SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

こんな近くにモヤさま的な空間と昭和な洋食『カプリ島』。

残りわずかな金沢生活かもしれないここにきて、ご新規様開拓に余念がない我が家です。 この日の週末も新たなお店を開拓にお出かけです。 向かうは武蔵の交差点。金沢スカイホテルB1の飲食店街『コロナロード』。 すでにこの時点でなにやら昭和な匂いを感じられる通り名なのです(笑)

カプリ島看板

目指したお店は『カプリ島』。 遠くイタリアはナポリ湾に浮かぶ青の洞窟で有名なカプリ島の名を冠したこのお店は、昭和な香り漂うコロナロードに佇んでおります。

カプリ島外観

もぉ~まさに昭和な喫茶店の風格っ!?

カプリ島ディスプレイ

モヤモヤさまぁ~ずで入りそうな喫茶店そのものなのでございます(笑)

カプリ島営業時間

ちなみに営業時間は朝の8時から18時まで。 店内に掛けられている営業時間には夜7時までとなってますが、18時にはお店を閉めてしまうそうなのでお気を付けください。 そういえば、金沢に来たての頃に職場近くのこのお店に帰りに行ってみたら、すでに閉まっていたことを思い出しました。 その後、すっかり忘れておりまして...(^^;)ハハハ。

カプリ島店内

店内もこんな感じで昭和な喫茶店そのもの! 寡黙に黙々と調理するおやじさんと、配膳担当の奥さんの二人でやりくりされているよう。 昔から馴染みの近所の常連さんが多い感じのお店なのです。

カプリ島メニュー

メニューはこちら。入口にあるこの看板と、店内は正面に掲げられているメニューだけで、各席毎のメニューは無いンでよくよく注文を決めてから中に入りましょう。 席に着くとすぐに奥さんから『ご注文は?』と聞かれます(笑)

カプリ島チキンクリームピラフ1

この日は様子見もあり、一つは名物料理っぽいのを喰ってみよぉ!と、うちの相方さんはチキンクリームピラフを。 ピラフにホワイトソースがかかったクリームピラフが名物っぽかったんで。ちなみによくネットに上がっているのはチキンぢゃなくて、小海老のクリームピラフの方(笑)

カプリ島チキンクリームピラフ2

単なるケチャップライスではなく、ちゃんと炒めていて炒飯みたいにパラパラなところがグッドポイント! その上にホワイトソースがかかっています。 ハントンライスもそうですが、金沢人てこの手の組み合わせ好きなんですかねぇ??? 結構量が多いンで、御口直しがないと終盤飽きそうな感じです。でも、味は美味しぅ~ございます。

カプリ島シーフードスパゲッティグラタン1

この日、どうしても食べてみたかったのがこちらのシーフードスパゲティグラタン。 昔々、まだボクが洟垂れ小僧だったころ、近所の洋食屋さんにグラタン皿の底にスパゲティ、その上にハンバーグがノリ、その上にたっぷりのホワイトソースとこんがりチーズという、クソ餓鬼が脱糞するくらいに子供食が満載の料理があったのです。 このシーフードスパゲティグラタンにはハンバーグは入っていないモノの、当時の思い出がグルグル巡るめき、どぉ~しても試食してみたかったのでした。

カプリ島シーフードスパゲッティグラタン2

グツグツなグラタン皿にはたっぷりのホワイトソースにこんがりチーズ。 絶対旨いヤツなのですっ!

カプリ島シーフードスパゲッティグラタン3

濃厚なホワイトソースに焦げチーズのアクセントがたまりません。 もちろん底にはマカロニではなくスパゲティが!これですこれ!!ボクが求めていたものは。

カプリ島シーフードスパゲッティグラタン3

シーフードと名がついている通り、中には小海老に大き目の海老、ホタテ、イカ等々シーフードが思いのほかたっぷり入ってます。 ホワイトソースで絶品!と思うお店に銀座古川の魚介類のクリームシチューがありますが、グラタンとシチューという違いはあれど、銀座古川の魚介類のクリームシチューだったら、このシーフードスパゲティグラタンの3倍の値段だし、コスパ考えると十分以上カプリ島さんに軍配が上がりますっ!

カプリ島ポークステーキ定食

で、シーフードスパゲティグラタンですでに満足になってしまっていましたが、メインで頼んだのはこちらのポークステーキなのです...(^^;)ハハハ。

カプリ島ポークステーキ1

先ほどホワイトソースで感動しきりのボクでしたが、このポークステーキにかかっているデミグラスソースがまた絶品! これならブラウンソース系の料理もなんでもイケそぉ~な気がします。

カプリ島ポークステーキ2

ちなみにポークステーキはあらかじめお肉は切られて出てきます。なのでお箸で食べきることが可能です。

カプリ島ポークステーキかぼちゃフライ、ゴボウのフリッター、揚げ茄子

秀逸なのがこの付け合せ。玉子焼きの隣からごぼうのフリッター、カボチャのフライ、揚げ茄子。 ごぼうをこうやって食べるのは初めてでしたが、これがなかなかスナック感覚で美味しぅ~ございます。 またカボチャフライも甘いカボチャがたまりません。

付け合せにもちょっとした手間をかけている寡黙なご主人、なかなか侮れませんっ!!

そんなこんなな『カプリ島』。お店は昭和、料理も昭和の洋食屋さんですが、長年地元に愛されるだけあって、魅惑的なメニューが目白押しです。 職場からも近いし、お弁当のない日にはしばらく通ってしまいそぉ~(笑)

カプリ島
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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