カメラを手にして是非やりたかったこと。 それが、街の猫撮り!
記念すべき第一回池袋ネコ歩きminiは、2017年1月25日のエントリー。 早いモンでもぉ〜2年半弱も前のことだったんですねぇ〜。 以来、週末はうちの小春さんの散歩がてらのネコ歩きが、ネコ歩きがてらのうちの小春さんの散歩と目的が変わりつつ...(^^;)ハハハ。
その後、池袋ネコ歩きminiのスタートから1年8ヶ月後の2018年9月14日に50回目を迎えたのです。 それからは多少加速度が増したのか、9ヶ月で今回なんと池袋ネコ歩きmini100回記念なのでございますっ!!\(^O^)/
その間、時代は平成から令和へと代わりましたが、令和となっても休みの日には片手にカメラ、片手にうちの小春さんのリードを携えて池袋の路地から路地を徘徊している挙動不審な不審者ぶりは変わりませんが、今回はこれまでの99回の池袋ネコ歩きminiから印象的な猫さんたちを振り返ってみましょう!
【池袋本町〜池袋二丁目〜池袋一丁目の猫さん】
記念すべき池袋ネコ歩きmini一発目の写真。 この頃はOLYMPUS PEN Fを手に入れて、念願のレンズ交換可能なミラーレスカメラにハァ〜ハァ〜な毎日。 とにかく何処かに猫さんはおらぬモノかと、右も左も解らずに池袋の街を徘徊しておりました...(^^;)ハハハ。
なかなか思うように猫さんに出会えない中、街の猫撮りを続けようと思ったのは、近所の公園でこの奇跡的な寄り添うひょうたん猫の一枚を撮れたことだったように思います。 母猫の黒ブチさんに子供の白キジ。これにあと黒さんがいたんですが、この頃は公園の広場で自由に遊んでいたんですよねぇ。 その後、近所の悪ガキに追いかけ回されるようになって人間嫌いになったのか、広場で遊ぶ光景を見ることはなくなり、いまや白キジさんの姿をたまに見かけるくらいになってしまいました...(TT)涙。
こちらも近所の公園で以前よく見かけたキジ虎兄弟。 大きくなるとともにやはり警戒心が高くなったのかお見かけしなくなりました。
がっ!?同じルートを徘徊していると偶然が重なるときもあるようで、キジ虎兄弟の片割れとある日半年以上振りに出くわすこともあったりします。
初めてここの公園を通りかかったときにお見かけしたキジ虎さん。 初対面の時はやたらと首が太い猫さんだなぁ〜と。 かえって特徴が解りやすいですけどね(笑)
この公園はキジ虎さんの他に薄茶虎、黒、キジ三毛の四匹様が今も仲良く暮らしております。 なんか食事環境がよすぎるのか、ここの猫さんはみな丸猫です(笑)
こちらも昨年の秋口辺りに開拓した公園のキジ白ご一家。出会った頃はまだ幼さも同居しておりましたが、
なんと冬の間に片割れさんはママさんに!?
キジ白と黒白八割れの仔猫と暮らしておりました。
【東池袋〜上池袋の猫さん】
最初のうちはウチの近所の路地から路地を徘徊していたんですが、それでは猫さんに出会う効率が悪いと。 そのうち、住宅地の公園とかで猫さんに出会う機会が多いことがわかり、公園から公園へと公園を巡るルートを開拓いまでは、このルートは北ウィングルートと呼んでおります(笑)
もっと多頭な猫だまりは無いモノか! と行き着いたのが東池袋のこちらの公園。 ボランティアさんが朝と夕方に餌やりに来てくれるので、猫さんが集まる集まる(笑) 都会の猫だまりの究極の一つです。
最初のうちは広場に集まる猫さんたちを追いかけておりました。 毎回様子を窺っていると、日中帯だとこんな感じで猫同士で追いかけっこしているのを見て和んでおりました。
ある日、木々が茂る裏側には何があるんだろうと奥に踏み込んでいくと、こちらにも別の猫だまりがっ!? どうやら、ボランティアさんに餌付けされている広場の一軍と、お爺さんに餌付けされている裏庭の二軍があるようで。
かといって一軍二軍にしっかり分かれているかというと、二軍の猫さんが回廊を伝って一軍エリアに進出することも。 秋口くらいまでは一軍二軍ともになかなかの勢力を誇ってましたが、冬に入ると一気に激減!? 少ないときには1匹くらいしか姿が見えないことも...(TT)涙。 みんな保護されちゃったのか?と思ってましたが、春になってまた徐々に舞い戻ってきているようでございます...(^^;)ハハハ。 冬の間どこに行ってたんですかね??
一軍エリアの公園入口でポツンと一匹でいることが多いこちらのキジ三毛さん。 なんか排水溝の風が気持ちいいのか、水が流れているのが面白いのか、ジッと眺めている姿が面白い(笑)
今は無き、駅前公園の猫だまりの光景...(遠い目)。 一時はこんなに猫さんがいたんですよねぇ。 でも、昨年の夏の頃合いには猫の子一匹いなくなってしまいました。 こちらは保護されちゃったんでしょうなぁ。
以前はこんな仔猫も生まれるほどだったんですけどねぇ。
そんな駅前公園ですが、現在文化都市宣言に向けて公園施設の改装が始まっているのですが、そんな工事現場の機材置き場の中からにゅるっと出てきた三毛さんっ!? おいおい、まだ生き残っていたのかいっ!?!?
