SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

味仙の餃子が取り持つ来し方行く末

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その昔、前の担当?のボスが東京⇔京都間を行き来すんのに辛い辛いとボヤいていたが、たしかに長距離の行ったり来たりは辛い。 今回は金沢から雷鳥さんで大阪に行き、そこでまず一打ち合わせをして、翌日の都内での打ち合わせに向けてその日のうちに大阪から新幹線で東京へ。 雷鳥さんも東海道新幹線も一日で二時間半づつ乗って移動するのはけっこう辛いなぁ〜と思いながら、前の担当?のボスのボヤきを思い出した。

ってか、『前の担当?』といちいち書くのが面倒くさい。 前の担当と書いては見たモノの実はいまだに所属は前の担当のままなのである。 電話帳にもまだちゃっかりボクの名前が載っている(笑) 所属は前の担当のまま、在籍はいまの職場ということなのだ。 なので、前の担当のメンバーのことになると、『前の担当』のメンバーと書くべきなのか、『担当』のメンバーと書くべきなのか? でも担当のメンバーと書いちゃうといまの職場のメンバーとゴッチャになってしまうし、『前の担当?』に所属はしているものの、そのメンバーがいまだにボクのラインであるワケでは無いので、ここでは一応『前の担当のメンバー』ということにしておこうと思う。整理学上のことで...(^^;)ハハハ。

翌日の打ち合わせはてんこ盛りで午前中から豊洲のビルのフロアを行ったり来たりの上で、最後は夕方に虎ノ門という予定だったんで、なかなか前の担当に遊びに行く時間も取れそうになさそぉ〜だったンで、夜は虎ノ門のアパに泊まることにして、前の担当のメンバーに声をかけたのである。

ボスは相変わらず彼の国にお飛びで国内にはいらっしゃらないらしく...(^^;)ハハハ。 ボスのお供も数人彼の国ということで、この日はボクの直系の他所の子たち(爆)が集まってくれた(笑)

場所は職場徒歩0分の味仙! どういうワケかこの日はここの餃子が食べたかったのだ。 金沢に発つまでここに通い詰めたわけでもない。 前々からここの餃子が美味しいとは聞いていたモノの、結局金沢に発つまでにここで飲んだのは一回だけ。 それも、金沢行きが密かに決まり、ボクのチームのリーダーにこういうことになるから後はよしなにっ!とゲロッた場所がここだったのである。 そういう意味ではいわく付きの場所なのである(笑)

とはいえ、ここの餃子はホント美味しい! しかも、ビールと一緒に頼むとたしか最初の一皿はかなり安いのだ。

なので、着席するなり餃子とビール! なんかオッサンサラリーマンぽくてよい内容(笑)

ってか、なかなか今の職場に前のメンバーが訪れないために、離れて以来約一年ぶりくらいのぶっちゃけ話である。 なかでもビックリだったのが、他所の子だったウチのメンバーの中で、半分はうちの子になれたらしいということ!(爆) よかったよかった。大笑いですが(笑) ボクの最後の遺言で『一日もはやくうちの子になること!』と言い残していったことが叶ったのですね...(TT)(涙)

また組織としては、もともとボクがいた8年の間にも担当の人数が増えたり減ったりの繰り返しだったが、今は拡張期に入っているようだ。 それほど案件が目白押しでもないよぉ〜な気がするが、そんなに増やしてダイヂョブか?とちと心配。

そもそもボスのマネジメントを念頭に置くと、少数精鋭ぢゃないと回らないはずなのだ。 それほど懇切丁寧にマネジメントして各人の力を付けさせて、他の担当に送り出す。そういうやり方をこれまでとってきたのがボスである。 それが、今のように拡張してしまっては十分機能しないのでは?との懸念は、話を聞いているとやはりそんな感じがする。

昔はボスもボクもすぐ下の子たちもまだ若く、上も下もみんな一緒に成長してきた。 ボスもボクらも一緒になって右往左往し、悩んで実行してきた。だから、ボスの顔色を伺いながらやっていたワケでは無く、一緒に考えながら行動してきたからこそボスの考え方も直接的に解ったし、ボクらの考えも伝えられたのである。 そうやって大きな失敗もしたし、その失敗を糧に大きな成功も勝ち取ってきた。 その世代がみな課長や課長代理クラスに成長し、当然のことながらボスやボクと言った世代はもう成長の伸び代はほぼ無くなってきているのだ。 それに、歳を重ねてジェネレーションギャップが目立ってきた上に、間の階層が出来たが故に、悲しいかな現場の温度感がボスには伝わりにくくなっている。

だから、本来マネジメントの領域を見直すべきなのだ。ボスやボクらはそれ相応の立ち位置でこれまでの経験を活かした組織作りという方向に舵を傾けていかなければならない。 いつまでも現場に口出して自分の主張を下の子たちに理解してもらおう!というのはそろそろ限界なのである。

おそらく一緒に成長してきた課長、課長代理クラスはボスやボクらの思いを汲み取ってくれてはいるものの、それより下の子たちには理解されないし実際心の底から腑に落ちて理解しているとも思えない。 これは階層的、世代的に無理な話なんだと思う。

下の子たちをマネジメントして組織としてどう動かすかは、もはやボクらの下の課長・課長代理世代が担い、指導していかなければならない。 そういう時期なのだ。 いつまでも一挙一動一つの有機体のように動かすには組織も大きくなってしまったし、世代が増えすぎて頭の指令を素直に身体が受け付けるような組織にはなっていないということを冷静にボスもボクも受け止めなければならないのだ。

たとえ気に入らなくても任せるべきコトは課長、課長代理クラスに任せる。 失敗してもしょうが無い。 ボクらもずいぶんと失敗を繰り返して痛い目に遭ったんだし。 そこで学んで、次からは失敗しないようにいろんなノウハウをそこから学んだからこそ今の地位があるはず。 それなのに失敗をさせる権利まで取り上げてしまう権利はボクらには無いのです。

もう後先そんなに長いわけでもないんだし、失敗したらケツ拭く覚悟くらいいくらでもあるでしょう。慣れてるし(笑) だからあまり口出しせずに、むしろそこで空いた時間をこれから先の組織作りに向けるべきかと。

ボクも多分、金沢から帰ったらそんなことを考えていかなきゃならないんだろぉ〜なぁ〜と思います。 すでに今の組織でもボクがいなくなったときのことを考えて動いているし。というか、期間が短いという特性上そういうことを念頭に置いてビジネス進めていかないと、またボクが来たときのようなしっちゃかめっちゃかにしたまんま戻っていったよぉ〜な前任のバカ部長みたいなことはしたくないんで(笑)

そんなことを以前のチームメンバーとのやりとりで思い、伝えつつ、美味しい餃子をお腹いっぱい食べさせていただきました。

後、ボスはボスで考えるべき点はあれど、みんなも文句言うだけではなく、またいやいやながら従うだけでもなく、しっかりと自分たちの目指すべき方向性をもっと主張すべきです。 そろそろ、『空気』ばかり読みまくるのはやめて、自分たちで『空気』を作り出せるようになりましょう。 感覚的にそう思うからではなく、なぜそう思うのか、そのためにナニが必要なのか?上司にどう動いてもらいたいのか?? 上司が先に動き出すのではなく、自分はこうしたいから上司にはこう動いてもらいたい!と主張できるように、もっと成長してください。 上司はマネジメントする立場ではありますが、ビジネスを進めていく上では部下に使われる立場でもあるのです。

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