SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

『Nikon ES-2』でスキャンしたモノクロフィルムをPhotoshopでレタッチです。

ということで、フィルム現像後のデータ化を自製すべく導入したNikon ES-2

Nikon ES 2フィルムゲージをES 2本体にセット

リバーサルフィルムで試してみたところ、これはなかなかよろしぃ〜ではないのっ!と。

Nikon ES 2フィルムゲージをES 2本体にセットしてDfライブビューで撮影したもの

思ってた以上の仕上がりにかなり満足なのです。 となると次に試してみたくなるのはネガフィルム。 カラーネガはビックカメラiPhone転送でデータ化も楽なんで、次はモノクロネガに挑戦してみようと。

モノクロネガで撮影したファイル

まず、単純にモノクロネガフィルムをそのままES-2を使ってデータ化するとこの通り。 ネガだけに階調が反転しており、このまま保存しても写真としては意味を成さないのです。

モノクロネガで撮影したファイルをPhotoshopで読み込み

Nikon D850だとES-2で撮影した画像をそのままカメラ内のフィルターで階調反転させる機能があるらしいですが、Nikon Dfにはそんな機能は付いていなく......。 ってかそれくらいのレタッチ機能であればファームウェアアップデートで全機種対応してもらいたいですがねぇ〜Nikonさんっ!!

DfのSDカードから画像をMacに転送した後、Photoshop等のレタッチアプリで階調を反転させなければなりません。

ちなみにボクの環境ではMacbookPhotoshopを使用しました。

Photoshopイメージ→色調補正→階調の反転

Photoshopに画像を読み込んだ後、イメージ→色調補正→階調の反転でネガからポジに反転させます。

Photoshopイメージ→色調補正→階調の反転後のモノクロネガファイル

するとこんな感じに階調反転。 でもなんか磨りガラス越しにみているみたいな感じ...(^^;)ハハハ。

Photoshopイメージ→自動トーン補正

これはトーンを変えることでクッキリと画像を浮かび上がらせることができます。 同じく、イメージ→自動トーン補正で。

Photoshopイメージ→自動トーン補正後のモノクロネガファイル

すると濃淡がよりハッキリとしてきます。

Photoshopイメージ→自動コントラスト

さらにイメージ→自動コントラストで調整。

Photoshopイメージ→自動コントラスト後のモノクロネガファイル

先ほどのよりも締まった感じに。

Photoshopイメージ→自動カラー補正

今回はモノクロなんで意味ないですが、カラーネガの場合はイメージ→自動カラー補正を試してみても良いかも。

Photoshop階調の反転→自動トーン補正→自動コントラスト補正→自動カラー補正後にトーンカーブで好みに調整

さらにもう少し濃淡をハッキリさせたく、トーンカーブを弄って好みの階調に修正します。

Photoshopで全て調整後のモノクロネガファイルを保存

好みな感じに仕上がったら保存。

Nikon ES 2フィルムゲージをES 2本体にセットしてDfライブビューで撮影後Photoshopでネガポジ反転したモノクロフィルム

最初手前のモノはなんなんだ?と思いながら作業を進めてたんですが、うちの小春さんだったのね...(^^;)ハハハ。

Nikon ES 2フィルムゲージをES 2本体にセットしてDfライブビューで撮影後Photoshopでネガポジ反転したモノクロフィルム

この時のモノクロネガをいくつかレタッチした結果がこちら。

Nikon ES 2フィルムゲージをES 2本体にセットしてDfライブビューで撮影後Photoshopでネガポジ反転したモノクロフィルム

ちなみに今回はRAW現像からレタッチしたんだけど、さほど拘りがないサービス版のプリントでも充分!という貴兄にはjpegだけで撮影して、それをレタッチでも良いかも。 また、今回はできるだけ手間暇かけることなくを第一としたんで、ほとんどPhotoshopの自動化項目でレタッチしてます。 より追い込みたい貴兄は個々のトーンカーブコントラスト、カラーの機能を弄くり倒して自分自身の好みを作り上げて下さい。