SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

90年代お世話になった有楽町の『芳蘭』さん。十数年ぶりの再訪です。

若い頃お世話になったお店が今もまだ頑張って続いていて、さらにいまだに以前の味を保っていてくれたりすると、うれしさこの上ないのですが...。

有楽町JR高架沿い

会社帰りに銀座でLeica M2のオーバーホールをお願いしに行った後、よぉ〜やく終わった怒濤の一週間の気分転換に夜の街を銀座〜有楽町〜新橋に向かってブラブラ。

有楽町芳蘭入口

すると有楽町のJR高架脇で昔懐かしき看板を発見っ!? 札幌らーめんの『芳蘭』さん。 芳蘭さんは大学入学で上京し立ての頃から20代を通じて、何度も通った、ボクにとって味噌ラーメンといえば芳蘭さん!と言えるようなお店だったのです。

有楽町芳蘭店内

記憶の中ではいつも満席で、行列もあったお店でしたがいまはこんな感じなの??

有楽町芳蘭メニュー

メニューは90年前後から30年近く経った今でも変わってない感じ。 ふかひれ姿煮らーめんとか当時もあったような気がしますが、夢のまた夢でたべたことございません(笑)

有楽町芳蘭創業時の写真

壁の写真も大分すり切れた感じ。

有楽町芳蘭調味料

調味料はこんなフルセット。

有楽町芳蘭味噌バターらーめん しゅうまい ごはん

この日は昔懐かしき、一番食べた味噌バターらーめんにごはんと追加でしゅうまいを。 昔は財布の中身に余裕があるときしかしゅうまいは頼めませんでした...(TT)涙。

有楽町芳蘭味噌バターらーめん

味噌バターらーめんは昔ながらの味噌スープ。 豚骨と鶏がらの効いたスープからは時たま野性味が漂ってきます。 この匂いも懐かしいなぁ〜...(遠い目)。 そして、この厚みたっぷりなバターが札幌味噌ラーメンらしさです。 みみっちくない載せようが頼もしいのです。

有楽町芳蘭味噌バターらーめんのチャーシュー

チャーシューも薄くてデカいのが器の半分くらいを占領しています。 これですこれです! 芳蘭さんのチャーシューはこうでした。

有楽町芳蘭味噌バターらーめんの麵

面は中太縮れ麺。札幌味噌ラーメンの王道ですね。こってりとしたスープを絡め取りながら口の中に吸い込まれていきます。

有楽町芳蘭味噌バターらーめんのスープ

今となってはけっこう独特な気がする味噌スープ。 おそらく、今風な白味噌仕立ての味噌スープの方が口当たりはいいと思います。 30年もあれば、より美味しいスープが出てきて当たり前でしょう。 でも、この昔ながらの味に拘って出してくれている芳蘭さんに感謝感謝なのですm(._.)m

有楽町芳蘭しゅうまい

そして、しゅうまい!

有楽町芳蘭しゅうまい

正直、独りで食べきる煮はもう歳を取り過ぎたかもしれません...(^^;)ハハハ。

有楽町芳蘭看板

そんなボクにとっては懐かしさいっぱいだった芳蘭さんでしたけど、食べログの評価はかなり低いンですよねぇ。 先ほども触れましたが、たしかに今となってはもっと美味しい味噌ラーメンのお店はあるんですよねぇ。 それに、当時も充分高かったけど、今どき1000円オーバーならーめんとなったら、それなりのモノを期待してしまうと思うンです。 その辺が、ちと時代とズレてきちゃってるのかなぁ〜。 でも、ボクはこの昔ながらの芳蘭さんの味を応援しますっ!!

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