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“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

金沢駅西口、石川漁協の居酒屋さん『旬魚亭』さんについに潜入なのですっ!

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昨年11月のオープン以来、何度となく足を運んではありえない行列だったり、行列ができてないっ!?ラッキー!と思ってお店の中に入るとラストオーダー前の時間であるにもかかわらず、食材が無くなっちゃったんですでに店じまいだったりと、2か月以上その評判の味を味わえずに忸怩たる思いで涎だけ垂れ流して幾星霜なのでございました(笑)

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そんな連日満員御礼な旬魚亭ですが、ランチがダメなら夜に予約すれば確実ではないかっ!という方針転換をし、たまたま久々にムーな社長が金沢を訪れるというんで、事前に予約をしてよぉ~やく旬魚亭さんの飯にありつけることができたのです。

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席に着くとまず目に入ってきたのが、石川県漁協直営店の『鮮魚のこだわり』。 そぉ~なのです、紹介が遅れましたがこの旬魚亭さん、金沢駅も賑わっていない西口だし、西口からも歩くと微妙ぉ~なところにあるにもかかわらず、なにゆえこんなに連日ごった返しているかというと、石川県漁業協同組合直営店なのでございます。 漁協直営ってだけで、安くて美味しぃ~お魚をいただけそぉ~な雰囲気を醸し出しているのでございます。

で、そのこだわりですが。 なにはともあれ、『石川の地魚』しか扱いません! 県内漁港で水揚げされた鮮魚を毎日仕入れており既製品・冷凍品・他県水揚げ品はほとんど使ってませんっ!! と、石川の地魚愛が迸るゆえに、水揚げの状況によっては仕入れの量も、料理のメニューも日々変わり、当日朝にならないとメニューが決まらないほどのこだわりなのです!

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この旬魚亭さん、石川県水産会館の1階にあるんですが、思っていたよりもお店の中は広いです。カウンター、小上がりの他にテーブル席と普通の居酒屋並のキャパは有してます。

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ちなみにレギュラーメニューはこちら。 これまでご紹介してきた居酒屋さんに比べて、若干安いかなぁ~。

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こちらは本日のおすすめメニュー裏表。

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ちなみに夜に予約の場合は、今のところはコース料理を予約しなければならないようです。 でも、予約なしでここまで来て入れなかったら、他の選択肢となるお店が周りに無いンで、今のところは予約しておいたほぉ~が無難かもしれません。

本日のコースは松竹梅でいうと竹の『漁協コース』! お酒は別で一汁六菜の料理が運ばれてきます。

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最初に出てきたのが、これなんだったっけ?ナマコ酢? 九州出身のムーな社長が『これ頼もぉ~かと思ってた』とか言ってたんで、多分ナマコ酢(笑) 長崎出身のうちの相方さんもナマコ酢好きですが、ボクはほとんど興味がないのです(笑) でも、美味しぃ~っちゃ美味しぃ~ですよ。

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次に出てきたのが、この日獲れた刺身の御造り二人前。 マグロとかウニとかありません。北陸らしいネタのみです。でも、このいろんな白身魚のお刺身がたまらんのです。 たしかに、新鮮でそれぞれ美味しぃ~ですが、みためのインパクトには欠けるかなぁ~。 でも、丁寧な仕事しているのはわかります。

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そして、焼き魚はサワラの醤油焼き。 関東に居た頃はほとんど食べた覚えないンですが、こちらではよく食べます。というかかなり見かけます。焼いてよし、揚げてよし、御造りでもよし。 火が通ったサワラは鯖みたいな食感になりますなぁ~。

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煮魚はまこがれいの煮付。金沢にいるとカレイといってもいろんな種類のカレイを見かけるんですが、このまこがれいなるモンは広く一般的にカレイと呼んでいるモンだそぉ~です。なので、関東で食べなれてきたのはこの種類なのかもしれません。 骨から身がホロホロと崩れて食べやすく、フワフワっとして美味しぅ~ございます。

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揚げ物は鮮魚と野菜の天ぷら。 すいません、お魚はなんのお魚だったか忘れちゃいました...(^^;)ハハハ。でも、カリカリの衣に包まれたお魚の身はフワフワでとても美味しぃ~モンだったのは確かです。

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次の酢の物が鱈の白子のポン酢がけ。これ一人前ですが、贅沢にもほどがあるほど鱈の白子がたっぷりと入ってます。

その他に最後に香の物、あら汁、ご飯が付いてきます。 と、総じて美味しぃ~っちゃ美味しいです。が、他のお店でもいいかなぁ~と思えてしまうのも事実。 まず、この料理の順番でも鱈の白子とかはもっと序盤にでてきてもいぃ~と思うんですよね。ナマコ酢とかぶりますが。だとしたら似通った酢の物を2品コースに入れてしまったのが間違いなのかも? 食べログとかでも書かれている人がいますが、開店したばかりとはいえ、すでに2か月。にも拘らず、けっこう店員さんもバタバタしており、システマチックに動けるまでには達していません。 コース料理の順番も、料理と料理の間の感覚もお客さんの状況を踏まえて出されるわけではなく、ところどころ間延びしたり。 その辺は漁協直営だからっ!と割り切るンだとしたら、もすこし一品一品のインパクトを持たせて、これなりゃ多少は店員さんが素人感覚でもしかたがないや!と量や質で応えるか、値段で応えるか、お客を割り切らせるものが必要だと思います。

石川の地魚へのこだわり+漁協直営というコンセプトはもっと化けられると思うんで、まだまだこれからに期待です! というか、夜ではなくあの異常な混雑ぶりのランチタイムの旬魚亭さんを経験してみないことには、旬魚亭さんの底力は図れないのかもしれません。

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