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“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

【RAMEN WEEK】背脂の魔術師が手掛けた気愛の一杯!!その名も『背脂らーめん宮本』なのですっ!!

今となっては懐かしぃ〜、90年代環七ラーメン戦争の頃合いに流行った背脂醤油豚骨系らーめん。

まだ、上京前のケツの青い桃色少年だったボクは、東京という処はラーメンでも戦争が引き起こされる恐ろしぃ〜処なのかっ!? しかし、戦争になるほどのラーメンというモノを食べてみたいのだっ。ムフゥゥゥ〜〜〜と群馬の田舎で鼻の穴を膨らませていたのである。

そして80年代末に大学進学とともに上京し、生涯で初めて目にした背脂とんこつラーメン。 なんぞっ!?こりゃぁぁぁ〜っ!?!?と目の前にあるまるで鍋の灰汁に塗れたかのよぉ〜なブヨブヨ背脂が浮きまくった初体験のラーメンにお尻の穴が開きかかったのである。 しかも、一口口にしたときのいままで味わったことのない味の衝撃!?

何ごとも初体験というモノは良くも悪しくもトラウマを引き起こすモノである。 以来、東京のラーメン=背脂とんこつという方程式がボクの中で確立してしまった。 それほど、90年代のボクは背脂とんこつの虜となってしまったのである。

あれから、四半世紀近く経ち、背脂とんこつはもはやメインストリームではなくなり、つけ麺や油そばのお店に比べれば、行列に並ぶコトも無く、いつでも喰えるその他大勢の中の一つに...(^^;)ハハハ。 というよりも、当時の背脂とんこつが食べられるお店が一つ、また一つ減っている今日この頃なのです。

そんな背脂とんこつ事情にもかかわらず、ここ池袋西口ではまだ根強くその系統のお店が頑張ってます。 昔ながらのお店としてはその名もずばり環七土佐っ子ラーメン。 というか、このお店ってそもそも環七ラーメン戦争を引き起こした最初のお店の系列ですよね?

背脂らーめん宮本外観

それ以外に、金沢に赴任する前に突如背脂を武器にオープンしたお店がこれまた名前がそのものズバリな『背脂らーめん宮本』さん。

背脂らーめん宮本メニュー看板

なにせ、 『背脂の魔術師こと宮本隆太郎が手掛けた気愛の一杯!!』 なのです。 なぜ、この時代に敢えて背脂勝負なのっ?と、もぉ〜3年くらい前でしょうか?ボクは行く末を心配して、でも背脂らーめんはボクの性春の味なんで少しでも定着するように夜な夜な通ったのです(笑)

そして金沢赴任で池袋から2年離れ、宮本さんどぉ〜したかなぁ〜と思って足を向けると、あの池袋西口のラーメン激戦区中の激戦区、西一番街の交差点の一角で、未だに頑張ってるぢゃぁ〜ないですかっ!? 涙、涙なのでございます...(TT)(涙)。

背脂らーめん宮本店内

入口が黒で、店内も暗め。カウンター席のみで10数名といったところでしょうか? やはり、行列に並んでらーめんにありつけるといった今の人気店ではないですが、でも夜ともなると一杯後の〆に立ち寄ったり、遅めの食事にくるお客さんで、常にお客さんが入ってくるよぉ〜なお店です。

背脂らーめん宮本券売機

メニューのメインは背脂醤油。 それ以外にも味噌やつけ麺あっさり系の和風醤油なども。 変わったところだと、桂花の太肉麵みたいな野菜に馬油の背脂ックなんてのも。 そぉ〜いえば、ここの汁なしまぜそばは台湾まぜそばが話題になる前からやってたよぉ〜な。

背脂らーめん宮本背脂醤油

2年ぶりの宮本さんなんで、基本の背脂醤油で! 久々で頼み方忘れてて、味玉追加したら半身3つになってしまいました...(^^;)ハハハ。

背脂らーめん宮本背脂醤油の具

チャーシューは炙りチャーシュー系。 トロトロ系ではないんで型崩れすること無く、グリル肉喰ってる感のある香ばしいチャーシューなのです。

背脂らーめん宮本背脂醤油の麺

麵は中細ストレート麵。 中細でもモチモチ感のある麵ですなぁ〜。

背脂らーめん宮本背脂醤油スープ

そして、背脂たっぷり醤油とんこつなスープ! 背脂を売りにしている宮本さんですが、今の時代の背脂らーめんなんで、昔懐かし背脂らーめんに比べると、随分と繊細で手の込んだスープです。

そんなこんなの背脂らーめん宮本さん。 池袋西口にはこの宮本さんをはじめ、元祖環七ラーメンのDNAを未だに引き継いでいる環七土佐っ子ラーメンも健在です! 背脂たっぷり身体を虐めたい貴兄は是非池袋西口、西一番街へっ!!(笑)

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