SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

神田経由でMONO GRAPHYで開催中の写真展『ROUTE66 NEW MEXICO/TEXAS』を堪能です!

YouTubeでチャンネル登録している上田家でフォトグラファーの上田さんがROUTE66の旅の動画を7月上旬くらいからアップし始めたんで、今年もそろそろ小伝馬町MONO GRAPHYで写真展が開催されるかなぁ〜と期待しながら、次々にアップされていく動画を楽しみに拝見していたら...
なんと8月10日からもう展示が始まってるじゃないですかっ!?

01Leica M9 P+Leitz Summaron 35mm f3

ということで、ちょうど世間ではお盆も明けたし、ボク的にはお盆明けから夏休みに入ったんで今なら平日だし空いてるかも! ととりあえず神田に向かったのです。
というのも、小伝馬町行きのついでに神田駅前の昔ながらの細かい区割りの神田の町内を徘徊してみたいなと。
どこの街も行政の区割りの見直しで古い町名が失われ、統合されて○○一丁目とか■□二丁目とかなんの変哲もないものに変わってますが、ここお江戸八百八町の一角をなす神田はまだまだ辛うじて昔ながらの名前も残っているんですよね。
ってか、なんで残ってんだろ?しかも辻辻で囲まれた1区画くらいしかないのにそれで1町内として残ってんですよね...(^^;)ハハハ。
神田明神の氏子とかそのへんの関係でさすがの行政も統合まで手を入れられなかったんだろか?

などとどぉ〜でもいい推測をしながら歩いていると早速ナカタ文具店さんの建物の上の方が気になりました。
これ『PLATINUM』ですよね?
プラチナの万年筆を扱ってたんだろか?個人的にはプラチナのブルーブラックのボトルインクが好きです(笑)

ちなみにこの日のお供はいつものLeica M9-Pに久々にLeitz Summaron 35mm f3.5を引っ張り出してきてます。

02Leica M9 P+Leitz Summaron 35mm f3

この辺はまだ鍛冶町なんですが、なぜかこの辺りを徘徊するカップルさんを数組お見かけしました。
なんでこんなところを...(^^;)ハハハ。
辻の角の看板建築もいぃ〜味わいです。1F入口のドアの木目が新しいので、まだまだ現役のお店なんですかね。

03Leica M9 P+Leitz Summaron 35mm f3

こういう住所表示を探して歩いて見てたんですが、なかなかちゃんとしたのが見当たらないんですよね...(^^;)ハハハ。

04Leica M9 P+Leitz Summaron 35mm f3

こういう路地裏にヒョンと残っていたり(笑)

05Leica M9 P+Leitz Summaron 35mm f3

数十m先は神田駅なのに、こんなところに八百屋さんがやってきておりました。
ってか、この辺で暮らすのはなかなか大変ですよね?スーパーとかどこまで買い出しに出かけてるんだろか?

06Leica M9 P+Leitz Summaron 35mm f3

紺屋町町会の法被と御輿を展示しているビルがありました。
神田の御神輿ってこんな感じで保存してるんですかね...(^^;)ハハハ。
なかなかあっさりしてるというか、町内御輿って神社の境内の蔵とかで保管するのかと思ってました。

07Leica M9 P+Leitz Summaron 35mm f3

残念ながら店名は読み取れませんが、こんなに堂々と住所を謳っているお店が(笑)
2Fの雨戸を収納する部分とかなんか重厚そうな作りです。

08Leica M9 P+Leitz Summaron 35mm f3

そのお店の脇路地というか、生活動線が気になったんですが、さすがにここは不法侵入になっちゃうかな?と諦めました(笑)

09Leica M9 P+Leitz Summaron 35mm f3

こちらも先ほどと同じく北乗物町ですが、キリスト看板と妙な並びというか、お互い気にしつつ微妙な距離感で成立させているというか...(^^;)ハハハ。

10Leica M9 P+Leitz Summaron 35mm f3

こういう昭和遺産な建物がまだ町内に一つ二つくらいは残ってるんですね。
ほとんどはビルに建て替えられてしまって、町としての特色はほぼ壊滅してますが...(TT)涙。

11Leica M9 P+Leitz Summaron 35mm f3

そろそろ小伝馬町に向かって歩き始めると、なにゆえ『明治大学商学部×神奈川県三浦市』?
商学部ではなかったですが明治大学は我が母校でして(笑)
明治って神田と言うよりも神保町の方だし、ここから遠いし、明大と三浦市の関係性を何故岩本町界隈で知らしめているのか? いろいろと情報が錯綜して処理しきれません...(^^;)ハハハ。

12Leica M9 P+Leitz Summaron 35mm f3

ちょっと脇路地に入ったところに存在するこちらの『田中商店』さんも渋かったですねぇ。
なんのお店かよくわかりませんでしたが、おばちゃんが一人で作業をしていらっしゃいました。

13Leica M9 P+Leitz Summaron 35mm f3

そんなこんなしているうちに小伝馬町MONO GRAPHYさんに到着です!
というか、いつもまずは隣のこのモジャモジャなビルの方がき気なっちゃうんですよね...(^^;)ハハハ。

