SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

♪なんとなく なんとなく♪なしあわせ。

100% happiness guaranteed

最近、定額制音楽配信サービスの中で、『スマホUSEN』にまで手を広げている。 『スマホUSEN』とは、かなり大雑把に言ってしまうと店舗で流している有線のチャネルを月額480円でスマホで聴けるというモンである。

ただ一点注意なのは、最近いろいろとサービス開始した定額制音楽配信サービスと違い、スマホUSENはこれまであったインターネットラジオ的な使い方ということ。 プレイリストは選択できるが、必ず最初から聴けるというワケでは無く、その時間に流れているところから聞くしか無いという点である。 そういう意味では、お店で流れる有線と変わりない利用方法なのだ。

スマホでUSEN - 音楽聴き放題アプリ!
カテゴリ: ミュージック, エンターテインメント

以前のエントリーで最近昭和歌謡にハマっているということを書いたが、有線といえば昭和歌謡の宝庫である。専門チャネルで聴きたい放題! ということで、悪い癖で脊髄反射でアプリをインストールしたのである。

週末、日がな一日、スマホUSENから流れる70年代昭和歌謡Bluetoothスピーカーに飛ばして聴いていたら、うちの相方さんに白い目で見られましたが、そんな中で流れてきたこの曲が耳に残ったのである。

♪なんとなく なんとなく♪井上順

君と逢った その日から なんとなく しあわせ 君と逢った その日から 夢のような しあわせ こんな気持ち はじめてなのさ 分けてあげたい このしあわせを なんとなく なんとなく 大声あげて 叫びたい こんな気持ち はじめてなのさ 分けてあげたい このしあわせを

なんとなく なんとなく
カテゴリ: J-Pop

もともとはザ・スパイダースの曲。 これは元スパイダースでもある井上順のカバーである。

どっかで聴いたなぁ~と思って、Wiki先生に聞いてみたら、1995年、2011年、2015年とCM曲として使われていたらしい。 ほのぼのとしたメロディもさることながら、井上順の穏やかな歌声が素晴らしい昭和の名曲である。

この『なんとなく しあわせ』という歌詞がなんともボクの耳から離れないのである。 こんなことをいうとうちの相方さんにまた叱られるかもしれないが、今も昔もうちの相方さんと出会って以来、ボクは『なんとなく しあわせ』なのである。

激しく萌え滾る恋愛感情というものも無くはない。 けっこう頻繁に出現してうちの相方さんにちょっかいを出して、窘められることもいまだに多々ある。 先ほどもキッチンで洗い物をしているうちの相方さんにちょっかいを出して、 ♀『洗い物をしているときに、ちょっかい出さないでください。イライラするなぁ〜も゛っ!!!』 と窘められたばかりである。

でも、初めて出会ってからのこの十年というもの、うちの相方さんと共にしてきたボクの人生は『なんとなく しあわせ』という感じが一番合っているように感じる。

世の中には、『公』の立場では上司・部下・お客さん・仲間・仕事内容に恵まれて仕事がとっても充実しちゃってますっ!嗚呼、人生ってすばらしい!! とか、『私』の立場でも彼氏・彼女・仲間との恋愛・遊びがとっても充実しちゃってますっ!嗚呼、人生ってすばらしい!! といった、リア充な幸せというわかりやすい幸せというものもある。

でも、いくらいいことであっても、日々そんなにテンション振り切れそうなことが連続していたら、それはそれで疲れてしまう。 恋愛であれば、そういうイベント性が高いほうがいいのかもしれないが、そこに『生活』というものが入り込んでくると適度なオン・オフが必要なのではないだろうか? 通してみると、いまはの際でうちの相方さんに看取られる最後の瞬間でも『なんとなく しあわせ』と感じられればそれで十分なのではないか?と思うのだ。

こんなことを考えられるよぉ~になったのも、うちの相方さんと出会えたからである。 ボクの人生振り返ると、『なんとなく』と『気合い入りまくり』の期間が交互にやってきていたようなのだ。特に女子との恋愛に関して言えば。

物心ついて以降、まだ毛も生えない桃色猿に成り果てる前の10年間は、今思うと『なんとなく』であった。 なぜか、幼稚園から小学校にかけて、常にボクのことを面倒見てくれる活発系女子が身の回りにいたのである。 なんとなくそんな面倒見の良い女子に囲まれながらスクスクと成長したのである。

次に恥ずかしいところに毛もチクチクと生え始め、立派な桃色猿として思春期を謳歌していた頃からの10数年は、恋愛至上主義に踊らされ続けた日々である。 とにかく彼女、女子、女、♀。そういう相手がいないことはとても不幸なことであり、一般男子としていかなるものか?と手を変え品を変え、彼女作りに奔走していた気合い入りまくりだった性徴期。 当然のことながら、そんな気合い入りまくりの液体ダダ漏れ男子相手に女子が寄りつくわけが無い。

その後、人並みに落ち着き始め恋愛というものを無事になんとなく経験しつつも、学生から社会人という環境の変化に伴い、また自分自分と自分を押し出し始めて気合い入りまくりの結婚願望&崩壊を繰り返し…(^^;)ハハハ。

いい加減、桃色猿も卒業して人並みの経験を重ねていたんで、うちの相方さんと出会った頃にはすっかり落ち着いていたのが功を奏したのかもしれません...(^^;)ハハハ。

うちの相方さんもスイーツをお土産に持って帰ってきたとき以外は、それほど感情を表に出さないタイプなんで、お互いの程々感があっているというかなんというか。

以降、『なんとなく』なしあわせを噛みしめながら日々暮らしております。

なんとなく なんとなく なんとなく しあわせ なんとなく なんとなく なんとなく しあわせ なんとなく なんとなく なんとなく しあわせ・・・