SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

Rolleiflex 2.8fにRolleikinで紫陽花撮り!

昨年の10月にLeica M9-Pを手にして以来、ほぼフィルムカメラを手にすることがなくなって半年強。
M9-Pの色味に魅せられてという直接的な要因はありますが、やはり昨今のフィルム代・現像代というランニングコスト増によるものも大きいのかな。

それが先日たまたま期限切れのAGFA ULTRA100を詰めて撮った原宿〜新宿三丁目の仕上がりを見て、これなにっ!?という衝撃を受け、また俄にフィルム熱が再燃しつつあります。
さらにはLightroom ClassicプラグインであるNegative Lab Proの扱いやすさによる要素も強いかもしれない。

このNegative Lab Proとはなんね?というと、簡単に言うとデジタルデュープで撮影したネガ画像をほぼ一発でポジに反転してくれるという優れモノ!

以前、PhotoShopでネガポジ変換するエントリーをアップしましたが、正直このやり方だと満足いくポジ変換出来ないんですよね。
PhotoShopの達人だったら自分好みの絵作りに至るまで細かく調整出来るんだろうけど、素人にそこまで求めるのは無理!なくらいに中途半端に眠たい仕上がりにしかならず、結局その後もフィルム現像時にスマホ転送でデジタル化して貰ってたんですよね。
それがこのNegative Lab Proを使うとほぼイメージに合ったネガポジ変換が自分のMac上でできるのです。
いちおう、フィルムの現像機のクセに合わせたプリセットやフィルムメーカーのクセに合わせたプリセットを調整するくらいで違和感のない仕上がりになります。
後はLightroomで自分好みに仕上げるだけという手軽さで、これならフィルムの現像をビックカメラにして貰うだけですむじゃん!と。

ということで、この環境をもっと手に馴染ませるべくこれもかなり久々の出動なRolleiflex 2.8fRolleikinをセットして、KODAK Portra400を詰めて紫陽花の季節に谷端川緑道を徘徊したのでした。
ちなみに、現像したKODAK Portra400のフィルムをデジタルデュープで撮影して、LightroomにてRAWのままNegative Lab Proでネガポジ変換、調整をしたモノになります。

001Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道の紫陽花

Rolleikinで35mmフィルムを使用すると、基本的に縦構図になります。
しかも6×6の中盤サイズのファインダーのうち、3×2の35mmフィルムサイズにクロップした画角を使用するんで、Rolleiflex 2.8fにしてはかなり狭いというか望遠を使ったような構図になります。

002Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道

逆に普段のLeicaだと寄れもしないんで、こっちの方が被写体が大きく写っているかも(笑)

003Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道

朝の谷端川緑道はけっこう朝ン歩する中高年が多いです(笑)

005Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道の紫陽花

時期的にはちょうど色づきもよく、額も大きく開いてきている時期でした。

006Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道の猫 茶白

こちらは飼い猫さんでしょうね?人にも犬にもなれているようで、二眼を抱えた人間が近づいても警戒することなく、石の上に佇んでいらっしゃいました(笑)

007Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道の紫陽花

ピントが若干ズレていてもフィルムの風味でいぃ〜味になっているなぁ〜と勝手にいぃ方に考えます(笑)

008Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道のセイヨウオトギリソウ

紫陽花以外にはセイヨウオトギリソウなどもシーズンでした。

009Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道の紫陽花

この辺のエリアは赤系の紫陽花が続きます。アルカリ性の土が多いンですかね?

011Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道の紫陽花

いぃ〜匂いが漂って来そうな色合いですが、残念ながら匂いません...(^^;)ハハハ。

012Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道の紫陽花

こちらは中間色で薄紫の紫陽花。

014Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道の紫陽花

なかなか群生する紫陽花を見かける機会が少ないんで、こんな風にボコボコしているのをみるとテンション上がります(笑)

015Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道の紫陽花

バックの建物の色と合わせたかのような青系の色味。
一番手前の青みがかった紫といった色合いがいぃ〜ですねぇ〜。

016Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道の紫陽花

なかには紫陽花らしい青い色合いのモノも。

017Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道の通学

朝なんで、近辺のお子様たちが通学路として使っています。
じゃれ合いながら歩いている姿が微笑ましい(笑)

018Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道の紫陽花

一つ一つの額の大きさは小さいんですが、それが密集して大きな房を形作っている紫陽花です。最近この手の紫陽花も増えてきましたね。

019Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道の窓際の令猫 キジ虎

子供たちが騒いでいるんでなにかと思ったら、窓辺に深窓の令猫なキジ虎さんが三匹。

020Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道の紫陽花

今年は額紫陽花でも様々な種類があるンだというコトをよくよく認識させていただきました。

021Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道西池マートの手洗い所

ちょっと暗めの所で試し撮りしてみた一枚。
こういうガリガリ感になるんですね。撮れないこともないんだな。

022Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道の紫陽花

こちらの種類もよくよく見かけるようになって好きなタイプな紫陽花です。
薄ぅ〜ぃ青味がかわいさを増してますね。

023Rolleiflex 2 8f+Carl Zeiss Planar 80mm f2 8+Rolleikin+KODAK PORRA400池袋三丁目谷端川緑道の紫陽花

最後は周辺減光を効かせた一枚。

ということで、ブローニーフィルムもデジタルデュープ出来る環境はあるんで、中判カメラももっと稼働率あげてもいいかな!というくらいNegative Lab Proは使えるというコトが解りました。
フィルムカメラランニングコストはかかりますが、現像だけなら現像+デジタル化の半分強くらいで済むし、モノクロ自家現像とかし出したらフィルム代以外はほぼかからないということを考えると、もっと手軽にフィルムカメラを楽しめるかもですなぁ〜。