SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

20年近く参道の前を行き来しながらも足を踏み入れたことの無い烏森神社に行ってみた!

20代の半ば以降、新橋にはなにかと縁があるボクである。 20代半ばから十数年、ボクは会社の寮を出て新しい空き地である虹橋の向こう側の箱庭の街に移り住んだ。 したがって、都内へ出向くにはゆりかもめに揺られて新橋まで向かう必要があったのだ。なので、必然的に平日・週末を問わず、ほぼ毎日のように新橋界隈をウロウロしたのである。 うちの相方さんと出会い、箱庭の街から引っ越して、新橋から山手線をほぼ線対称の位置にある池袋・要町方面に移り住んでも、今度は職場が虎ノ門になったりと、なにかとボクにとってなかなか抜け出せない磁場のようなものが新橋には存在するらしい......。

そんな新橋界隈を20年近くブラブラしているにもかかわらず、これまで足を踏み入れたことがない場所が駅近くにある。 それなりに有名どころでもあるはずの『烏森神社』だ。 虎ノ門に職場が移ってからは、新橋駅の烏森口からまっすぐ虎ノ門方面へ歩く途中にあるにもかかわらず、横目にあぁ~神社ねぇ~とチラ見するだけで参道に足を向けたことがない。

しかしっ!ついにカメラを手にしたボクは撮影がてら烏森神社に足を向けたのであるっ!

そんな烏森神社の御祭神は、以下の三柱。

なんと、あの天岩戸に隠れちゃった天照大神を引っ張り出すために踊りまくった天細女命が祭られてるんですね。 この天細女命を祀っている神社は実は数が少ないそうで、技芸上達の祈願に訪れる人が多いとか。

新橋烏森神社参道

そんなこんなで初めて素通りすること無く、参道で90度身体を回転させて向かうのでございます。 でも、実は烏森神社以上に参道入口にあるモツ焼きさんが前から気になっているのです。 屋台というかバラックというか、とにかく20年以上前からこの場所にお店を構えて夜な夜なサラリーマンが吸い寄せられていくお店なのです。 が、お酒が得意では無いボク的にはなかなか勇気のいるお店でして...(^^;)ハハハ。

新橋烏森神社参道

四の五の言わずに参道を歩きます。 がっ!?ちょっと変わった鳥居!?初めて見かける形式です。

新橋烏森神社参道

この時はまは年明け前だったんで、「年越大祓」の幟が(笑)

新橋烏森神社鳥居と本殿

さらに進んで、社前の鳥居。 やっぱりオモシロい形ですねぇ〜。末広がりの台形な鳥居は初めてです。

新橋烏森神社本殿

社殿はそんな末広がり鳥居と同様に台形の屋根。 というか、この社殿の形状に似せて鳥居が作られてるんですね。

新橋烏森神社本殿

近代的なコンクリート造りの社殿です。 なんか、ビルとビルの隙間に合うようなこぢんまりとした佇まいでございます。 とりあえず、技芸上達、家内安全祈願です(ー人ー)(ー人ー)

新橋烏森神社狛犬

新橋烏森神社狛犬

社殿はデザイン性高いにもかかわらず、狛犬さんはなにげに普通(笑)

新橋烏森神社本殿

新橋烏森神社本殿

参拝に行列が出来るというワケでは無いモノの、切れ目無く参拝者が訪れてました。場所柄ですかね。駅近ですし。

新橋烏森神社の鳥居

新橋烏森神社の鳥居

改めて社殿側から鳥居を見ると、やはり不思議。 末広がり的には縁起モンでいぃ〜ですけどね(笑)

新橋烏森神社縁起

この社殿、昭和46年竣工なんですね。けっこうモダンなんでもっと新しいかと思いました。 そんなこんなな烏森神社。もっと参道にはごちゃごちゃとお店が連なっているモノの勝手に想像してたんですが、そんなこともなく。 神社なりにちょいとした静寂な空間が駅前にエアポケットのように空いてます。