SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

一月慣らし運転してみたPat-miの使い勝手ということ!

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今年の手帳は本来であれば、このヘンタイ的フォーマットが心くすぐられるPat-mi一択で決まりだったのである。 がっ!?Pat-mi購入後、同じく佐久間さんがプロデュースされているここ数年なにかと話題のジブン手帳にも目移りし、Pat-miジブン手帳 と、さてさてどぉ~したものかと...(^^;)ハハハ。

それぞれそれなりにお値段のする手帳なんで、せっかくポチッたのにそのままガジェットの墓場へ直行させてしまうのも忍びなく。 これは、それぞれのフォーマットを生かしてなんとか両立できる運用方法は無いモノかと、今年に入ってからの一か月間慣らした結果、なんとかイケそぉ〜な感触を得られたのでございます。 しかもっ!以前も触れたとおり1日の詳細な行動ログはGoogleカレンダーに記入しているんで、それと合わせると三竦みっ!? 予定管理上は一番やってはいけないことに手を付けよぉ~としておりますっ(笑)

Pat-miの佇まい、持ち運び

Pat-mi自身のフォーマットは上のエントリーを参照していただくとして、Pat-miはひと月ごとのダイアリーリフィルとホルダーで構成されます。 ホルダーは結構厚みがありしっかり作られているんで、これ用の手帳カバーとかはまずいらない感じ。

普段使いする上で個人的に問題なのは筆記具。 ペンケースを常に持ち歩けばいぃ~ンですが、個人的にはそれが面倒くさいのです。なので、できれば筆記具持ち歩き用に手帳カバーにはペンホルダーが必須なのです。 がっ!?Pat-miではカバーがないんでそれも難しく、どぉ~したもんかとホルダーとにらめっこしていたら、微妙ぉ~な隙間を発見!(笑)

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ホルダーの背表紙にペンクリップを引っ掛けて持ち歩いてます。 ただしっ!!背表紙の部分というかそもそも背表紙ではなく折り返しの部分なので、一年乱暴に使っているうちにヨレまくってしまう可能性は大です。自己責任でお願いしますm(__)m

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ちなみに、Pat-mi用のペンはパイロットのフリクションボール2ビズにしました。 理由は後々。


ちっとした改良要望

ひと月使ってみて気が付いた今後の要望と申しますか、ほとんどわがままかもしれませんがすいませんm(__)m 基本的にというか、Pat-miはひと月分のダイアリーリフィルをホルダーにセットして使用することを想定しています。 がっ!!!仕事で使うとなると将来のスケジュールも参照しないといけない場面もあったりします。なので、このひと月は1月分と2月分をホルダーにセットして運用してたのです。(けっこうキツキツですが2か月分であればなんとか入らないこともないです。) また、それ以外にメモ用にA5の付箋紙をホルダーに10枚ほど貼ってます。

という、メーカーさんの推奨外の使い方をしている前提ですが、日々パコパコとホルダーを開け閉めしていると......

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このように、ホルダーの折り返しのところにダイアリーリフィルが引っかかって、変なところに織り目がついてしまうのです。

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なにも気をつけずにホルダーを慣性にまかせて閉めてしまうと、こんな風に折り目のところで綴じられずに、ヘンなところで折れ曲がったり......。

できれば、来年度はもう少しコシのある紙にしていただければなぁ~と。 また、ジブン手帳は書くのが楽しくなるような色使いなのに対して、Pat-miはモノクロ一辺倒でけっこうシブいのです。 なので、せめて土日祝祭日だけでも色付けしてくれるとちょっとは華やかになっていいかなぁ~と。

Pat-miはやはりタニン手帳であるべきかっ!?

