SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

『ジブンのすべてが、この中に』というジブン手帳で自分探し(笑)

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ポチった言い訳

今年の9月時点で、来年の手帳は決まっていたはずである。

そぉ!あのヘンタイギミックによる薄くて必要最低限のフォーマットがつまったコクヨの新製品『Pat-mi』で充分だったはずなのである。

しかし、Pat-miを知った後から同じく佐久間氏プロデュースの手帳である『ジブン手帳』の存在を知ったのだ。

以前は話題の手帳といえばほぼ日手帳トラベラーズノート、はたまた超整理手帳あたりが毎年賑々しかったところへ、ここ数年はジブン手帳なるモンが入り込んでいるらしく。 しかも、ネット上の評価も『使いやすさ』という店で非常に評価が高いのである。

手帳というよりもライフログ的な使い方をサポートするフォーマットが豊富だとか......。 うぅ〜ン...スケジュール管理という点ではPat-miGoogleカレンダーで十分だし、それをさらにもう一つ手帳増やすのもなんだよなぁ〜と食指が動かないモノの、ライフログに使う手帳ということとなると話が変わってくる。

ライフログ的なモノもGoogleカレンダーに全て記録を残しているが、デジタルの世界では情報そのものが先にくる。 とりあえず情報だけ残しておいて、後でなんかアプリ使って整理すればいいや! という感じなので、いつの間にか情報を蓄積することが目的となってしまいがちになるのだ。また、目的にあった特定のフォーマットがない分、味気ないというか、それだけでは記録にはなるけどコンテンツにならないのである。

そういう意味では、特定のフォーマットに基づいて、情報をそこに埋め込むアナログ的なやり方は、直感的にジブンのライフログを俯瞰・認識して、次のアイデアのネタ元となっていきやすいのだ。

ということもあり、やたらと評判が良いジブン手帳ライフログ的に使ってみましょぉ!とポチッとしてしまったのである...(^^;)ハハハ。

ジブン手帳の全体構成

ジブン手帳はいろんなパッケージがあるようだが、なにがなんだかわからンかったので、小さい方のジブン手帳miniのファーストキットをAmazonでポチることとした。

なんかAmazon限定とか言いながら、業者が間に入って売ってるんで価格が高めな模様? ボクがポチったときよりもすでに価格が上がってるんで、近所の文房具屋さんで購入出来る方はお店で購入した方がよろしいかと。

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こちらがひとつにパッケージされた『ジブン手帳mini』。 もぉ〜『ジブンのすべてがこの中に。』と仰られております。 そっか!ボクはここに居たのかっ!!と自分探し中の貴兄にはもってこいの手帳でございます。 是非手にとって、ジブンとご対面してください(笑)

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裏には簡単な説明書きが。 かなり大雑把な説明をしてしまうと、ジブン手帳は三分冊構成で、

  • DIARY:マンスリー&バーティカルなウィークリーのスケジュール帳
  • LIFE:ジブンに関する色んなコトが書き留められるライフログ
  • IDEA:ようはノート

この3つのノートをジブンの使い道に合わせて使ってくださいな。というもの。 買ってから気がついたのが、IDEAノートはCamiAppのアプリが使えるらしく、スマホでスキャンしてEvernoteに連動も可能です。 これが出来ると、今の運用にそのまま合わせられるんで有り難い!

ところで、ジブン手帳に使っている紙ってほぼ日手帳と同じトモエリバーですよねぇ? だとしたら、心強い!ガシガシ書き込む系の手帳にはトモエリバーがぴったりです。

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DIARY、LIFE、IDEAの3分冊はこんな感じでカバーにまずDIARYの表裏表紙を挟み、カバーの左側にLIFEの表紙を刺し、カバーの右側にIDEAの裏表紙を指す(ちなみにLIFEとIDEAはどっち側に刺してもいいです)という使い方。

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プロデュースされた佐久間氏のこだわりというか、文房具を使う側の心理をよくよくわかってるなぁ〜と思うのはこういうところ。

ジブン手帳の構造は、DIARYの表裏表紙の内側にLIFEとIDEAのノートをそれぞれはさみ込む形になるわけです。 ようはノートの中にノートを挟むわけで、同じサイズのノートにしてしまうと、必然的にはさまれたノートははみ出してしまうことになります。 でも、ジブン手帳はその辺もちゃんとケアしております。 写真の通り、はさみ込む側のDIARYのノートの方が、LIFEやIDEAノートに比べて若干大きめに設計されているのです。 なので、ノートを2つ挟み込んでも、ちょうど3分冊のノートの端が揃うようになっているというこの気遣い。

文房具マニアとしてはこういう気遣いをしているだけでも、信頼できる商品ですっ!

