サテライト・ノートブックの身の振り方...。


今年に入って、うちの会社でよくフランクリン・プランナー(以下、FP)を見かけるようになった。
それまではうちの中ボスくらいしか見かけなかったのだが。
ここ数年、タイムマネジメントだの勉強法だの自己啓発系ブームが続いてるんで、2009年の手帳としてFPを選んだ人がうちの会社では多かったンだろか?


FPはバインダが通常のバイブルサイズよりも幅広なので、手に持っていてもすぐにわかる。(といってもヲタしかそんなとこ気にしてないと思うが...(^^;)ハハハ。)
この2カ月ほどの間の打ち合わせでも、机にFPを広げた人を何人か見かけたのだが、そのFPならではのシステマチックなリフィルにカリカリ記入している姿を目の前にすると、なんかこの人頭良さげ......と思えてくる。(というのもボクの思い込みでしかないのだが...(^^;)ハハハ×2)
かく言うボクも去年まではFP使いだったのだ。
今年は自分なりにも少し使い勝手良いものを組み合わせて使っている。
FPの考え方を基本に、ワタミ手帳(Date Your Dream)のリフィルとFPの一週間コンパスとBindexのプロジェクト・チェックリストでトップダウン型とボトムアップ型のタイムマネジメントに対応している。
これはこれで満足しているシステムなのだが......。


まわりで、こうもFPを見かけるとついつい余計な欲が出てきてしまうのだ。
とはいえ、いまさら元のFPに戻る気もさらさらなく......。



家の机の文房具を整理してたら、こんなものが出てきた。

コンパクト・サテライト。サテライト・ノートブックとも呼ばれているヤツである。
中身は通常のFPコンパクトサイズのリフィルより幅が狭いリフィルを切り取りノート型にしたものである。
大きく重いFPのバインダを持ち歩けない時に、バインダのポケットに忍ばせたこのサテライト・ノートブックを颯爽と持ち出してご活用してください!と説明書きにはある。

ボクも最初なるほどと思って購入したのだが、これがまたほとんど使う機会がない。
というか、このサラの状態で使用するのに抵抗があるのだ。正直、見た目イケてないと思うのだ。
ということで出番なく、一時はスリムノートに組み合わせてと上のほうをカットしたりしてとその使い道を考えたものの、結局スリムノートの使用を止めたので日の目を見ず...。

中身はFPっぽくカラーリングされており、ちとしたFP気分が味わえる。(妄想です。気のせいです。)
そういえば、先日紹介したファイロファックスのジョッターだが、あれが以外と重宝しててスーツの内ポケットからササっと取り出し、ジャスト・イン・タイムで頭の中身を吐き出すのによいのだ。
ただ、惜しいところがその記入スペース。
リフィルはバイブルサイズを挟んでいるにもかかわらず、上下に不必要にリフィルを挟み込んでいるので、実質能率手帳普及版程度の書き込みスペースしか残らない。
リフィルを取り出しても上下2cmずつ空白があるので、見た目真中にメモがクシュっとして気持ち悪いのだ。


この軽快なメモとしてこのサテライト・ノートブックが使えないものか?しかもカッコよく...。
昔はアメリカ産でこのサテライト・ノートブック用のカバーがあったらしいのだが、製造中止になっている模様。
せめて、ペンホルダー付きのカバーがあれば、なんとか気が休まるのでは......と。

とジッとブツを見つめていて、あることに気がついた。
このバイブルサイズよりも細みの計上。
さてはナローサイズに近いのでは?
ナローサイズに近いということであれば、綴じ手帳のWICやHANDY PICK、ニューダイアリーあたりの手帳カバーが適用可能なのでは?


すでに手帳シーズンも沈静化しつつあるハンズの文房具フロアに行ってみると。
なぜか、ASHFORDのラムスキン物が軒並みディスカウントになっている。
ラッキーなことにWIC用の手帳カバーも!?
早速、我が家にお連れする。

ラムスキンらしいソフトな手触り。ファイロファックスのETONと同様だ。<なぜディスカウントしてたんだろ?赤だからか??

この手帳カバーをとりあえずサテライト・ノートブックにかぶせてみると。縦も横もちょうどいい。ジャストリフィルサイズである。
おそらく、本体の厚みが出るとWICサイズより若干幅広のこのサテライト・ノートブックは入らなかっただろう。
まさにこのための手帳カバーである。


が、いざ収納しようと思うと1つ問題が。
表紙が入りきらないのである。

そのため収まりよくするには表紙・裏表紙をそれぞれ5mmほどカットする必要がある。
またしても切り刻まれる運命なのでした(笑)

本体も厚みがなく、今回はラムスキンという柔らかめの素材の手帳カバーを使用しているので、このままでは手に持ったまま記入するのに多少難がある。
カチッとした状態で書きたい貴兄は是非下敷きの挿入を忘れずに。

ボクはFPのバインダについていたガイドプロテクターをサテライト・ノートブックサイズにカットした。

この下敷きを裏表紙にセットしてその上にサテライト・ノートブックを挟み込む。

全てセットするとこんな感じに収まります。

測量野帳並みのハードな表紙を持ち、厚さ8mm内ポケットに入れても気にならないシステム手帳バイブルサイズ補完メモ帳です。
これなら、ちとFP気分を味わいつつ、リフィルの上から下までちゃんとメモを取れるし、書いたらそのままシステム手帳に保管できて転記の二度手間もかからない。
なかなか良さげではないか!フハハ。
というか、実際使う前のこの検討・試作段階が一番個人的には楽しいンですけどね...(^^;)ハハハ。


ちなみに、ノート型のメモリフィルであれば他のモンでも適用可能です。変にフォーマットが作りこまれてなく、普通のメモ用紙で使いたい場合...。
たとえば、このDa vinciの5mm方眼メモノート。

素直にそのまま持ち歩くにはペラペラ過ぎて心もとないです。しかも表紙はなんの加工もされてないのでポケットなどに入れておくと、汗などかいたらシワシワ波打つこと受け合い!
普通に8mmの薄型バインダに綴じるのもいいですが、よりコンパクトに持ち歩きたい!!という貴兄にはお勧めです。

WICタイプの手帳カバーに取り付けるにはナローサイズにする必要があります。

なので、思い切って10mmほど裁断してしまいましょう。

すると、ちょうどこのWICタイプの手帳カバーにセットすることが可能になります。


これまでメモを書いたリフィルはそのまま該当日付の箇所に挟み込む運用をしてましたが、これだと大きさが同じなんでスケジュールリフィルとメモリフィルが区別がつかなくて検索時にちとややこかったンですが、メモをナローサイズにすることでメモとスケジュールの大きさ違いを識別してこの検索時のややこさも多少は解消されるかもしれません。


とりあえず、これでよぉ〜やくサテライト・ノートブックが日の目をみることになればいぃ〜のですが......(^^;)ハハハ。