SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

雪国のインフラはやっぱりスゴいのです。

駅前通りを融雪するスプリンクラー

もはや雪に関してはすっかり諦めが付いた。

金沢に来て以来、『ここ数年は雪降らないんだよねぇ〜』と聞いていたんで降らないモンだと思って過ごしてきたが、12月に入って以来降らない日の方が少ない...。 降らない降らない言ってたくせにめっさ降っとるやんかっ!!他所モンだと思ってくそっ! と思ってイライラの毎日だったが、これはどうやらボクの勝手な勘違いなのである。

『降らない=ホントに降らない』ではなく、 『降らない=積もらない』なのだ。きっと。

そう思えるようになったころには、すっかり諦めが付いていたのである。 たしかに積もるか積もらないかといえば、積もったのは12月に入ってすぐの大雪とお正月の大雪くらいなのだ。

それ以外はほぼ1日おきくらいになにがしか雪が降るが瞬間地面を白くさせたかと思うと、あ゛っ!?という間に溶けて流れてしまう。

不思議なことに石川県の左右、福井と富山は豪雪で雪が積もりに積もったという時でも、石川県加賀地方、なかでも金沢近辺は瞬間ワッサァ〜と降ってもすぐに雨やら止んだりしてしまうのである。 先日の北極と同じ-42度という寒波に日本海側が覆われた際も同様だ。福井富山が積もっても、金沢はたいしたことは無かった。

3県ともに東南から南西にかけて山々に遮られて太平洋側と分断された平野部で、なにが違うかというと日本海に出臍のように伸びている能登半島くらいだろうか? 能登半島が寒気団を分断して寒気を左右に押し分けているんで、半島の根元にある金沢は寒気団の影響をまともに受けていないのではあるまいか?

地形的な違いと後は雪質である。 金沢に降る雪は非常に湿っぽい。ビチャビチャしているのである。 だから、降ってもすぐに溶けてしまい積もりにくい。 さらには雪が降っても必ずそのまま雨となるんで積もっても雨で溶かされて流れてしまうということもあろう。

さらに追い打ちをかけるのは市内の主要道路のどこにも設置されている融雪装置である。

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雪が降り出すと道路のあちこちでこの融雪装置が作動してチョロチョロ水が道路を流れ、雪が積もらない仕掛けが整備されているのである。 チョロチョロくらいであれば歩行者も被害を被らないが、大雪になると融雪の水の量も勢いが増し、ピューピュー水がスプリンクラーのように飛び出すので、知らず知らず歩いているとパンツの膝から下を濡らすことになる(笑)

このビチャビチャの雪と雨と融雪装置のおかげで滅多に金沢市内では雪が積もることがない。 雪が降っても1日も経てば雪は溶け去ってしまうくらいのインフラ整備状況なのだ。都内だったら雪が積もったら数日は雪の上を気をつけて歩かねばならないのに。 この辺はさすが雪国仕様である。

しかしっ!雪には慣れ、すぐに溶けて流れてしまっても、道路は歩道も含め、そんなこんなで常にビチャビチャ濡れているのである。 最近はこれが気になって気になってしょうがない。

さらには雪がなくてもビチャビチャの道路はこの時期凍結するのである。 この凍結した道を気をつけながら歩くのが最近はストレスでしょうがない...(^^;)ハハハ。
ちなみに今日は朝っぱらから奇跡の晴れッ!!! 週末にこんなピーカンに晴れるのはいつ以来のことだろぉ〜。

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