SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

ボクは地図が読めない変態である。

実がなってたら

『地図が読めない変態』とは?

『地図が読めない変態』という属性には、『地図が読めない』という属性と『変態』という属性が含まれている。それを合わせ技とする属性が『地図が読めない変態』ということになる。これをどういう状況かと説明すると、こういうことになる。

『地図が読めない男』の立ち位置とは?

週末のお昼はデートがてら外食!がいつの間にか我が家のルールである。 住み慣れた都内であればうちの相方さんを先導するくらいの土地勘を持ち合わせているボクではあるが、引っ越してきて1年程度の金沢では新しいお店に行くたびに地図とにらめっこしながら徘徊することになる。 いくら『地図が読めない男』とはいえ、目的地に辿り着かないワケでは無い。ボクは広く感覚的に行動するので、だいたいあっちのほぉ〜であろうと目処を付けると思うがまま、気ままに向かうのである。多少の遠回りは避けられないが、だいたい目的地には到着するのである。 しかし、几帳面で『地図が読める女』であるうちの相方さんはその無駄な工程が我慢できないらしい。なので、いつしか我が家ではこれまで行ったことのないところに行くときにはうちの相方さんが先導して、ボクはボンヤリ周囲の景色を楽しみながら手を取られて彼女に付いていくということになる。

『変態』ならでは楽しみ方とは?

手を繋いで歩いているときにはそれほどでもないが、自転車に乗って行動するときにはボクにはさらに楽しみが増える今日この頃なのである。 先日、初めて出会って以来十年近くずっとロングのストレートだったうちの相方さんがバッサリと髪を切り落としてボブになった。 髪の毛のくせが全くなく、猫っ毛でもなく張りのある髪質のうちの相方さんにとって、ロングのストレートはテッパンで、見事にボクのドストライクなのであるが、このような完全無欠な髪質を持つうちの相方さんにとってボブというのもこれまた見事にボクの萌える心を捉えて放さないのである。 江口寿史の描くボブの女の子のように、サイドの髪の毛の束が一枚の紙がヒラヒラたなびくよぉ〜なボブのヒラヒラ感が萌える心を萌え滾らせてくれるのである。 自転車に乗って風にたなびくうちの相方さんのボブのヒラヒラ加減を、後ろから眺めながら進む自転車デートが最近たまらないのである。 そう、ボクにはこのようなボブのヒラヒラに萌え滾るという変態性も持ち合わせているのである。 従って、『地図が読めない』という属性は同時に『変態性』を満足させることにも繫がり、なおかつ先導するうちの相方さんに付いていけば特になにも考える事無く目的地にまで到達できるのである。 嗚呼素晴らしきは『地図が読めない変態』であることよ! こうして、我が家は幸せな週末を過ごしているのである。