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故郷は遠くに在りて、遠すぎた......。


今年のゴールデンウィークは相方さんの実家に帰省した。
昨年のお正月ぶりの帰省である。

一昨年の初訪問時は飛行機。昨年の二回目は前年の経験を踏まえ、諸般の事情により寝台特急はやぶさ。このたびは今となっては貴重な体験でもあり、楽しい道中だった。
三回目の今回ははやぶさも廃止になり、とうとう深夜バスで本州縦断?横断することにあいなった...。


政府のワケワカな景気刺激策のETC車高速千円の煽りを受け、道中の高速は大渋滞......。
通常でも14時間かかるところさらに、往路は2時間50分、復路は2時間半の遅延。
往路ではなんだかんだでドアツードアで20時間を要する結果とあいなったワケである...(^^;)ハハハ。

東京から博多までの深夜バスは、新宿からスタートした。
新宿西口の深夜バスターミナルは相変わらずの混雑というか混乱ぶり。
すでにこの時点で21時出発の予定が50分遅れになっていたのだ。この先の道中幸先よろしからずである。

出発後は早々に社内で映画が流される。休憩地点の諏訪までは映画を観つつの時間つぶしだ。
社内は通常の観光バスのレイアウトではなく、1席毎に独立しており両窓際と真ん中の3列シートの配置。
飛行機のエコノミーよりは多少快適な空間が得られる。

バスは中央道を進み、映画が終わる頃には諏訪のサービスエリアに到着。
ここが就寝前の唯一の休憩ポイントになる。この後は翌朝の洗顔休憩までバスの中に拘束されるのだ!?
もっと道中休憩時間を確保しながら行くのかと思っていたボクはちと衝撃。
そんな長時間拘束されるとなると、なんか漠然とした不安も...(^^;)ハハハ。
もちろん、運転手は交代も含めて休憩ポイントはもっとあるらしいのだが、その時は乗客は下車できないシステムとなっている。

しかも!この休憩の後は強制的に社内は就寝モードにさせられてしまうのだ。
ちょうど通路の間をカーテンで仕切られ、窓のカーテンも閉められてちとした独房というか反省房程度の空間に各自押し込められることになる。
いちおう、読書灯なるものはあるがそれを点けたからといって読書ができるほどの光量が確保できるわけではない。
ようは、このサービスエリア以降は翌朝の休憩ポイントまで寝るしかないのだ......。

反省房の狭さに当初ストレスを感じたが、すぐに妙な心地よさを感じることとなった。
もともとゴキブリのような性格もあり、狭くてコンパクトな空間に佇むことは好きなほうなのだ(笑)

さすがにリクライニングした程度の体勢で熟睡できることもなく、深夜バス初体験ということもあり、行きは2時間おきくらいに目を覚ますという感じだったが、帰りは結構朝まで熟睡していた。
といっても、疲労が溜まって寝られただけかもしれませんが...(^^;)ハハハ。


というわけで、翌朝2時間半遅れで博多に着いたものの、指定席を予約していた特急かもめは当の昔に出発してしまっており、さらに1時間ほど待って自由席でかもめに乗り諫早まで。
どうにかこうにか両名疲れ果てて相方さんの実家まで無事に辿り着くことになったのでありました。



旅の疲れを癒す間もなく翌日。
これまで2回きたものの、ちゃんと長崎観光をしたことがなかったので、長崎のメジャーどころを見物に長崎市内へ!

