩途中のマンション脇の街路樹。 木漏れ日を逆光で撮ったつもりでしたが、潰れずに撮れてる...(^^;)ハハハ。

lomography BLACK&WHITE LADY GRAY 35mm film 400 GR1v池袋本町の恐竜

こちらはシャッターの上に恐竜がっ!?と思わずパシャリ(笑)

Pancro400パッケージ外観

モノクロフィルムを撮り比べてみようかとポチってみたのが、BERGGERのPancro400。

Pancro400フィルム

ビックカメラには置いてないんで、Amazonさんでポチりです。

BERGGER Pancro 400 GR1vうちの小春さん。見上げる犬。

BERGGER Pancro 400 GR1vうちの小春さん。ベッドの上で寛ぐ犬。

いつもの如く、我家のフォトジェニック、うちの小春さんで初撮り試し撮りです(笑) なんか、LOMOGRAPHYのモノクロフィルムと全然違う仕上がりですなぁ〜。 かなりソフトな仕上がりです。

BERGGER Pancro 400 GR1v池袋西口一鳴の提灯

提灯シリーズはロサ会館の焼そば屋、一鳴さんの提灯。 なんだろ?これ??露出補正ダイヤル設定間違いしてたか??

BERGGER Pancro 400 GR1v池袋劇場通り

劇場通りもこんな按配。なんか白い...(^^;)ハハハ。

BERGGER Pancro 400 GR1v池袋路地の大八車

珍しく、というかこんなん何十年ぶりだろ??とみかけた大八車を思わずパシャリ。 ちゃんと写ってはいるんですが、これはやはりPancro400の味が行なのかなぁ〜。

BERGGER Pancro 400 GR1v 新橋BETTY BOOP DINER看板

こちらは西新橋のBETTY BOOP DINERの看板。 なんかこのフィルムは新聞の写真のような色味な気がしてきました。

BERGGER Pancro 400 GR1v 東大構内を歩く三名様

最近なにかと伺う機会が多い東大の構内。三名様(笑) なんかモヤがかかっているかのような仕上がりです。

BERGGER Pancro 400 GR1v東大構内

東大構内の校舎の幾何学的な写りを。 堅いモノを撮っても、ソフトな感じに見えてきます。

BERGGER Pancro 400 GR1v池袋西口コインロッカー通路

池袋西口のコインロッカーの通路。 解像感はあるんだけど、色味がなんか独特です。

BERGGER Pancro 400 GR1v銀座中央通り

夜はどうか?と銀座中央通りの夜の光景です。 やはり暗いところがちゃんと黒くならないと締まりがないですなぁ〜。

BERGGER Pancro 400 GR1v銀座中央通りCHANELビルの壁面ディスプレイ

こちらはCHANELの壁面ディスプレイ。 黒は黒でビシッと締めたいです...(TT)涙。

BERGGER Pancro 400 GR1v銀座壁写真

いろいろフィルムを試してみてなんとなくわかったのがGR1の場合、ISO400のフィルムであればボクの場合は十分。ISO1600とかの高感度フィルムはよほどの特殊な要件がない限りいらないかなと。 また、モノクロの世界もフィルムによって随分と仕上がりが違ってくるのね。 それと、やはりフィルムカメラはいろいろとお金がかかるのです...(^^;)ハハハ。 なので、フィルム代とかもできるだけ節約しながらまわしていかないといけませんなぁ~。