SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

我が家に『未来』がやって来たっ!?Amazon echoがやって来たっ!?!?

a long long time ago.........

iPod HiFiというApple製品をご存じだろうか? まだまだiPodが絶好調だったAppleが外だけではなくリビングでもiPodを楽しめるように開発をした、iPod専用のアンプ内蔵スピーカーのことである。

2006年のジョブズのプレゼンの際、ステージにリビングの舞台装置を組み、ソファーで寛ぎiPod HiFiから流れる音楽を聴き、フムフムと悦に浸っていたジョブズ。 当時はiPod熱に浮かれてスゲーッ!スゲーーッ!!と一日も早くこの製品を手にすることに欲望の全てを注力していたが、その後の経緯を踏まえて当時を振り返ると、このフムフムと納得顔のジョブズのしたり顔はなんとも痛々しい。 今考えるとAppleらしいその先の戦略も無しに当座しのぎに出したに過ぎない製品にしか思えないのだ。

このiPod HiFIなる製品、その後持ち出し専用のキャリーバッグなんてモノまで発売されたが、本体の次世代開発もなにもなく、いつしかApple自身もなかったことにするかのように密かに歴史の闇の中に葬り去られたのである...(TT)涙。

そんな悲劇のiPod HiFIだが、実はボクはいまだにヘビーユーザなのである。 iPodの時代は静かに終焉を迎え、世はスマホ全盛。当然のことながらiPod専用のユニバーサルコネクタは過去のレガシーインタフェースと化し、現在の機器で実装しているモノなんて一つもない。 しかし、iPod HiFiにBluetoothレシーバーを取り付ければ、iPhoneだろうがAndroidだろうがBluetoothでこのiPod HiFiに音を飛ばせるのである。

iPod HiFi

そんなことまでして2006年以来10年以上もiPod HiFiを使用し続けているのは、Appleの失敗作にラインナップされているにも関わらず、音はなかなかいいのである。 ジョブズはこのiPod HiFiを最初からリビングで使用するコトを前提として開発を進めたという。 リビングをいう場所はある一定方向にだけその家の住人が腰を据えるのではなく、四方にバラバラに腰を据える場所である。 となると当然のことながら、住人がどこに座ろうがある程度の音は届けられるようにしなければ意味が無い。 今でこそ普通にスピーカーに実装している全方位の音響だが、当時のこのiPod HiFiでどこまで対応したのか定かではないか、この10年前のスピーカーにして、充分その役割が果たせる能力を保持しているのである。 音もドンシャリというほどでもなく、中音域を中心にバランスがいい。

そんなiPod HiFiを愛して止まないボクであったが、数年前より海の向こうから聞こえてくるスマートスピーカーの話題を耳にするようになると、一日も早く使ってみたいという欲望が日に日に募るのである。 手元のスマホで操作するだけでも充分楽だが、手で操作から声で操作となるとこれはまた新たなマン・マシン・インタフェースであり、ジョブズがまだ健在だったらApple Watchよりもスマートスピーカーにもっと力を入れているのではないだろうか?とiPod HiFiの先の世界を一日も早く体感したかったのである。

まず海の向こうからやって来たのはGoogle Home。 でも、ボクは待った。スマートスピーカーの今のところのキモはユーザの音声と嗜好を分析して必要なコンテンツを的確に素早く判断可能なAIである。 となると汎用性よりもある程度特化した大量のデータが必要になってくる。 ユーザ利用数と期間が長ければ長いほど有利であるに違いないと、スマートスピーカーの火付け役となったAmazon echoが今のところベストなのではないかと。 しかも一年以上かけて日本語での対応を試行錯誤し続けてきたという。

そんなAmazon echoがついに国内販売開始!というニュースを聞き、条件反射でサイトに行くとしばらくは招待制での購入という。 仕方なく、招待メール頂戴!と登録するが、その後待てど暮らせど招待メールは来ない。 嗚呼ぁ〜出遅れた...と興味が薄れかけてきた2週間後、ついに招待メールがやってきたのである。 当然のことながら脊髄反射で即ポチ!! ポチッた後はさすがAmazonさんで、翌日には到着の早さだ...(^^;)ハハハ。