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ちなみに全部バラバラにするとジブン手帳を構成する部品はこんな感じ。

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Amazon限定のファーストキットを購入すると、通常版の半透明のカバーの他に透明カバーもついてきます。 チェック柄はただの紙を透明カバーに刺しているだけというシロモノ。 この辺は、ユーザのカスタマイズの幅を広げようとしているもんということかな。

でも、カバー自体はペロペロなんで、ガジェットとしてしっかりしたモノにしたいという貴兄は別途革カバーを購入した方がイィ〜かもしれません。 ちなみにジブン手帳miniだとB6サイズのようです。

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カバーの裏表紙にはバンド付き定規を挟める仕様になっています。 ボールペンとかだと定規使うとツルツルしちゃって、書きづらくなりがちなんで、定規はあまり使わないと思うんですが、これ、定規を定規として使うよりも手帳バンドとして使うと割り切るとなかなかです。

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こんな感じでモレスキン風に手帳のカパカパを防げます(笑)

DIARYのコンテンツ

DIARYの中身はというと、

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初めてのジブン手帳な方でも大丈夫! まずはじめにDIARYが備えている各フォーマットの簡単な説明書きがあるんで、何に使おうか一から考えなくても、まずはこの通り使ってみればいいかと。 しかし決して厚くはない手帳の中に、いろんなフォーマットが詰め込まれています。

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DIARYのメインとなるマンスリーとウィークリー。 中でもウィークリーはバーティカルなんで、バーティカルフォーマットに慣れていない方、もう一度バーティカルを見直してみようという方向けに、一通りのバーティカルの使用例も付いています。 なので、今までバーティカルプランナーを使っていなかった方でも安心安心。

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年間スケジュールに関しては、4年分の年間カレンダーの他にこのようなイヤープランナーのフォーマットも。 その他、

  • 年齢早見表
  • 2016年の夢
  • お金の計画
  • 一週間の計画
  • お気に入りの言葉
  • やりたいことリスト
  • 本リスト
  • 映画リスト
  • 買い物リスト
  • 贈り物リスト
  • 約束リスト
  • フリーリスト

などなどが続きます。 が、これって手帳のコンテンツとしてはどれもこれも付録的なもの。 でもジブン手帳ではメインのマンスリー、ウィークリーのページの前にこのような付録ページから始まるのです。

でも、これもジブン手帳が使いやすいという言われる特徴の一つなのでは!

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ここまでのページでこれくらい稼いでます。 これが最初のページからマンスリーの1月とかで始まったらどうでしょう? 大体の手帳はスケジュールのページから始まりますが、これって最初のうちは、手帳の開きも安定せず、左のページは紙もペラペラで使い辛いんですよねぇ。 でも、写真の通りこれくらいページを稼いでおけば、スケジュールのページの最初からでも、書き込むページが安定して書きやすいのです。

これって、やはり『手帳』と言うものを知り尽くしている佐久間氏ならではの気遣いならではなのです。

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ここからようやくメインのコンテンツです。 まずはマンスリー。 通常のカレンダータイプの他にガントチャートタイプのものも付いています。 プロジェクト管理として使う以外にも、月単位での経緯を測るライフログの管理でも使えますなぁ。

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カレンダータイプは、最近一般化してるっぽい月曜始まり! 週休二日勤務なボクは月〜金の仕事と土日のプライベートがちゃんと区切れる月曜始まり信者でございます(笑) その他、カレンダータイプにしてはチェックリストのエリアが縦軸と横軸それぞれ豊富なところも特徴です。

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こちらはバーティカルなウィークリーフォーマット。 24時間働くつもりはもぉ〜とぉ〜ないですが、24時間しっかりと記録できます(笑) 面白いのは、やはりライフログ的なアプローチで、

  • お天気記入欄
  • その日の気分欄
  • 朝昼晩の食事欄

と言った、予定だけではなくその日の生活情報も記入できる欄が用意されているところ。

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最後の方は、手帳の付録の基本(笑) 都内を含め大都市圏の路線図や、