JR長崎駅と駅前デパートを結ぶアーケードには神龍が鎮座ましまして在らせられました。

長崎観光にはもってこいの観光バスが長崎駅からでているのです。
その名も「長崎定期観光バスよかとこコース」!
1日2回、長崎駅から4時間ほどのコースで3,500円。
市内観光を手っ取り早く回ってみたい諸兄にオススメです。

長崎駅を出発してまずは原爆資料館へ。

広島の原爆資料館は以前観て回ったが、長崎は初めて。
どちらかというと広島のほうが原爆被害の様子が生々しく展示してあるように思える。
長崎は展示物もメッセージもより客観的な印象を受けた。

次に訪れたのが平和公園

有名な平和の像を初めて見たがショックだった......。
もっと精悍な顔つきだとかってに思っていたのだが、そのお顔はなんともアルカイック......。

来年の大河ドラマは長崎時代の坂本竜馬をメインとした「龍馬伝」で、竜馬を長崎出身の福山雅治が演じるということで、長崎はすでにPRが盛んになっていた。
そんな大河ドラマでもおそらくロケに使われるであろう出島にも立ち寄ることができた。

歴史の教科書のイメージが強く、「出島」という文字からも出島は海にポツンと浮かんでいるというイメージを持つ人が多いと思うが、現在の出島は海に面してもいなければ、浮かんでもなく、ただの土地の一角になってしまっている...(; ;)ハラリ。
江戸以来埋め立ても進んでいるから当然といえば当然だが、結構ショックな出島の現在である...。

こればボクも知らなかったが、長崎中華街の近くにあるのが孔子廟

近くの中華街の雰囲気とあいまって中華な一角である。
この孔子廟の裏に博物館があり、そこには秦の始皇帝兵馬俑のレプリカが展示されていた。

孔子廟のあとにおそらく長崎観光では一番のポイントであろう、大浦天主堂&グラバー邸が続く。

大浦天主堂界隈はすっかり観光地化が進んでいる。「赤い糸」でもロケで使われたビードロ屋をはじめ、お土産屋が軒を連ねる参道を進んで大浦天主堂へ。
大浦天主堂からはそのままグラバー園まで繋がった歩道が確保されている。

エピソードを前もって知っていたわけではないのだが、偶然見つけたハートの石。
なんかもう一つあるらしい。

グラバー邸の後は長崎駅まで。計4時間20分ほどの観光だが、長すぎず短すぎずちょうどいいタイムテーブルで市内のメジャーどころをほとんど網羅してくれるのでこのツアーはオススメです。


その後は道中お腹を空かして我慢を重ねていたので遅めの食事に中華街へ!
目指すは長崎ちゃんぽん江山楼!!!
が、店先には準備中と微妙な空気間が......。
受付の人に尋ねると、待ち人数が溜まっているので予約すら受け付けていないと。
さらにいつ予約再開するかもわからないと......。

しかしわが身はいつまた来られるかわからない身なのである。ここで変に妥協して他のお店に行っても絶対後悔の念に晒されることは必定!
空腹を我慢して待ちました......。
待つこと1時間半、ようやくこの時点で予約可能に...(^^;)ハハハ。
そこから待たされることさらに40分、ここまで我慢してよぉ〜やくありつけたのがこちらっ!

トンポーロー!

でてきたトンポーローは饅頭と具財が別々に。そんじょそこらの角煮まんとは異なる佇まいである。

饅頭を真ん中で割って間に具材を詰めて食します。

とろける様なばら肉の味わいはもちろんのこと、あまじょっぱいとろみをつけたアンがたまりません。

それと名物長崎ちゃんぽん!

衝撃でした。長々と待った甲斐がありました。こんなちゃんぽんスープは飲んだことがありません。
当然魚介の出汁は聞いていますが、それにとんこつのようなこってりとしたコラーゲンたっぶりな味わいは絶品なのです!
長崎へお出での際は是非。
ボクもまた帰省の際は江山楼詣でをいたします。

ちなみに、相方さんは皿うどんでした。
こちらも絶品!


そんなこんなで、長崎観光もしぃ〜の県内の相方さんの親族のお家にお邪魔しぃ〜〜の、相方さんの同級生に合いに行きぃ〜〜〜の、毎日忙しいながらも楽しい旅と相成りました。

帰りの深夜バスは工程に慣れたせいかなんとか過ごせたし、今回のETC渋滞もなくなり通常の道中であれば、深夜バス帰省もなんとかダイヂョブかも(笑)