渋谷駅周辺は一体いつになったら片付くの？というくらいもう何年も再開発絶賛実施中で、行く度にどこか変わって新鮮味というかすでに飽き飽きもしてきた感じなのですが、駅から離れたちょっと時代に取り残された空間に以前から足を踏み入れたかったのです。
それは駅前スクランブル交差点の左側、道玄坂を登ったところの脇路地。
いまでこそ駅周辺が再開発真っ最中ですが、そもそも人気の無い渋谷村開発の発端となったのはこの道玄坂の『百軒店』だったとのこと。
当時の繁華街であった浅草・上野の名店をこの地に誘致することで渋谷に繁華街を形成するのが目的だったとか。
その後紆余曲折を経て、ボクが上京した30数年前にはすでに現在とさほど変わらない風俗・ラブホ・エンタメホールがゴチャゴチャした土地になってましたが...(^^;)ハハハ。
そんなしぶや百軒店を久々に歩いてみましょうかと。
ちゃんと足を踏み入れるのなんてもう何十年ぶりだ？
そもそも渋谷で遊ばなくなってからはほぼ来てないんで、社会人以降は初かも？
早速目に止まった道頓堀劇場の看板が懐かしい(笑)
脇路地には80年代から有名な風俗店。
まだ営業してるんですね？入ったことないけど(笑)
ちょいと早朝の腹ごしらえをして、これはまた別のエントリーにて！
そのお店の前に早速気になる路地を発見しました。
足を踏み入れて歩を進めると、なんとっ！？
こんなところに民家がっ！？！？しかもまだお暮らしのようです。
毎夜毎夜酔っ払いの叫び声とか大変だろうなぁ〜。
こちらは蔦が絡まりまくり、さすがに住民はいらっしゃらないよう。
この建物を越えて反対側から写したかったんですが、想定外の被写体にハァ〜ハァ〜し過ぎて気がついてなかったんですが、この先には路上にヤンキー座りでしゃがんでいる元気そうなお兄ちゃんが数名おり...(^^;)ハハハ。
さすが渋谷、オールナイトあがりの若人はまだまだ元気でございます(笑)
余計なアクシデントは被らないようにシレッとその場を離れたのでございます。
この辺は迷路のような路地が縦横無尽に走っており、テキトーに歩いているとまた民家。
酔っ払いや元気な若人をガードしているのか、この辺りで暮らすのはなにかとご苦労があるようです...(^^;)ハハハ。
いかにも渋谷の裏側の通りに出くわしたり。
週末の円山町二丁目のLAWSON前はこの有様です...(; ;)ハラリ。 ライブハウスのO-WESTも入ってるんで余計に散らかってるんだろうけど、ちとこれはヒドすぎるな。
そんなこんなしているうちにしぶや百軒店の反対側に辿り着きました。
もはやどこからどこまでが百軒店なのか解らない中、テキトーに迷路のような路地を歩いていると『名曲喫茶ライオン』。
こちらはこの百軒店の歴史と供にあるようなお店ですね。
場所柄ホテルだらけのところに千代田稲荷神社...(-人-)合掌。
ホテル街をウロウロしていると『ホテル アラン・ド』。
ここも有名ですよね？有名というかそれこそ80年代くらいからずっとあるんだ？入ったことないですけど(笑)
学生時代に渋谷で遊んでいた頃にもお見かけした記憶がございます。
なかなかいぃ〜雰囲気な裏側。
表に回ると『ゴールデンボール』というお店のようで、シャッターも渋谷ストリートな感じを醸し出してございますね。
そろそろお腹いっぱい刺激を受けたんで、帰路をどうしようかととりあえず開けた方に足を向けていると円山町にモアイ像が屹立しておりました。
よくよく見ると♂と♀があるんですね！(笑)
なんか小綺麗でこれまでの猥雑と喧騒を一切感じない通りに出たと思ったら、ここは松濤文化村ストリートとのこと。
なるほど、松濤と名が付く以上は下品な庶民の匂いは寄せ付けないはずでございます。
そんな文化村ストリートからオルガン坂へ。
この東急ハンズの前の坂ってむかしからオルガン坂なんて名前付いてましたっけ？
ボクのこの辺の記憶というとハンズとその買物ついでによく立ち寄ったスパゲティ屋さんの『壁の穴』くらい...(遠い目)。
昔の記憶はそれくらいと書いておきながら早速ですが、そういえば仲屋むげん堂もありましたねぇ〜なんかスゲー懐かしい。
ってか、まだ元気に営業されてるんですねぇ。
とりあえず原宿の方に向かって、原宿駅から帰ろうとJRの高架の下を潜ると、場所柄かなかなかポップカルチャーなペイントが連なっておりました。
ただ明治通りを歩いていてもいつものようでオモシロくないんで、オモシロそうな脇路地を見かけたんで、路地に入り込んで原宿駅に向かいます。
思ってたほどオモシロくなかった路地を抜けると表参道の交差点にでてきました。
こんなところに階段路地？
と思って思わず表参道を駅に向かわずにこの階段を登って路地散歩。
後でGoogle先生に聞いたんですが、この路地は教会通りというそうですね。
そんな名前の路地にそぐわない昭和な木造アパートを発見っ！？
道玄坂界隈もポツンポツンとありましたが、渋谷原宿といった今のキラキラを発散しているような街にもこういう物件がまだ残っているということが素晴らしぅ〜ございます。
そんな昭和な木造アパートでハァ〜ハァ〜していたら、なんとほんと原宿駅前の裏路地にはかなり大規模な廃墟がっ！？
こういうのに思いがけず出会えるから裏路地散歩はやめられないんですよねぇ〜。
後でもう一度行こうと思ってもイケないのが残念ですが...(^^;)ハハハ。
いやいや、現在はGoogleマップという文明の利器がございますので、今回はしっかりとこのポイントを保存いたしました(笑)
結局まだ歩けるなと思い、原宿駅をスルー。
とりあえず次の代々木まで歩こうと、竹下通りを通り過ぎます。
するとお召し列車専用ホームが見えてきました。
ここは場所名としては原宿駅側部乗降場(宮廷ホーム)と名付けられているようですね。
ちなみにこの通りには『お召し列車通り』という名前があるようです。
なんだかんだと高校三年生の夏期講習以来の代々木に辿り着くとこんなモノがっ！？
なんか屋台村のような雰囲気？
なんかニューヨークの地下鉄のようなペイントが施されてますが......
中に入り込むと『ほぼ新宿のれん街』と命名された横丁的な雰囲気を醸し出す建物がズラリ。
なんか古民家再生とかの一貫なんだろか？
街並みとしてはオモシロいんで、夜に来るといぃ〜感じの写真が撮れるかも。
結局代々木駅もスルーして新宿まで歩き、新南口から埼京線で池袋に戻ったのでございます。
ちなみにこの日のお供は何ヶ月ぶり？何年ぶり？？なSony α7ⅡにLomo LC-A Minitar-1で。
最近あまり色味がはっきりしないニュートラルな感じが好みなので、α7Ⅱがいいかなと、それに猥雑な感じはLomo LC-A Minitar-1のテキトーな写りの方がダイレクトに写らなくていいかなと思いまして(笑)
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