泉麻人氏の『東京いい道、しぶい道』をまるまる辿るパクり企画の偽『東京いい道、しぶい道』!
城西エリアの中盤に差しかかったところで更新がストップしてましたが、
前回の本シリーズエントリーってもう一年前なんですね...(^^;)ハハハ。
今年は緊急事態宣言に入ったり明けたりの繰り返しで、ついに一度も偽『東京いい道、しぶい道』のエントリーをアップすることなく終わるのか?と思ってたんですが、9末に明けた緊急事態宣言Mark4以降、新規感染者数も一月以上の間10人台から30人台の間を行ったり来たりで、だいぶ落ち着きを取り戻しつつあるのかな?ということで、一年ぶりにシリーズ再々始動な今回ですっ!
ちなみに今回の相棒は最近のお写ン歩では毎回同じですが...(^^;)ハハハ。
Leica M9-PにLight lens lab M 35mm f2(周八枚)。フィルムカメラは持っていきませんでした。
阿佐ヶ谷駅の北口から石神井公園行きのバスに乗車した。
ということで、今回は池袋から阿佐ヶ谷に出て、そこからさらにバスでスタート地点まで向かうという、非常に面倒くさいルートでございます...(^^;)ハハハ。
ちなみに本クールのドラマでとてもハマっているのが、NHKドラマの『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』でございます(笑)
阿佐ヶ谷には我が人生一度も縁がなく、見知らぬ土地をバスから眺めて15分程度。
この先から狭くなる旧早稲田通りを、ひと頃までバスは直進していたはずだが、いまは一旦千川通りを左折して環8を迂回するようにまた旧早稲田通りに入っていく。無いって間もないところの気楽沼でバスを降りた。
と、本書の泉麻人氏の述懐を眺めながら車窓を楽しみ、喜楽沼のバス停で下車します。
こちらが、今回の偽『東京いい道、しぶい道』の舞台となる旧早稲田通り。
見ての通り、いい道というよりもしぶい道の類ですね...(^^;)ハハハ。
こちらを早朝からとぼとぼと先に向かって歩いていきます。
道端に農村時代の名残りのケヤキが剥き出しで植わっているあたり、武蔵野らしい。
本書にも記載のあるこちらに限らず、所々にこういった感じでケヤキが植わっている早稲田通り。
いまでこそ狭っ苦しい道の両側に家屋やら事務所やらが所狭しと建ってますが、昔は武蔵野の田畑だったんでしょうねぇ。
真っ直ぐ進んでいくと石神井川に遮られ、そこには豊島橋が架かっています。
豊島橋から石神井川を東に向かってパ写リ。
石神井川を渡るとその先には禅定院。
山門前のゲートは閉まっており、山門近くには寄れなかったんですが、山門脇の六地蔵は確認できました。
山門前は閉まっているんですが、脇からは境内に入れまして...(^^;)ハハハ。なんでだ?
中に「いぼ神地蔵」というのがあったが、顔や胴体の所々が擦り切れたような状態なのは、おそらく“いぼ治療”の願掛けに来た人が患部にあたる所をこすっていくのだろう。
境内の中では鐘楼の脇に本書に書かれたいぼ神地蔵が鎮座坐して在らせられました。
皆さんスリスリしているところが確かに擦り切れてますね。
禅定院の先はずっと石神井公園裏方の崖地が見えて、郊外散歩の気分もたかまる。そんな一角に往年の農家の面影を残す御屋敷が2、3軒並んでいた。青いトタンを張った軒の広い納屋がある。
この記述箇所を求めて禅定院付近を探索したんですが、残念ながらこちらの青トタンを確認することは出来ず...(; ;)ハラリ。
しかし、こちらの禅定院の裏手は広大な石神井公園が広がっており、間の小径はもはやここって都内?と思えるような樹木に囲われておりました。
後でGoogle先生に聞いてみるとこの空間は石神井公園くつろぎ広場というらしく、地面が一切見えないほどに落ち葉が積み上がってフワフワな絨毯のような歩き心地でした。
地面にカメラを置いて遊びで一枚(笑)
ちょっと本書のルートを外れて、石神井池の脇を歩いてみます。
だって気持ち良さげだったんですよね(笑)
この日は凪で池の鏡面仕上げもキレイキレイ。
池では鴨があちらこちらで浮かんでおりました。
なんか長閑ですよねぇ〜空気も新鮮だし。
と思ったら、さらにホントにここ都内??と疑うような光景が目の前に広がっておりました。
手前はキャベツ畑かと思うンですが、こちらも後でGoogle先生に聞いたところ、石神井公園農業体験農園「農の詩」という施設なようでして。
にしても、実家の回りの田畑と変わらない光景に目が点になりました。
石神井公園の東側をグルッと回遊するような感じで散策して、下石神井大泉線に突き当たったところでようやく本書のルートに戻りました。
こちらが郷土の資料を集めた石神井公園ふるさと文化館になります。
といっても、いつものコトながら早朝なので開館しておりません...(^^;)ハハハ。
ちなみにこの時の企画展は『練馬区手芸作家展』というのを開催してました。
館の裏方には立派な茅葺き屋根の建物が置かれている。旧内田家住宅ーこれは、区内中村に10年ほど前まで建っていた古民家を移築したものらしい。
ということで、ふるさと文化館の裏手に戻ってみると、立派なかやぶき屋根の旧家が見えてきました。
ちょうど朝陽が縁側に差し込んでましたが、いぃ〜ですよねぇ〜。
こういう朝陽が差し込む縁側で、朝から優雅にゆったりとうちの相方さんとたわいもない会話をして暮らす老後を夢見ております(笑)
そんなこんなな旧早稲田通り(前編)。
正味3km弱程度のコースで1時間弱程度。
久々の偽『東京いい道、しぶい道』で、お作法忘れて喜楽沼からGPSログスタートするの忘れて途中からのスタートで計測しましたが、間で余計な散策ルートに入ったりもしたんで、結局本書のルートの距離とあまり変わらないんじゃないかな...(^^;)ハハハ。
ということで、このまま旧早稲田通り(後編)に続きます!
【29 阿佐ヶ谷からバスに乗って・・・旧早稲田通り(前編)】