Amazon echoパッケージ

そして、我が家にAmazon echoさんがやって来た。 ちなみにボクはポチったのはAmazon echoの松竹梅の中の竹のやつ。 パッケージを手にしてまず感じたのは、思っていたよりも小さい......。 スピーカーにはある程度のデカさも必要と考えているボクとしては、この小ささに一抹の不安なのである。 これって、パソコンスピーカー並の音ナンぢゃないか?と。

Amazon echoパッケージロゴ

最近のKindleやFireのようにパッケージのデザインは非常にシンプル。 Amazonらしいパッケージである。

Amazon echoパッケージ説明書き

パッケージの裏面にはAmazon echoの特徴の説明書き。

Amazon echo本体取り出し

上蓋を開けると上の取っ手が付いているんで、それをニュイィ〜〜ンと引っ張って本体を取り出す。

Amazon echoパッケージの中身

内容物もとてもシンプル。echo本体とACアダプタ、それと取扱説明書だけ。

Amazon echo本体操作部

本体上部に操作パネル。でも、Amazon echo設置以来これにまだ触ったことありません(笑) 多分、滅多にこれで操作することはないかも。

Amazon echo本体インタフェース

下部裏側にACアダプタのインタフェースが。 ハードウェア的なインタフェースは上面の操作部とこれだけ。

Amazon echo電源オン

とりあえずAmazon echoが鎮座坐す場所をTV台の上に定め、電源ON! するとこんな感じでまずはオレンジ色の輪っかがグルグル円周部を回り始めます。 これがAmazon echoの中に入ってるAlexaさんの意思表示になるようですね。 ハードウェア的にはここまでで、後はAlexaアプリでの設定になります。

Amazon echoアプリ設定

iPhoneの場合はAPP STOREからAmazon Alexaアプリをダウンロードして、インストールしましょ!

Amazon echoアプリ設定

続行をタップして、設定の画面からEchoをタップします。 アプリにはAmazonのアカウントでログインするんで、この画面ではAmazon関連のデバイスが全て表示されます。

Amazon echoアプリ設定

まずはEchoさんを自宅のWiFiに繋げなければなrないンで、WiFiを更新をタップしてWiFiの設定をします。 ちなみにEchoをBluetooth接続して外部スピーカーとしても利用できるんで、その際はここのBluetoothで設定しましょ!

Amazon echoアプリ設定

iPhoneの設定画面でいつもWiFiを設定するようにEchoを指定します。

Amazon echoアプリ設定

こんな感じで。

Amazon echoアプリ設定

次はEcho側で自宅のWiFiネットワークを指定。

Amazon echoアプリ設定

この辺はWiFiのデバイス接続と同様に自宅のWiFiルータのパスワードを入力します。

Amazon echoアプリ設定

ここまで設定をするとEchoさんが考え込みます(笑)

Amazon echo本体設置

これ、考え中のEchoさんの状態。

Amazon echo本体設置オンライン指示待ち

無事にWiFi接続すると、ムォワァン♪という音とともに円周部が青色に。 これでEchoさんがスマートなスピーカーとして活動開始!

ちなみに手にした時に感じた本体の小ささへの不安は音を聴いてみるとさほどでもなく。 この小さな身体で結構全方位にいい音を奏でてくれます。

がっ!?この後スキルだのサービスだのを設定していて知った御粗末なことがっ!?!? このAmazon echo、なにに一番使うつもりだったかというとSpotifyだったのです。 最近はほぼ自宅にいる時はSpotifyのプレイリストを流しっぱなしにしているんで、それ用にと思っていたのに、現在(2017年12月時点)Amazon echoSpotifyに対応していないとっ!?!?!? これは大失態なのです!だったらAmazon echoを待つこと無く、Google Homeでもよかったのにっ!! でも、現在鋭意対応中ということなんでそのうち対応してくれるんでしょうが、それまではBluetoothで接続してiPhoneからSpotifyを送るか、Amazon Music Unlimitedを流すかといった感じ...(^^;)ハハハ。





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