そんなこんなでしつこいですが、3月最終営業日、それはボクの役職定年を迎える最後の日でもありまして、そんな最後の最後の日にとんでもないことが勃発して、茫然自失、人事不精、前後不覚、意識不明、幽体離脱とボクの意識が現世と常世の間を彷徨っているうちに、Sony α7CⅡにEマウントシステム一式とLeica M9-Pを下取り交換に出すという暴挙に走っていたのですっ!?!?
週が明けて翌週半ばには下取り交換で一式持っていかれてしまうので、3月最後の週末のうちにラストお写ン歩しまくるぞっ!
と急にスイッチが入って向かったのは上野公園!
ちなみにこの日連れて廻ったのはSony α7CⅡ+TAMRON17-50mm f4 Di Ⅲ VXDの組み合わせで。
コロナ禍が明けて以降は初めてな気がするんですが、老若男女、日本人にインバウンドと快晴ということもありエラい人出な上野公園でした。
まず最初のお目当ては上野公園と上野動物園の境目にあるこちら!
京成線旧博物館動物園駅跡になります。
有名なのはもう一つの方なんですが、実はもう一個こんな場所があったんですねぇ〜。
そしてその先、こちらの方が有名ですよね!
京成線博物館動物園駅博物館口跡
使用していないのに今なお荘厳な雰囲気を醸し出しております。
上野公園からは上野桜木にむかって歩いていたんですが、途中スゲークラシカルな建物だなぁ〜と見上げながら歩いてたんですが、これ国立国会図書館子ども図書館だったんですね。
以前仕事で出入りしてたときは真っ暗な夜しか来なかったんで、建物の雰囲気を見たのは初めてでした...(^^;)ハハハ。
あまりいぃ〜思い出がないので足早に通り過ぎます(笑)
すでに上野公園のソメイヨシノもほぼほぼ八分咲き?みたいな感じでしたが、東京芸大前のこれはなに桜ですかね?大島桜?
ソメイヨシノよりも濃い桃色が鮮やかに咲き誇っておりました。
上野桜木の最初のポイントはこちらの平櫛田中邸アトリエ。
残念なことに門が閉まっていて上半分見上げて見られる部分しか見られませんでした...(TT)涙。
そして上野桜木にある上野桜木あたり。
こちらは既存の古民家をリノベーションした商業施設になるようで、最近この手の複数の古民家リノベーション商業施設が増えてますよね?
わが池袋西口にもニシイケバレイというのがありますし。
日暮里や鶯谷から等距離な感じで、谷中霊園の南側という地味なところに位置するんですが、なかなかの人気のようで老若男女、日本人インバウンド問わずこの狭いエリアに人が押し寄せておりました。
4、5件の古民家を使用してるんですかね?この手のリノベーション施設の中では大規模な方なんじゃないかな??
まるで仏閣かお城のような佇まいのこちらはSCAI THE BATHHOUSEさん。
ギャラリーなんですが、こちらも閉まっていて入れなかったのが残念。
神田白山線のこの一角はなかなか風情のある木造家屋が点在しておりまして、まずこちらは和菓子屋さんの谷中岡埜栄泉。
一番の名物は塩大福なのだそう。
こちらは八代目 傳左衛門めし屋さん。
お昼にはもう時間も過ぎてたはずなんですが、けっこう並んでましたね。
お惣菜屋さんなのかと思って通り過ぎちゃいましたが、和定食屋さんなんだそうです。
八代目 傳左衛門めし屋の対面には旧吉田屋酒店さん。
こちらは店舗ではなく、文化財として当時の酒屋さんの店先をそのまま公開している施設です。
そしてみんな大好きカヤバ珈琲!
SNSでちょいちょいお見かけするようになって数年経ちますが、これまでは早朝に通りかかってたんで、営業中のお姿を拝見するのは初めて!?(笑)
カヤバ珈琲の交差点からは善光寺坂を南西に進んでいきまして、路地裏にあるイングリッシュティーハウス ペコさんに向かいました。
お店の物件は昔ながらの木造家屋なんですが、裏庭はイングリッシュガーデンのような不思議な和洋折衷空間です(笑)
ペコさんの後はちょっと戻って、谷中といえばみんな大好き『谷中のヒマラヤ杉』!
前回谷中詣でした時は思いっきり伐採されたばかりの頃でかなり情けないお姿になってましたが、若干枝ッぷりに勢いを取り戻したようなきがします(笑)
ヒマラヤ杉のあとは谷中富士を登頂したりしながら、日本三大路地の一角に向かいます。
いやぁ〜谷中といえばボクにとっては谷中銀座でもヒマラヤ杉でもなく、この路地裏の光景なんですよね。
相変わらず時間が止まっているようで美しい光景です。
とりあえず見るもんは見たんで、帰路につこうかと谷中霊園の方に歩いて行くと、なにやら旨そうな看板を見かけてしまい、ことの顛末は次回のエントリーを参照ください(笑)
とりあえず、しっかりと甘味成分を補給して休息したので改めてお写ン歩を開始です。
やはり都内三大霊園という広大な霊園の脇ということで先ほどの花重さんは名前の通りですが、花屋さんが多いですね。
そんな花屋街道のエリアを抜けると、谷中らしいお店が左右に点在しておりまして、こちらは古書店の鮫の歯さん。
少なくとも興味を惹かれて門を潜らない限り、店構えで古書店とは思えません(笑)
この辺のくねくねの脇路地もいぃ〜味出してるんですよね。
毎回たまたま通りかかるんで、次回またここにこられるか?というと自信がありません...(^^;)ハハハ。
なんかスゴい鬼瓦だな!と思ってGoogle先生に聞いてみると絵馬堂さんとのこと。
絵馬屋さんなんだぁ〜と思ったら、メニューがなくお任せで料理が出てくる和食屋さんなのだそう。
なんか興味をそそります(笑)
こちらも文化財のような扱いなんですかね、普段はずっと閉まっているようですが香隣舎さん。
もう帰ろうと谷中霊園の方に歩き出したら、この黒板が気になりまして(笑)
了ごん寺さんの境内に入っていったら、本堂脇のところにたしかに金魚がたくさんおりました(笑)
日頃荷風散人が眠る、こちらも都内三大霊園の一つである雑司ヶ谷霊園によく詣でますが、霊園内の人の行き来が活発という場面にあったことないんですが、谷中霊園のこの人の多さはなんなんですかね?
左右はお墓しかないのに......
日暮里駅ということで、Sony α7CⅡ+TAMRON17-50mm f4 Di Ⅲ VXDのラストショットは上野桜木から池之端、谷中のお写ン歩コースでございました。
なんか、四ヶ月程度しか使用してないけど、あれやこれやとレンズを取っ替え引っ替えこの短期間でいろいろと試せていぃ〜経験をさせていただきました。
でもなんだろ、やっぱり便利なのにどっぷり浸かるとダメになりそうな気もするんですよね...(^^;)ハハハ。