なんか...清々しくない。


マネジャーとプレイヤーは違う。
そんなことは十分承知していたつもりだったし、いまでも認識は十分していると思う。


でも、マネジャーとしてこの一年の自分の職務を振り返ると、なんか清々しくないのだ。
ちょうど今年になってから特に年度末に向けての事業計画の着地と来年度事業計画に向けての戦略の見直し等々もあり、自担当の業務の見直しを図っていたから特にそんなことを感じるんだと思う。


なぜかうちの担当でケツを拭かなければならない案件がひと段落し、部下のちょっとした手違いを無事に収束させたり、来年度以降撤退する案件の軟着陸をお客さんに納得してもらったり......。
なんか、敗戦処理を行っているだけのような気がして急に空しくなったのだ...(^^;)ハハハ。


ということもあれば、部下の手持ちの案件の相談を受けても、ついつい「そうじゃなくて、自分ならこうするし、こういう風に進めてよ!」とついつい自分が課長代理の立場のような感覚で言ってしまいそうになる。でも、まだこの辺は堪えているが...(^^;)ハハハ。
どうしてもまだまだ、部下に行動を促すようなアドバイスよりも直接的な指示を頭に描いてしまうところがマダマダだなぁ〜と反省もしたり......。
その点、我がカリスマJBがちゃんと、部下にどうしたいのか?考えさせた上でアドバイスをしているところを同じ打ち合わせで見てたりすると、ほんとナニやってんだ?ヲレ様??と凹むのである...(; ;)ハラリ。


敗戦処理こそ経験を積んだ管理職ならではの大切な仕事だッ!というのも頭ではわかっている。
ここで、変に拗らせて会社のイメージを悪くされては困るんで、スムーズにお客さんもうちもどちらも納得づくで終われるような配慮をしなければならない殿戦みたいなもんだ。

でも、こゆのって無事にクロージングを迎えてもスカッ!としないんですよね。
なんか、疲れがジワジワァ〜〜〜っと地味に出てくるだけで、気分的な切り替えがなかなかし辛い面があるし。


幸いなことに、うちの担当者たちはほかに比べて粒ぞろいなんで、通常正常に業務が回っている時はいちいちマネジャーが陣頭指揮を執って指示しないでもプロジェクトは進んでいく。
なので、プレイヤーなのかマネジャーなのかよくわからないプレイングマネジャーとしての割合はさほど高くなく、マネジメントとしてどうあるべきかをじっくり学べるという点では新任マネジャーとしては非常に恵まれている。
しかも、上司のカリスマJBはまさにボクとは正反対のタイプなんでJBの一挙手一投足から非常に多くの気付きを得ることができる。身近にこれほどのロールモデルがいるというのも幸せモンなのだ。

また、ボクの場合以前の担当ではおそらくマネジャーとして(というか社会人として...いやいや人として)これほど不適格な人間はいないだろうという上司を飼い馴らしていたんで、この最悪な上司の言動を反面教師として参考にしている。


良いロールモデル&悪すぎるロールモデルがいて、なお且つマネジメントに集中できる粒ぞろいの担当者たち、これほどの環境にいて不満なんて贅沢すぎるのかもしれないが......プロジェクトを回す醍醐味を知ってしまっているモノとしては課長代理の頃のように自分で考えて行動できる立ち振る舞いが懐かしい今日この頃なのである...(^^;)ハハハ。


ってなことを、今日受講しているセミナーが超おもしろくないんで、セミナー中にエントリーをアップしているボクなのです(笑)