SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

三玉目の中華レンズ『TTArtisan 23mm f1.4』をLeica CLに付けて上池袋の狭小地帯を徘徊です!

そんなこんなで先日のエントリーの通り我が家に生えてきた二玉目の中華レンズ『TTArtisan 23mm f1.4』。
開放f1.4の明るさを誇るにもかかわらず、APS-Cセンサー用のLマウントレンズということで他社のフルサイズセンサーのf1.4のレンズほど大口径にはならずに非常にコンパクト、かつ中華レンズならではの1万円台で手にできてしまうというコスパの高さ!?
画角は23mmですがAPS-Cセンサー用なので、フルサイズ換算だと35mmレンズ相当で扱えるという使いやすい画角の普段使いには持って来いのレンズなのです!

Leica CL+TTArtisan 23mm f1 4 Lマウント前面

かどうかは使ってみないことにはわからないということで、さっそくLeica CLに付けて試し撮りでございます!!

01Leica CL+TTArtisan 23mm f1

といっても、どっか撮影に出向いたわけではなく、いつもの近所の朝ン歩コースということで、池袋ネコ歩きminiの北ウィングコースを歩いていると、路地の住宅地のソメイヨシノが咲き始めておりました。
ちなみにこの日は3月第三週の週末です。
まずは開放f1.4で。
右から朝陽が差し込む状況ですが、朝陽が当たる桜の花が玉ボケのように写ってますね。

02Leica CL+TTArtisan 23mm f1

こちらはf8まで絞り込んでみた一枚。

03Leica CL+TTArtisan 23mm f1

そして北ウィングコースの猫だまりではキジ虎さんが二匹、朝飯待ちの状態でしょうか?
シャドー部分が結構潰れているように見えたんですが、これはLeicaセンサーの特徴かな。
ちょっとシャドー部分を持ち上げてますが、黒つぶれはしてませんでした。

04Leica CL+TTArtisan 23mm f1

堀ノ内橋から臨むスカイツリー
思い切り逆光の状況ですが、空の色以外はしっかり描写できているようです。

05Leica CL+TTArtisan 23mm f1

堀ノ内橋から先はいつもの北ウィングコースを逸れて上池袋一丁目の狭隘エリアへ。

06Leica CL+TTArtisan 23mm f1

この道の柵を越えた左側が今回撮ってみたかったポイントになります。
この道自体もちょっと不思議なんですけどね(笑)

07Leica CL+TTArtisan 23mm f1

柵を越えて左を向くとこのような光景が広がっています。
今どきかなりな狭隘エリアになっています。
所々日が差し込むところも無きにしも非ずですが、基本的には日中もジメジメした暗がりが伸びていきます。

08Leica CL+TTArtisan 23mm f1

まだ廃墟ではないアパートの脇には放置されっぱなしの椅子が崩壊していたり...(^^;)ハハハ。

09Leica CL+TTArtisan 23mm f1

昔は塞がれてはおらずにドブ川だったんですかね?
ジメジメした環境は苔生すには最適な環境です。
こちらは開放f1.4で撮ったモノ。

10Leica CL+TTArtisan 23mm f1

こちらは絞ってf8で撮ったモノになります。

11Leica CL+TTArtisan 23mm f1

以前もご紹介したことがあるとても人が住んでいるとは思えない佇まいの木造二階建て家屋。

12Leica CL+TTArtisan 23mm f1

この風情でもお婆さんが顔出してくるときがあるンで中はなんとか暮らせるモノなんですね...(^^;)ハハハ。

13Leica CL+TTArtisan 23mm f1

先ほどの狭隘路地を抜けるとここだけアメリカンな雰囲気が広がります。

14Leica CL+TTArtisan 23mm f1

住居はアメリカンハウス感は全くないんですけどね。

15Leica CL+TTArtisan 23mm f1

上池袋の路地では満開の、これは桜なんだろか?色的には梅桃のような色合いなんだけど。

16Leica CL+TTArtisan 23mm f1

グルリと廻って本エントリー6枚目の写真のところの表玄関まで戻って来ました。

17Leica CL+TTArtisan 23mm f1

せっかくの開放f1.4なんであそこを撮ってみようかと、池袋大橋まで廻ってきました。

18Leica CL+TTArtisan 23mm f1

ちなみにこのTTArtisan 23mm f14の最短撮影距離は20cmなんでけっこう近くまで近接撮影が可能です。
ということでグッと寄って開放f1.4で撮ってみた愛の南京錠。
愛の南京錠にフォーカスしてますが、その先5cmくらいからはもうボケ始めてます。
やはり超高価なレンズのように徐々にボケ始めてトロトロのボケが広がるような表現にはほど遠いですが、そもそもスナップ中心なのでそこまで気にする必要もないかと。

そんなこんななTTArtisan 23mm f14
1万円台でとりあえず開放f1.4の世界も味わえるという意味ではかなりコスパの高いレンズで、普段使いには問題ないと思います。