14Leica M9 P+Leitz Summaron 35mm f3 5日本橋小伝馬町MONO GRAPHY CAMERA ART入口

MONO GRAPHYさんが入居しているビルは先ほどのモジャビルの手前の方です(笑)

15Ricoh GRⅡ日本橋小伝馬町MONO GRAPHY CAMERA ARTビルフロア案内

こちらのビルの2Fですね。
この日、1Fのiia galleryでも鎌倉をテーマにした写真展を開催されてました。こちらの展示もよかったですねぇ。

16Ricoh GRⅡ日本橋小伝馬町MONO GRAPHY CAMERA ART入口

2Fに上がっていきます。

17Ricoh GRⅡ日本橋小伝馬町MONO GRAPHY CAMERA ART上田晃司写真展 ROUTE66 NEW MEXICO TEXAS ガイダンス

このROUTE66のパネルいぃ〜ですよねぇ〜〜。

18Ricoh GRⅡ日本橋小伝馬町MONO GRAPHY CAMERA ART上田晃司写真展 ROUTE66 NEW MEXICO TEXAS

この日は上田夫妻供に在廊されていて、上田氏は動画以上に細かく撮影時のエピソードをお話しされていらっしゃいました。
上田氏が『ROUTE66の光景をコダックで撮ることにロマンを感じるんですよねぇ。』みたいなことを仰ってましたが、やはりアメリカの空気にコダック、特にPORTRAのどことなく淡い発色ってベストな気がしました。
大地の砂色から薄い青に変わる地平線、そして上空になるにつれて色が濃くなっていくグラデーションがPORTRAに合うのかな?

19Leica M9 P+Leitz Summaron 35mm f3

一通り展示されたプリントを舐め回すように拝見させていただいて、馬喰横山に向かって歩き出しました。
こちらはMONO GRAPHY前の路地を先に進んだところに鎮座坐して在らせられました竹森神社
帰りは馬喰横山から都営新宿線で市ヶ谷、市ヶ谷から有楽町線で池袋へ帰宅でございます。

20Ricoh GRⅡ日本橋小伝馬町MONO GRAPHY CAMERA ART上田晃司写真展 ROUTE66 NEW MEXICO TEXAS 戦利品写真集 MONO GRAPHY Tシャツ×2

ということで今回の戦利品は『ROUTE66 NEW MEXICO/TEXAS』の写真集と、昨年サイズがなくて買えなかったMONO GRAPHY Tシャツを2枚!
一筆書きでLeica M型らしきカメラが書かれたモノと、MONO GRAPHYのロゴが入ったポケット付きTシャツにしました。
今回で半分位なんですかね?さっそくもう来年の春のチケットを予約したという上田さん(笑)
また一年楽しみにお待ち申し上げておりますm(._.)m

ちなみに今回の『ROUTE66 NEW MEXICO/TEXAS』ですが、小伝馬町MONO GRAPHYにて8/10から9/3まで開催中です!
ただ、木・金・土・日の午後しか営業していないので、そこだけ注意ですね!!

21Ricoh GRⅡ日本橋小伝馬町MONO GRAPHY CAMERA ART上田晃司写真展 ROUTE66 とSTEPHEN SHORE

上田さんのROUTE66シリーズに、ROUTE66を目指すキッカケになったSTEPHEN SHOREWINSLOW ARIZONA
ROUTE66ってやはり今でもロマンありますよね。
ボク自身は走ったことないんですけど、上田さんがアップしている動画を見ているとカリフォルニアの広い大地を思い出します。
ボクの祖母の妹が日系2世の伯父と結婚して戦後アナハイムで暮らすようになり、その後伯父伯母はロス近郊のノーウォーク、母の従兄弟はロス、もう一人の従姉妹はサンフランシスコとロスアンゼルスの間くらいのリドリーというというところで暮らしており。

ロス近郊で暮らす伯父伯母と母の従兄弟、リドリーで暮らす母の従姉妹に会いに学生の頃しばらく伯父の家にホームステイしておりまして。
その際に伯父が暮らすノーウォークから母の従姉妹が暮らすリドリーに向かう道が、まるで延々とこの一本道はどこにも着かずにただただ伸びていくだけなんじゃなかろうか?というくらいに広大で、まさにこのROUTE66の世界観に繋がるんですよね。

このノーウォークからリドリーまでの300km近いドライブの最中に、ロードムービーが好きだったボクは伯父にROUTE66のことを話してみたら、
『子供たちが車の免許を取れるようになるとボロボロの中古車を買ってやる。そのボロ車を自分たちで修理してROUTE66を旅して廻るのが、男のロマンなんだ。』
みたいなことを言ってたのを思い出しました。 ちなみに今からもう半世紀近く前の話になりますが、母の従兄弟はボロボロのムスタングを修理して、煙を吐きながら走るムスタングにヒヤヒヤしながらROUTE66を走破したそうです(笑)