ボクが愛してやまない金沢市内のお店『KARAAGE83』。 本筋の唐揚げ専門店としての中津から揚げや金澤から揚げの美味しさはもちろんのこと、日々、どんなメニューが追加されているかわからない不確実性への期待についつい足が向いてしまうお店なのでございます。
そんなKARAAGE83が玉子かけごはん専門店として朝営業すると聞き、いつかは行きたいとは思っていたものの、朝は5分でも長くベッドで微睡んでいたい性癖の持ち主としては、朝早起きしてKARAAGE83に向かうのはほぼ不可能なことだったのでございます...(＾＾;)ハハハ。
久々に足を向けてみると、朝の部はしばらくお休みとのこと！？ 玉子かけごはんの運命はいかにっ！？とまだ味わったことのない玉子かけごはんの身の施しようを心配したところ、なんと通常メニューにラインナップしたとのことっ！！ これは、神のご加護なのでございます。さっそくこの日は玉子かけごはんをご注文(笑)
このツヤツヤ輝く赤玉が究極の玉子なのでございます。
合わせて、玉子かけごはん専用のたまご掛け醤油が出てきます。でも、ここの大将の腕だったら玉子かけごはんに合う究極のタレを作れちゃいそぉ～ですけど(笑) お仕事増やしてしまいそうなので市販で我慢我慢(笑)
玉子を割ると、内側から膨張しているかのよぉ～なブルンブルンな橙色の黄身と白身。 これはなかなか活きがいぃ～と期待感が増しましてございます。
ちなみに、以前大将が楊枝10本差しても黄身が割れない実験をしてたンで、1本だけ刺してみましたが、1本ではさすがに全然割れる気配がございません。
ブルンブルンな黄身を割って、少しだけたまご掛け醤油をたらします。 美味しい玉子は玉子の味を味わいたいんで、あまり醤油は垂らさない派なのです。
そして、玉子かけごはん用の茶碗に盛ったご飯にドォ～～～ン！！！ いやぁ～これが旨い旨い。玉子のコクがあり、玉子自体の味がしっかりと出ていて幸せの極致なのでございます。 けっこう甘みを感じる玉子ですなぁ～。
ちなみに玉子かけごはんには薬味が付いてきます。 この日の薬味はしそひじきと大根おろし。 しそひじきがまた格別美味しぅ～ございました。やはり玉子だけだと味は控えめなんで、ちょとした塩分補給にこのしそひじきが抜群に合うのです。 また、醤油味が足りん！という貴兄には、玉子に醤油をかけるよりもこの大根おろしに醤油をかけて醤油身を足していった方がいろんな味を楽しめると思います。
いやぁ～このKARAAGE83の玉子かけごはん絶品です！ ちなみにこれが通常メニューになってからは、玉子かけごはんにから揚げ2個のセットが人気だそぉ～です。
で、ついでに。 あくまでこの日の主役は玉子かけごはんですが、やはり来てない間に増えたメニューを味見しておかないわけにはいきません(笑) ということで、この日初めて食したのが『とんバラ定食』。
唐揚げ専門店なのにこんどは豚肉料理なのですっ！？(笑) そういえば、この日の前日には天然ブリとかメニューに出してたとか？ますます混迷の度合いを深めるKARAAGE83なのでございます(爆)
金沢でとんバラ定食といえば、何はともあれ片町の宇宙軒食堂さんですが、その宇宙軒食堂さんの看板メニューの向こうを張ってのとんバラ定食！ これは味見しないわけにはいかないのです。
まずバラ肉！宇宙軒食堂さんのとんバラはとにかく薄くサッと焼く感じで、鉄板の焦げ目が付いてきちゃうのがB級ならではの味わいですが、KARAAGE83のバラ肉は若干厚め。 なので、豚肉料理としてのお肉の味わいが楽しめます。 またタレは、宇宙軒食堂さんのタレは酸味が強いンで好き嫌いありますが、KARAAGE83のタレは金澤から揚げのタレに似た感じの若干甘味を感じるタレに擦り胡麻のコクがよく合います。
これ、男子は絶対に好きな味です(笑)
最後にこの日のお通し。 もろきゅうに冷奴。 このものきゅうなにげに大将の渾身の一品らしく。 以前、飲み屋で『もろきゅうなんてきゅうりきって味噌つけただけだよなぁ～』というお客さんの声を耳にした大将が、もろきゅうだって立派なりょうりになるんぢゃいっ！と一手間二手間かけたもろきゅうなのです。 胡瓜は切って塩もみして、いい塩梅の塩加減にして、味噌はいろいろと調合を重ねて(なにを？は企業秘密っぽいです(笑))作り上げたものとか。
たしかに、胡瓜も味噌も旨いのです。ってかこのお味噌だけでも美味しぃ～なぁ～。さっきのとんバラとかから揚げに付けてもコクが増して美味しそうな予感がします。
そんなこんななKARAAGE83。いつ行っても、何回行っても飽きが来ません(笑) 過去のエントリーは以下をご参照ください。
