SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

Rock Liveでののっけから上がりまくるオープニング!

Rock N Roll

のっけからごめんなさいm(._.)m 思いがけない選曲ですっかり気分が上がってしまった勢いで書いてしまった本エントリー。 改めて読み返してみるとかなりのオジサン選曲であることに目が点なのでございます...(^^;)ハハハ。

ボクの29,000曲弱のiTunesライブラリを一通り流して聴き続けると88日かかるらしい。 となると、シャッフルなんかで聴いていると思いもよらない選曲に出会うことになる。

本エントリーのきっかけは突然スピーカーから流れ出した“We must be over the rainbow”だった。 Rainbowのライブ盤の傑作、“On Stage”のオープニング。“Kill The King”の冒頭だ。

Rainbowのライブではステージの上手から下手にかけて大きな虹が架けられている。 そしてライブはジュディー・ガーランドが演じるドロシーの台詞“We must be over the rainbow”のリフレインとともに、リッチー・ブラックモアが奏でる“Over The Rainbow”のメロディで始まるのだ。 そして、虹色の世界から突き落とされるかのような“Kill The King”の強烈なリフ。

On Stage (Live) [Deluxe Edition]
カテゴリ: Rock

リッチー・ブラックモアコージー・パウエル、そしてロニー・ジェイムス・ディオという三頭政治が行われていたRainbow歴代黄金メンバーで行われていた時代の名オープニングである。 こういうハマりワザをもっているバンドはのっけから盛り上がっちゃうわけである。
コレをきっかけに、ほかにマンネリズムの境地のようなオープニングでハマりやすいバンドを思い返したところ、わかりやすさではNo.1なのがKISS!!!

こちらもロックンロールショーでは有名なオープニング。 強烈なMCで始まる“You Wanted the Best!? You Got the Best! The Hottest Band in the World, KISS!!” これは、KISSのRock'n Roll Showの代名詞である。 このワンフレーズでKiss ARMYは初っぱなからリミッターが外されます。

ボクはこの後に始まるALIVEⅡに収まっている“Detroit Rock City”よりも“Shout It Out Loud”で始まる方が好き。

Alive II
カテゴリ: Rock

ちなみにこの当時NHKのYoung Music Showで放送されたKISSの1977年のライブ、まだ小学生だったボクは偶然いとこの家のTVに映っていたのを観た記憶があるのです。 当時はロックらしいロックはBeatlesくらいしか知らない心清らかなボクとしては、この大人たちはなんでこんな馬鹿げたことをしているんだろう?と街のチンドン屋を見かけたときの反応と全く変わらず...(^^;)ハハハ。 まさかそれから5年後、どっぷりロックな世界にはまり込むとは思いもよらない、まだ汚れていない清らかな子供でした(笑)

ベタなやつでも格好いい存在感があるボーカリストがやってたりするとコレはコレでアガるもんです。

例えば、孤高のボーカリストWhite Snakeのデヴィッド・カヴァデールの場合だと、 静かなキーボードとギターの絡みから始まり、 決まり文句の“Are You Ready !!! Here's That SONG for YA” ありふれた台詞でもマンネリを重ねると伝統芸能になるモノです。

オープニングの決め台詞とともにのっけからマイクスタンドを『ナニ』に見立ててシゴきまくるブロンドの王子様。 下ネタ大好き思春期前後のバカ男子や肉食系のお姉様がこんなアクションを目の前でされて、狂喜乱舞しないはずがありません。

またこのライブでの“Burn”〜“Stormbringer”へのメドレーからスタートというのは、Deep Purpleマニアには溜まらない選曲で、代表曲がありすぎるバンドならではの贅沢です。

グレイテスト・ヒッツ・ライヴ + 4 NEW SONGS (Bonus Video Version)
カテゴリ: Rock