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我が家の紫インク色見本


「紫」という色は「紫外線」という言葉にあるように、人間が識別できる色合いの一番端っこの色である。
実社会では、少々バイオレンスでやんちゃな部類の方々が好む色合いであることから、一般的に好きな色としてあげるのが少々躊躇われる色である。
しかし、聖徳太子は冠位十二階の制で「紫」を最上位の冠位として定めているし、西洋でもこの色は高位、高貴を表す色として使用されてきたという由緒正しい色なのである。


そんな幅広い階層にわたり潰しの効くこの「紫」であるが、いままで文房具の中で使用してきた記憶がまったく無い。
色鉛筆然り、水性ボールペン然り、蛍光マーカー然りである。
こんな人生に縁の無い「紫」に急にスポットが当たったのも万年筆のインクであった(笑)
というのも、青ほどではないが紫という色も万年筆のインクにはいろんな色合いのインクがあるのだ。
これはこれでまた奥深く、すぐ深く入り込んでしまうボクの性癖としてはこれを逃さずにはいられないのでありました...(^^;)ハハハ。


ということで、昨日に引き続き。青系インクほどではないにしろ、今後知らない間に増殖していくであろう我が家の紫系インクの色見本なのです。

上から順に、

  • エルバンのヴィオレ・パンセ:なにしろこのヴィオレ・パンセは彼のナポレオン率いるフランス第一帝政の時代から1966年までフランス全土の小学校の指定色として愛用されていたというシロモノ。我が美しい国日本でいえば、呉竹墨汁のようなもんである。(って、ホントかっ!?)約1世紀半にわたって、フランス児童がまず最初に触れる色がこの色合いとは、さすがに花の都を有するフランスである。肝心な色合いはまさにバイオレット。青味がかった色合いがなんとも優雅でボクもこの色は大好きである。常備インク補充の万年筆の内どれかにはかならずこのインクを入れている。とにかく、このインクで書いているとポジティブでありながら冷静にスッキリと文字を連ねる事ができるのだ。
  • プライベートリザーブインクのパープル・ヘイズ:名前でヤラれた一品。そう!Purple Hazeといえば、Jimi Hendrixである。確か、初めて書斎館に行ったときだと思う。この名前を見た瞬間、手にとってしまったのだ。そして、初めて買った紫系のインクがこれなのでありました。肝心の色合いはヴィオレ・パンセを薄めたような感じ。色としては清々しいのだが、文字を書くにはちと薄すぎる感があり、正直あまり使っていない今日この頃なのである。

アー・ユー・エクスペリエンスト?

  • ペリカンのバイオレット:パープル・ヘイズのあまりの薄さに反省し、紫を求めて買い求めたのがこの基本中の基本的なペリカン・バイオレット。バイオレットという事になってはいるが、その色合いのイメージからはパープルという感じなのだ。まさに、「紫」!


ということで、これから先まだまだ育っていきそぉ〜な我が家の紫系インクたちです。

いやぁ〜ほんとどぉ〜するつもりなんだろ?<ボク......(^^;)ハハハ。