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パーソナルデータの管理フォーマットが。 でも、最近は個人情報がいろいろとめんどいんで、手帳にいろいろと個人情報を書いておくのってどぉ〜なんですかねぇ〜。 手帳落としたら怖いし...(^^;)ハハハ。

LIFEのコンテンツ

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LIFEはジブン手帳ならではの1冊! 毎年買い換えるというよりも、この一冊を今後の人生の中でじっくり書き溜めて、複数年使っていくモノでしょう。

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LIFEでもDIARYと同様に、最初の一歩を戸惑わずに踏み出せるよぉ〜に各フォーマットの解説が載っています。

最初の1ページは『人生の夢』のページ。 いやぁ〜大きすぎるなぁ〜重いなぁ〜〜と思ってしまいがちですが、これって昔フランクリンプランナーでミッションステートメント作った時、かなり頭も胸の内もスッキリした経験があるんで、これを機会に新たにミッションステートメントを作り直すのもイィ〜かも。

この人生の夢を作り上げていくために、

  • 人生でやりたい100のリスト
  • 座右の銘
  • 人生設計

といったページも用意されています。 なので、いきなり人生の夢で思考ストップしちゃっても、やりたいことやそのプラン、人生におけるモットーを自己認識していく中で、人生の夢が見えてくるかもしれません。

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これはイヤープランナーでも同じようなこと出来るんで、かぶりそぉ〜ですが、年間の記念日管理のフォーマット。 ただ、LIFEらしぃ〜のが自分の記念日だけでは無く、365日その日がなんの記念日なのか全部載っかってます(笑) ネタ的にオモロイかも。

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よくよく使いそぉ〜な人とほとんど使わない人ににわかれそうなのが、国内外の旅行地図(笑) 今の部署だと北陸3県、都内、大阪くらいしか出張先無いけど、出向元に戻ってから全国出張に明け暮れるとなれば、面白そぉ〜な使い方ができるかも。 ご当地オススメグルメとかオススメお土産の情報とか集めたいですなぁ〜。

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個人的に一番ガシガシと書き込みたいのがこの『ジブン年表』。 これから先、ずっと先かもしれませんがエンディングノートを書くような気分になったときのために、それまでの人生がフラッシュバックしやすくなるように、大脳新皮質をキックするキーワードを整理しておきたいなと。 0歳から99歳まで書き散らかせるんですが、ボロボロになったらその都度買い直すとして、人生の最後まで使うとして今後何回買い直して転記することになるのでしょうか?(笑)

その他、

  • 家系図
  • 緊急連絡簿
  • PWヒントリスト
  • 資産欄
  • 病歴
  • お気に入りの写真

などなど。 PWヒントリストとかちっと危険なモノもありますが...(^^;)ハハハ。

LIFEに関しては1年ごとに買い換えるモノでは無いんで、たとへ紙面が真っ白であろうと白いワニに怯えること無く、思いついたら書き足してジックリと成長させていくノートという位置づけになると思います。


IDEAのコンテンツ

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最後はIDEA。 これは説明するまでも無く、メモ帳、ノートです。

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紙面は方眼なんで、どんな使い方でもOK! 1年1冊とは言わず、なんでも書き殴って贅沢に使いましょう。

はじめて中を見たときはこれでページ切り取れるようにミシン目入れてくれればサイコーなんだけどなぁ〜と思ったのです。 ページ切り取ってスキャンしてEvernoteに取り込みたかったんで。

で、なぜかページ左右の四隅に□の欄がアリ、あ゛れっ!? これなんかうまいことSHOT NOTEの読み取りマーク合わせられれば、SHOT NOTEのアプリでスキャンできんぢゃねっ!! とハァ〜ハァ〜したのですが......。

そんなめんどいことせんとも、四隅の□をペンで囲めばCamiAppアプリでそのままスキャンしてEvernoteに遅れるということで...(^^;)ハハハ。

これで、メモ管理対策も今までのやり方を踏襲できるんで完璧ですっ!!!

さいごに

ということで、一通りジブン手帳の解説でした。 手帳ビギナーにはそのままなんも考えずに使いやすく、手帳オタクにはあちらこちらにちょっとした気遣いが施されていてニヤニヤと、どちらにとってもつかいやすい手帳、それがジブン手帳です。

だいたい、使い方がイメージできたんでさっそく年明け前から慣らし運転決定!なのですが、その前にやはりペラペラのカバーだとモノとしての満足感が低いんで、ジブン手帳用の革カバーを発注なのですっ!(笑)