よぉ~やく本題です。 このひと月慣らしてみたPat-miの位置づけですが、この手帳の一番の特徴は何はともあれ月から週への俯瞰と展開です。これはこれまで様々な手帳で試行錯誤されてきたマンスリーフォーマットとウィークリーフォーマットの活用を、ひとつのフォーマットであるかのごとく分解して再構成したPat-mi独自のものです。 このヘンタイフォーマットのおかげで、モーメントダイアリーでもいまいちだった月と週の問題点が大体解決できたと思います。

がっ!!!!その独自フォーマットが独自であるが故にPat-miでは『日付』を中心に置いた管理以外の記録には向いていないのです。 手帳ひとつでなんでも解決!といった自由度はその独自性ゆえにある意味わざと犠牲にしている感があります。

であれば、その設計思想に乗っかった使い方を模索するのが一番手っ取り早く。なおかつ、もう一方では自分のための記録に向いたジブン手帳も併用するということであれば、Pat-miタニン手帳として使ってしまえっ!ということになりました。

【Pat-miの位置づけ】 Pat-miの役割はジブンの管理というよりもタニンの管理。 組織全体のスケジュールとタスクを落とし込み、自分の動きではなく組織の動きを管理する。という役割としました。

5、6人で動くチームであれば、プレイングマネジャーしながらなんとでもなるものの、それ以上となると人の管理など忘却の動物であるホモ・サピエンスとしては無理なことなのです。 転勤当初は20人弱だったボクの配下も、気が付くと担当が拡大していまや30人弱。二か月後の来年度からはさらに増えて40人弱になる予定...(^^;)ハハハ。 当然ことながら部課長に権限委任はしてますが、そもそも2担当だったのが4担当に膨れ上がり、どこでなにをいつまでやるのかワケワカになりつつあります...(; ;)ハラリ。 なので、自組織でなにが起きるのか、何が起こっているのか、それを時系列で俯瞰して先手を打てるよぉ~にタニンを管理するためにPat-miを活用することにしました。

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これまでは手帳で予定管理といえば自分のイベント&タスクが対象でしたが、Pat-miでは各担当ののスケジュールの内、ボクを含め、幹部の判断が必要となるマイルストーンをすべて書き出します。 担当ミーティングだけならいぃ~ンですが、全社経営会議から部議、果ては各担当の進捗会議まで、各階層でイベント&タスクが発生するんで、その都度マンスリーの欄に記入して、月の初め、週の初めに俯瞰して組織の状況を把握できるようにしておきます。 とはいうものの、これは各担当で管理しているスケジュールがベースなんで、状況に応じてスケジュールが変更になることが多々あります。 そういう意味では、その都度消して修正が出来るフリクションボールが役立つのです。ということで、Pat-miタニン手帳とするにはフリクションボールが欠かせません(笑) また、いちおう忘れないように自分の主なイベントも書いておきます。じゃないと放っておくと知らない間にスケジュールが埋まり、プライベートな時間が確保できなくなってしまうので(笑)

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このフォーマットを使いこなすにはGTDで言うところの月次レビュー、週次レビュー、日次レビューは必須かなぁ~。 また、ひと月慣らして気になったのは、フォーマットの特性上、まずはざっくりとマンスリーで管理して、細かいところはウィークリーに移して管理することになるんで、どぉ~しても視線が下から上に遷移することになります。 生理学上、人の視線は四角いフォーマットでは左上から右下に遷移していくんで、これに慣れるまではストレスに感じます。 といっても、上にマンスリー、下にウィークリーっていうのは難しいンだろぉ~なぁ~。当然検討しているだろうし...(^^;)ハハハ。 なので、この作りはとにかく慣れることです!(笑)<パソコンのキーボードと同じで

Pat-miを使いこなすにあたって、唯一アイデア的なものは余白の使い方。 月次レビュー、週次レビューの中でざっくりした月の予定をベースに、それまでにやらないといけないタスクを締切日の位置に書き出していきます。これは唯一の自由な記入欄であるウィークリー上段部の余白を使います。月の最初の週は余白部分が狭いのでいっぱいありすぎると書ききれませんが、この余白にメモは結構使い勝手の幅が広がると思います。 週次レビュー、日次レビューの中で、書き出したタスクの中で自分の作業があれば日々の時間軸の中にワーク時間を落とし込んでいきます。

と、こんな感じでひと月慣らし運転をしてみましたが、なんとかジブン手帳ともそれほど被らず、Pat-miの特徴を生かしながら使えてるンではなかろぉ~かと。 ちなみに自分のためのジブン手帳についてはこちらのエントリーで!