SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

寝蹴りどころか寝乗り上げっ!?これは事故か?事件なのかっ!?

bedroom.

以前ボクの無意識下での奇行である寝言、寝蹴りに関するエントリーをアップしたことがある。

本日、光栄なことにというか残念なことにというかまた一つボクの無意識下での奇行をお披露目しておきたく、新たに一文を執筆するのである。

うちの相方さんと暮らすようになってから10年、我が家ではいまだに二人仲睦まじく一つのベッドで供に惰眠を貪っているのである。 結婚前、うちの相方さんの近くで暮ぅ~らそっ!と引っ越しした際には、ボク的には一人暮らしのつもりだったんで、それまで使っていたセミダブルのベッドをそのまま新たな部屋に持ち込んだのである。 まさか、結婚前にうちの相方さんが転がり込んで同棲が始まるとはこれっぽっちも想定していなかったのだ。

しかし、引っ越しまもなくうちの相方さんは転がり込んできて、結婚までの半年間の同棲生活が始まったのである。 当然のことながら、想定していなかったためベッドはセミダブル。一人では十分だが二人となるとなかなか手厳しい空間なのである。

が、ラブラブな二人はだからといって別々に寝るなどという野暮な考えは毛頭なく、二人仲良くセミダブルのベッドで寝ることになったのだ。 恋心と下心、そして習慣というものは恐ろしいもので、このセミダブル生活ですっかりボクの寝相というものが矯正された感がある。

物心ついたころからボクはベッドというものがキライだったのだ。あの寝返りを打った瞬間にベッドから転がり落ちることへの恐怖が拭えなかったのである。 なぜそうなるかというと、それほどボクの寝相は小さいころからエキサイティングだったということなのであろう。

ベッドがキライなボクは、必然的に和室に布団を敷いて寝ることを好んだのである。 布団であればどれだけ転がろうが、落ちて体のどこかが打撲することもない。幼少のころからボクはその広大なスペースを縦横無尽に転がりまわる自由を手に入れたのだ。

当然のことながら、そんな自由な生活を小中高と送ったボクの寝相はそうとうエキセントリックに進化した。 大学に入り一人暮らしするようになって色気づいてベッドで寝るようになったものの、ベッドの上でボクは天上天下唯我独尊だったのである。 歳とともにテクニックも身に着け、たとえ寝る時と起きた時でベッドの上下の位置が変わったとしても、ちゃんと枕は頭の下に敷いて寝るという大人らしい節度も身についたのである。

それほどの自由を謳歌して暮らしてきたボクでも、二人でセミダブルのベッドで寝るというこれまで経験したことのない拘束感に苛まれるようになる。 すると、それはそれで可動範囲の中で静かに寝るということを覚えたのである。恋心と下心のいかに素晴らしきことである哉っ!!!

それ故に現在の我が家ではボクよりもうちの相方さんの方が稼働領域が広く、寝相は悪いと断言してもよかろう。 しかし、寝言だの寝蹴りだのといった奇行は、ボクはすれどもうちの相方さんにはない。 うちの相方さんの寝相というものは、自分の稼働領域の範囲内でということは気にせずに、右にグルグル、左にグルグルと思うがまま気の向くままに回転するだけなので、まだ可愛らしいものである。

なので、稼働領域を遵守しているボクに比べて『寝相悪いなぁ~』と心の中で思っていたのだが、先日寝蹴りに続いて驚くべき事実をまた一つ知らされたのであるっ!?

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就寝時の我が家の基本配置はこのように、向かって左側にうちの相方さん(ストームトゥルーパー)、右側にボク(ダンボー)という配置で床に就く。

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基本姿勢はこのようにうちの相方さんもボクも右を向いて横寝になる。ボクは右手で腕枕なんかしちゃったりなんかしてっ!ムフッ(^^)

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寝入る頃にはボクは左側を向き、お互いが左右に横寝体勢で熟睡に至るワケである。 何事もなければ、この後お互いが右向いたり左向いたり上向いたりうつぶせになったりを繰り返して朝を迎えるはずなのである。

それが先日、うちの相方さんから衝撃の告白がっ!? ♀『あのさぁ~いつか言おうと思ってたんだけど、私、まぁ~さんにいつか殺されると思うんだよねぇ~』 ♂『............えぇ~っと、いったいナニを仰っているのでありましょうか?』 ♀『全然覚えてないのっ??』 ♂『いや、いったいなんのことやら覚えがないのでございますが......。』 ♀『いやいや、普通人様の上に体乗り上げていたらわかるっしょ?段差もできるし。というかあの体勢で全然違和感感じないのはおかしいと思うよ?病ぉ~~~気???』

と散々な言われようなのです。 言葉尻だけだと、まったくもってこのごご婦人がなにを仰っているのかさっぱり見当もつかないボクなのです。

よくよくシチュエーションを聞いてみるに、どうも寝相は悪くないはずなボクはたまに自由に動けない鬱憤を晴らすかの如く、無意識下において強引なまでのエキセントリックな行動に出ているらしぃ~のです。

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うちの相方さんの言い分を素直に受け取った時の想像図がこちら。 どうやら、うちの相方さんの真横からどう動いたらこうなるのか解りかねますが、そのままうちの相方さんの体の上にボクの体を乗り上げてボクは何事もなかったかのごとくそのまま寝続けているらしく......。

一度寝入ってしまうと自ら目覚める意思がない限り、他者に何をされようとも目覚めないことに関しては、生まれて間もない頃からの性格?性癖??の持ち主なのである。 生まれて間もない頃、母の姉の家に遊びに行った際、その叔母の家がボヤになり、それに気づいた母は同い年のボクの従妹を抱え上げて外に逃げたという。 従妹を抱えた母の姿を見て、ボクがいないことに気付いた父はあわててボヤの中に飛び込み、置き去りに放置されていたボクを抱えて避難したらしい。 当時の記憶は全くないが、煙に包まれようとする中、ボクは泣きわめくこともせずにスヤスヤと寝入っていたらしいのだ。 それくらい、周りで何が起こっていようが、ボクは目覚めないのである...(^^;)ハハハ。

うちの相方さんが気づいたころには完全にマウントを取られている状態で、いくら退かそうにも退かせずにそのままなせるがままに圧死寸前に追い込まれているとのこと...(^^;)ハハハ。

すいません。 言われるまでそんな状況になっているなどと思ったこともございません。申し訳ございません。 すっかり寝相の悪さは矯正された思っておりましたが、まだ修行が足りていないようでございます。 いつの日か大切なうちの相方さんを圧死させるようなことを起こさないよう、日々精進させていただきますm()mm()mm(__)m

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