SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

たまにハッとさせられる老レンズなElmar 35mm f3.5。

今年はどぉ〜やらボクの視覚は50mmに最適化されてしまったようで、毎朝のお写ン歩では50mmレンズの持ち出すことが多いのです。
がっつり街歩きの場合は多少広く撮りたい面もあるんで35mmを持ち出すんですが、ご近所周りの時は50mmが落ち着くお年頃になってしまったんですよね...(^^;)ハハハ。

最近はめったやたらとカメラやレンズを買い求めることもなくなり、レンズマウントもほとんどがL/Mマウントに集約されたんで、そういえば最近こいつ使ってないなぁ〜と思ったレンズを付けて徘徊したりしています。

01Leica M9 P+Leitz Elmar 35mm f3

今回はそんな最近使ってないなぁ〜と思ったレンズの中からLeitz Elmar 35mm f3.5をチョイス。
購入時にアップしたエントリーが2018年でその時に81歳のレンズというコトを触れていたので、今年は84歳になられるオールドレンズというよりも老レンズでございます(笑)
なにせ、84年前のレンズなもので寄れないんですよね。最短撮影距離は1mになります。
かつ35mmで寄れもしないとなると撮る絵面は漠然としたモノになりがちなので、いつのまにやらレンズボックスの片隅に鎮座坐して在らせられる状態が長く続いておりました...(^^;)ハハハ。

そんあ老レンズをLeica M9-Pに付けて、我が家から北の川越街道へ。
川越街道を朝陽が覗く東に向かって歩きます。

02Leica M9 P+Leitz Elmar 35mm f3

富士見橋は渡らずに東武東上線の線路沿いの路地を徘徊するのが、お写ン歩コースの一つ。
猫はお見かけしませんが、猫のポストをお見かけしました(笑)

03Leica M9 P+Leitz Elmar 35mm f3

ここのガリガリを撮るのがお決まりなんですが、当然コーティングなどない老レンズ。
左側から斜めに差し込む朝陽で盛大なフレアが暴れてます(笑)

04Leica M9 P+Leitz Elmar 35mm f3

とても都内有数のターミナル駅とは思えないこの田舎道な光景が好きなんですよね。
何の気なしにただシャッター押した一枚ですが、高解像度を誇るレンズ&カメラでもないのに電柱の存在感とかこの奇妙な解像感にやられてしまうんですよね。

05Leica M9 P+Leitz Elmar 35mm f3

この日撮った中でふえぇ〜〜と降参したのがこの一枚。
これフィルム風に現像した写真じゃないんですよ。でもなに!?このフィルム感!?!?
レンズだけではなく、カメラのCCDセンサーだったり、朝陽の色温度&当たり具合も合わさってのことだと思いますが、

06Leica M9 P+Leitz Elmar 35mm f3

こちらはこのコースのランドマーク的な階段路地。
手前の日陰の部分はなんとか踏ん張ってますが、奧の朝陽が当たりまくっているところは白飛びしてます...(^^;)ハハハ。
この辺はこのレンズの限界なんですよね。

07Leica M9 P+Leitz Elmar 35mm f3

ほぼなにが写っているのかわからない月の写真(笑)

08Leica M9 P+Leitz Elmar 35mm f3

池袋本町公園では所々に小さな秋。
でもやっぱりこの辺は今年はあんまり色づきがよろしくないんですよね。

09Leica M9 P+Leitz Elmar 35mm f3

帰り道、先日久々の再会を果たした親子をお見かけです。

10Leica M9 P+Leitz Elmar 35mm f3

母猫の黒ブチはササッと逃げてしまいましたが、子供のキジ白さんはジッとお前なにしとんねんという目で眺めておりました(笑)





そんなこんななLeitz Elmar 35mm f3.5ですが、やっぱりご近所お写ン歩用としては35mmは広すぎるなぁ〜と思いつつもこの時々魔法のような写りを見せる老レンズは侮りがたいなと(笑)