SAY SILLY THINGS!

“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。

ドコモはXperiaをどこまで本気で売るつもりなのだろうか?


4月は一気にボクのオモチャが入れ替わった。
まず、iMac G5が月の初めにイカれ初めてよぉ〜やく、最新のiMacをお迎えすることになった。ちなみに相方さんはVaioさん。
その翌週、MacVaioの購入で稼いだポイントでリコーのデジカメ、CX3を購入。デジカメも富士フィルムFinepixのZ2から渋いが機能は最新のものに。
そして、ケータイも数年興味も湧かずに薄いというだけで選んだN905iμから初のスマートフォンXperiaに変わった。

一ヶ月で毎週のようにデジタル三種の神器が入れ替わり、睡眠時間を削ってウハウハ、ハァハァ〜する日々が続いていたが、よぉ〜やくハァハァ〜ぶりも落ち着き、冷静になりつつある今日この頃。


今日は一通り弄んだあげくのXperiaについて触れておこうと思う。

そもそも、4月いっぱいでemobileの2年縛りが解けることもあり、先月あたりからiPhoneにするかXperiaにするか?はたまたiPodが出るまで待つか??とネットで情報を漁りながらあぁ〜でもない、こぉ〜でもないと。
また、相方さんにつられてサンシャイン牧場にハマり、ケータイでも世話をしていたら、ケータイのパケ代がエラいことになり、パケホーダイにプランを代えてもいいという相方さんの決裁もおりていたところでもあり。

emobileの月々の支払いがなくなったら、いっそのことソフトバンクiPhoneもありなんじゃねぇ〜の?と思ったものの、機種代がいくら安くても月々の支払いは確実にemobileよりも高くなるし、いい加減通信費で二回線分を月々支払うのもバカバカしいという思いもあり...。

まずは、ケータイのプランだけでも代えておこうかと、ドコモショップに行ったところ、とりあえずデータ通信のプランをパケ放題にして、基本使用料は一番最低のSSに変更&使わないオプションを全部解約。ちなみにXperiaってどんなプランになんの?と聞いてみると、プラン自体は今回変更したものと変わらず。後は機種代をどぉ〜やって支払うかによるということだった。
機種代については、2年縛りの割引プランだの、ご愛顧割引だのを引いた残りを1年か2年の月賦払いか、一括支払い。

ここにきて、今まで一番興味が低かったXperiaが急に現実的なものになったのだ。
プラン自体は、今使っているN905iμだろうとXperiaだろうと変わらない。Xperiaの機種代を月賦にするか一括にするかという点も、割引後の残りはほとんどビックカメラのポイントで賄えてしまう。正味数千円でXperiaが手に入ってしまいそぉ〜なのだ。

これは、購入せよ!手に取れ若人よ!!という神様の思し召しではないかと急にハァ〜ハァ〜しだしたボクは、迷うことなくドコモショップを後にしてビックカメラに向かったのでありました。

とこんな感じでXperiaを手にしたのが4月20日。以来、寝る間を惜しんで10日ほどXperiaを弄んでみた。


最初の数日、いろいろと弄くり玩んだ結果感じたことは、これは一般的なケータイユーザが、簡単に乗り換えられるものではないということだ。
ドコモはかなり大々的にPRをしているが、とてもじゃないが、ドコモがちゃんとXperiaで動くimodeアプリをプレインストールして、いわゆるガラパゴスケータイ的な使い方をフォローしてあげない限り、XperiaiPhone並みにスマートフォンの裾野を広げることはないと思う。
というか、なぜドコモはXperiaの発売にあわせてimodeアプリを用意できなかったんだろう?
せめて、キャリアの義務としてimodeメールくらいはやりとりできるアプリを用意すべきだったんじゃないだろうか??


もともとドコモユーザでXperiaに乗り換えたオーナーが最初に戸惑うのが、imodeメールをどうするかということだと思う。
すでにネット上にこれについては触れられているんで割愛するが、Xperiaでもいちおうimodeメールは使えるようになるのだ。
そのためには、imode.netサービスに加入しておく必要がある。これからXperia購入を考えている人はこれだけは忘れないよぉ〜にしていただきたい。

が、Xperia上での設定の仕方がエラいめんどくさい。というか、サービスとして売るにはあり得ないほどの適当さである。
Xoeriaでimode.netを利用するためには、imode.netにログインしてワンタイムパスワードを発行してもらう必要がある。
このワンタイムパスワードはなんとimodeメールでおくられてくるのだ!?!?まず最初のあり得ないである、そもそもXperiaはまだimodeメールが見られない状態なのだ(爆)
このワンタイムパスワードを見るためにもう一台ドコモのガラパゴスケータイが必要なのだ。フハハ。もぉ〜笑うしかない。
しかも、このワンタイムパスワードの有効期限はものの数分。カップラーメンが出来上がる程度の時間しかない。
この間、ガラケーに送られてきたメールでワンタイムパスワードを控えて、ガラケー電源オフ&SIMカードを抜き、XperiaSIMカードを装着&電源オン!
そして、imode.netにアクセスしてこのワンタイムパスワードを入力できて、よぉ〜やく認証されるという仕組みだ......。
開いた口が塞がるどころか、顎が外れて元に戻すまでにワンタイムパスワードの有効期限がなんど切れてしまったことか......。
ちなみに、Xperia側はimoniというフリーソフトをマーケットからダウンロードすれば、まぁなんとかimodeメール的な運用は可能になる。
いっそのこと、imodeメールは廃止してGmailに乗り換え運用ってほぉ〜がめんどくさくないし、潔いXperiaの使い方かもしれないが。


ってか、これが国内キャリアNo.1企業のサービスと自信を持って言えるのだろうか?
imode.netにしたって、以前鳴り物入りでPRしたものの全然浸透しなかった2in1サービスの転用でしかない感じのものだし...。
ドコモがなんでこんな中途半端な状態でXperiaを発売したのかホント理解に苦しむところである。

が、これさえクリアしてしまえばあとはどぉ〜とでもなる。が一般ユーザには最大の難所だろう...(^^;)ハハハ。


そんなこんなで、相方さんからのメールもいつでも見られる最低限の環境は整えられ、後はどれだけ自分にあった環境を構築するかというムフフなひとときである。
デジタルガジェットととしては、名機HP200LXを手にした時から弄くることに悦びを見出すようになり、その後PalmCLIEシグマリオン、EMONEと変遷してきたが、やはりXperiaにも同じようなガジェットとしての魅力を感じてしまう。

iPhoneでどこまでできるのかよくわからないが、Xperiaの魅力の一つはHome画面を自分好みにカスタマイズできることだ。Homeアプリも多数マーケットに出回っており、気に入ったものをダウンロードして、さらにそれをカスタマイズすることもできる。
この辺は昔PalmCLIEのHomeをDAとかついかして自分好みに代えて悦んでいたような時と同じようにテンションがあがってくる(笑)

こんなガジェット好きの気持ちとしては、まるでボクと同じようなケータイ事情だったと思われる「BLASTED Sony Ericsson Xperia雑感」のエントリでも触れられている。まるでボクと同じような心境だ(笑)