SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

3年強ぶりの新品カメラ。今さら『LOMO LC-A+』をお迎えです。

昨年10月以来フィルムからしばらくの間遠ざかってたんですが、ここのところNegative Lab Proでのネガポジ変換に味をシメてからフィルムモードに切り替わっておりまして...(^^;)ハハハ。

サクサク撮れるコンパクトフィルムカメラでなにかないかなとネットの大海原を物色していたところ、今さらながらにお迎えしてしまったのがこちら!?

01LOMO LC A+パッケージ

LOMO LC-A+でございます。 巷ではトイカメラの王様やら、カルト的なコミュニティーを誇る独特の立ち位置のカメラでございます。

04LOMO LC A+パッケージ

その独特の世界観というか、売り方はパッケージでもこれでもかっ!?と表現されてます。
というか、新品カメラを手にしたのってかなりな数年ぶりかも(笑)

05LOMO LC A+パッケージの中身

プラカメのくせにやたらとパッケージが重いなと思っていたら、パッケージの中身はこんな感じでした。
なにより一番の容積を誇るのが左上のLOMO LC-A+の写真集というかLOMOミッションステートメントというかな、厚くて重い書籍。
それに時計回りでLOMO LC-A+本体、ケーブルレリーズ、ストラップ、LR44×3、取扱説明書。

06LOMO LC A+本体

まずは本体をグルリとみてみましょう!
トイカメラの印象が強かったんで、軽くてペロペロな印象を持ってたんですが、多少は重みも感じますね。

07LOMO LC A+本体上部 巻戻しクランク ホットシュー シャッターボタン フィルムカウンター

上部はこんな感じ。
左にフィルム巻戻しクランク、真ん中にホットシュー、その隣がシャッターボタン。
右側にフィルムカウンター。

08LOMO LC A+本体背面 フィルム確認窓 ファインダー 巻き上げレバー

背面には左にフィルム窓、ファインダー、フィルム巻上ダイヤル。
ちなみにファインダーは素通し。
さらにはこれもトイカメラらしいのか、ファインダーを覗くとすでの樽形収差のような光景が映し出されます...(^^;)ハハハ。
また、このファインダーの機能としてはシャッターボタンを半押しすると電池chkとしてファインダー左上に赤ランプが点きます。
光量が十分でないときは、手ぶれの注意として右上に赤ランプが点きます。

09LOMO LC A+本体左

本体右側は背面の蓋を繋げる蝶番のみ。

10LOMO LC A+本体右

本体左側は特になし。

11LOMO LC A+本体レンズ脇のピント設定レバー

左側で触れるとすればこちらのレンズ部。
このカメラは目測ゾーンフォーカスなので、ピントはこのレバーで距離を合わせます。
上から、0.8m・1.5m・3m・無限遠の設定になります。

12LOMO LC A+本体正面 素通しファインダー レンズ ISO設定ダイアル

レンズ部下のレンズカバー開閉レバーでレンズカバーの開閉が可能です。
このレンズカバーが閉まっているときはシャッターが押せない仕様になってます。
この辺は鞄とかに無造作に入れていても、シャッターが誤作動しないんでいいですねぇ。

13LOMO LC A+本体底面電池部

まずは、電池を入れましょう!
本体下部の電池室のカバーを開けます。

14LOMO LC A+本体底面電池室に電池LR44を装填

そこに附属のLR44電池を3つ装填!
ちょっと入れ辛いンで、左右をセットして最後に真ん中を押し込むといいと思います。

15LOMO LC A+本体巻戻しクランクを引き上げて裏蓋を開ける

フィルム装填は、いわゆる一般的なフィルムカメラと同様で、巻戻しクランクを引っ張り上げると、

16LOMO LC A+本体内部フィルム室

裏蓋が開きます。

17lomography COLOR NEGATIVE 100パッケージ

大分前に購入してストックしていたLomography color negative100でまずは試し撮りをいたしましょう!

18LOMO LC A+にフィルムを装填

フィルム室にパトローネをセットして、フィルムの先端をスリットに潜らせます。
この時に本体のスプロケットにフィルムの穴が引っかかるように絡ませましょう。

19LOMO LC A+にフィルムを装填

フィルムが噛んだら巻き上げダイヤルを回してフィルムを巻き上げます。
最後に巻戻しダイヤルを回してフィルムの弛みを取り除くことを忘れずに!

20LOMO LC A+本体正面ISO設定ダイアルでフィルム感度を設定

レンズ部右脇にあるダイヤルでフィルム感度を合わせましょう。
今回のLomography color negative100はフィルム感度100なんで、100に合わせます。
ちなみにLOMO LC-A+ISO感度は100、200、400、800、1600の5種類設定が可能です。

21LOMO LC A+本体のどこにストラップを付けるの

これで準備完了なんですが、最後に余った付属品がストラップ......。
このカメラは小さいんで、ストラップを是非付けたいんですが、本体のどこを探してもストラップ穴がないんですよね。
にも関わらずわざわざ付属品としてストラップ付けてんのってなんでなんだろ???

22LOMO LC A+パッケージ同梱のLOMO写真集

そして最後はこちらの書籍!
まぁ〜紙質は新聞のチラシレベルのモノなんでペラペラナンですが、ペラペラであるが故にかなりのページ数があります。

23LOMO LC A+パッケージ同梱のLOMO写真集の中身

中はこれでもか!これでもか!!とLOMO LC-A+で撮影した写真が掲載されており、単にLOMO LC-A+の説明書にとどまらず、LOMOの世界観、LOMOで手にするユーザ体験を共有するLOMOユーザのバイブルみたいな感じですね。
中身は全ページ英語なんですが、一文一文は簡潔なんでけっこう書かれている内容は解りやすいです。

24コンパクトフィルムカメラ大きさ比較 Ricoh GR1s LOMO LC A+ Rollei35

我が家のコンパクトカメラと並べると、大きさはこんな感じ。
Ricoh GR1sよりは小さく、Rollei35よりは若干大きい感じ。
大きさ的にはちょうど手のひらに収まるいぃ〜按配ですねぇ。

03LOMO LC A+パッケージロゴ

附属の本を眺めていて思ったんですが、このカメラがカルト的な人気を誇っているのって単にカメラの機能で勝負してるのではなくて、LOMO LC-A+で撮影した写真や生活する上での体験をウリにしているからなんでしょね。
これって、日本の企業が一番苦手とする分野ですよね...(^^;)ハハハ。