こちらも、今は無き懐かしき猫さんたち。 にしすがも橋の袂で暮らしていたキジ白さん。 なんとも哲学的な意思を感じる視線が気になる猫さんでした。
なんとも人間的な意思を感じるキジ白さんの一方、野性味溢れすぎる風貌だったのがこちらの灰猫さん(笑)
ボケちゃってるのか、涎がすごい...(^^;)ハハハ。
そんな猫さんたちですが、にしすがも橋の工事が始まってからはお姿を拝見しなくなってしまいました...(TT)涙。
【南池袋〜雑司ヶ谷の猫さん】
この一年、一番好きなコースとなっているのがこの南ウィングコースと呼んでいる南池袋〜雑司ヶ谷のコース。 うちからだと往復で5kmほどで、朝のお散歩としてはちょうど良いンですよねぇ。
そんな南ウィングで最初に出会ったのはこちらの寺猫さんたち。 お寺さんで餌付けされている猫さんたちで、暑い夏でも彼らなりに涼しいところで涼をとってございます(笑)
境内は街中とは言え木々も生い茂っているんで、こんな苔生した樹木に木登り猫も(笑)
朝陽が差し込む鐘楼で、まだ眠いのよぉ〜とゴロニャンする姿なんか見てしまうと、朝から蕩けてしまいます...(^^;)ハハハ。
この猫さんも寺猫?近所の飼い猫?? この日一度しかお見かけしたことがない、ブリティッシュ・ショートヘアーみたいな猫さんも。 またお会いしたいですなぁ〜〜。
お寺さんの裏側には稲荷堂もあり、寺猫さんと稲荷の社猫さんは行ったり来たりしております。 灯籠の脇からひょっこりニャン(笑)
この界隈は他にも神社がありまして、そちらにも社猫さんが。 こちらのブルーアイな綺麗な猫さん。 社猫というよりもこの界隈を自由に徘徊しているんで、路地路地でお見かけすることも多いです。
でも、ボクはこのお社で朝お見かけすることが多く、だいたい雀を見ながら疑似猟している姿が微笑ましいです。
お寺さんからお社へ続くこのルートの路地は狭い路地が迷路のように絡まっていて、そんな裏路地には猫がよく似合います。 タイミングがいいとこんなシンメトリーな猫さんの姿に出くわしたり(笑)
なぜかこの袋小路なところに入っていく謎のコーナーの猫。
ここに来るとみな首を傾げてレンズを見つめてくれるのです(笑)
朝は大体この位置にいるキジブチさん。 この日は朝陽を浴びてやたらと気持ちよさげでございました(笑)
この写真は大分前に撮ったもので。 まだあどけなさが残っている二匹が遊んでいるところ。 この後は全然出会うことなかったんですが......。
しばらく経って今年の春先、たまたま撮ったこの一枚なんですけど、今回昔の写真を見返していたら、なんとあの時の二匹じゃないですかっ!? なんかもぉ〜立派に成長してますが、いまでも仲いぃ〜ンですねぇ。
印象に残っている猫さんというとこちらの極悪顔の極道猫さんは外せません。 相変わらずこの南ウィングルートの最後を飾るステキな猫さんです。 こんな極道顔ですが、実はお触りを強請りに来るほど実は人懐っこい一面も(笑)
この南ウィングルートは路地路地の猫さんも多様ですが、猫だまりも多様でして。 こちらの黒白八割れ一家に出会った時はビックリしました。 今は仔猫も大きくなって個々にバラバラな生活をしているようで、この時のようにまとまっている光景に会うことはないですが。
マスクマンと灰白八割れのシンメトリーとか。
『クララが立った!クララが立った!!』 とこんなところでなかなかのバランス感覚(笑) このご一家の猫さんたちはそれぞれが面白いシーンを創り出してくれます。
もう一つの猫だまりはこちらの整地の黒白八割れ一家。 後一匹仔猫がいるンですが、よちよち歩きの仔猫が遊び回る姿はずっと見ていられるほど厭きないんですよねぇ。
でも、ある日このご一家に危機が迫ります!? 偶然出くわしたこちらの茶白の闖入者!?!? 母猫を狙っているのか、この後整地で自由に暮らしていた黒白八割れ一家は一時地上生活を捨てることになります。
母の姿を求めて背中が寂しい八割れ仔猫...(TT)涙。 今年の春先には警戒が解けたのか、近所の屋根で暮らしていたこのご一家もまた地上に降り立ったようで。
最近の猫だまりはこちらの日向ぼっこ一家。 民家の屋根の上にこの時は6匹!? 冬の朝、朝陽を浴びて温々しぃ〜屋根で暖を取っているご一家です。
中でもお気に入りはこちらの白婆ちゃん。 お歳を召しているせいか、いつも舌をしまい忘れてございます...(^^;)ハハハ。
猫っていいよなぁ〜と思いながらなにげに始めた池袋ネコ歩きminiですが、まさかこんなに続くとは。
続いているってコトは、やっぱり厭きないんですよねぇ。
毎回新しい猫さんに出会えるわけでは無いですが、でも今は決まっているルートである北ウィングルートや南ウィングルートといった同じルートを徘徊していると、そこで見かける猫さんたちも成長や環境の変化とともにドラマ性を帯びてきます。
そこに勝手な解釈を加えて愉しむのも一興。
ある日突然見かけなくなった猫さんでも、四ヶ月から半年くらいするとまた突然戻って来たりもするし、猫は気ままなんでその日その時出会えた猫さんをボクはカメラで撮るだけです。