ついに市内最大の観光スポットに潜入ッ!〜金沢城公園&兼六園〜

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金沢転居3と2/3ヶ月にして、ついに市内最大の観光スポットに潜入ッ!
これまで何をしていたかというと、夏の間は蒸し暑くとても外を出歩く気力が無いノッ!!とのうちの相方さんのお達しにより、観光らしい観光をしていなかったのである。 秋も深まり、日中は街歩きにはこれ以上に無いくらい良い御陽気になったンで、よぉ〜やく観光地らしいところに足を踏み入れることと相成った。

『街歩き』と言えば観光というキーワードでいうと、金沢ほど街歩きに適した街はない。
と3と2/3ヶ月にして思うところだ。 かつて、泉麻人はコラムの中で東京の三大副都心である池袋、渋谷、新宿をしてこう言った。

池袋は『点』の街である。池袋駅及びサンシャインの中で事足りる。
渋谷は『線』の街である。渋谷駅から広がる道玄坂、公園通り、センター街、ファイアー通りと通りに沿って街が伸びている。
新宿は『面』の街である。駅及び新宿通り周辺、歌舞伎町、西口高層ビル街とブロックが隣り合って形成されている。

さながら金沢はほどよい大きさの『面』の繋がりで形成されている街である。
面と面とはせいぜい10分〜15分程度。 今の金沢を観るのならなら駅周辺、その先には本願寺別院がある安江町周辺の寺院群、足を伸ばすと庶民の台所近江町市場を要する武蔵界隈。
武蔵ヶ辻で交差する国道159号線をまっすぐ進むと町屋で有名な東山花街街。右折して国道157号線沿線は武蔵の先に南町、香林坊、片町と続く金沢繁華街が連なるメインストリートだ。
香林坊の裏側は武家屋敷が繋がる長町エリア。その反対側に香林坊交差点を進むと金沢21世紀美術館や様々な美術館、資料館が固まる広坂エリアがある。その先に今回の市内最大の観光スポット、金沢城公園、兼六園が続くのである。

市内を端から端まで踏破するとかなりの距離にはなるが、このエリア間が間延びすること無くそれぞれの特徴を有した街が繋がるため、何回歩いても飽きが来ない。

金沢という街はまさに歩いて堪能すべき街なのだ。

そんな金沢探索もメジャー所を押さえておかないと、お前金沢でなにしてたの?と言われかねないので、ついに足を踏み入れたのだっ!!

いつものコースで香林坊交差点まで。交差点を左折して中央公園を抜けて、いもり坂口から金沢城に潜入!

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石垣の見事な切り口を隙の無いつなぎ目を間近に観ながら二の丸広場へ。

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すでに天守は焼けて数百年、復元されていないんで現在の金沢城はこの二の丸広場周辺が復元工事をされている。まだ完成では無いらしく、あちこちで修繕工事をしている。
この写真正面にある菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓は入場可能なんで入ってみた。
ちなみに、大人入館料は310円である。

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ほどよくひんやりしてとても気持ちいい空間を歩くと三層の物見櫓の最上階に繋がる急階段!?行きはよいよい帰りは怖い急角度の階段だ。ほぼ垂直に登っている間隔に襲われる。
昔の武士ってこれを鎧着て行ったり来たりテかなり大変だろぉ〜なぁ〜。

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物見櫓から観る外の景色。かなり絶景哉。ひょっとして金沢で一番高いところかも??

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二の丸櫓見物を終えて、兼六園へと繋がる石川門へ。

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石川門からは石川橋で兼六園が繋がっている。

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ちなみに土日は石川県民は入場料ただのよぉ〜だ。はじめて知ってラッキィ〜ッ!
タダと聞いて、毎週来ようかと言い出すうちの相方さん(笑)

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桂坂口から入園すると園内メイン所の霞ヶ池。
ここの虹橋は写真スポットのようで、これまでの金沢の中で一番の人口密度(笑)
とりあえず空きそうにないンで次回に期待して通り抜ける。

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園内を時計回りでぐるりと山崎山〜花見橋〜長谷池と一周し、霞ヶ池の反対側。ほんとはこの辺でチョイとお茶を一服と思ってたところだが、うちの相方さんが暑いのいらん!というので、これも次回…(^^;)ハハハ。

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とにかく大きすぎず小さすぎずほどよい園内。当然のことながら緑に溢れ、ちょっとした街散歩がてら心をリフレッシュさせるにはもってこいの場所だ。

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桂坂口から兼六園を後にして、麓にある前田利家公に拝謁しに(笑)

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歴史好きにはこの手の歴史上の人物の銅像はそうとうハァ〜ハァ〜するのだが、この利家公像はそんなに興味持たれていないのか、人はこれまでいっぱいいたのにここには誰も立ち寄らず、利家ちゃんは独りぼっちでポツンとされておりました(笑)

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とりあえず、プチ旅行を堪能した後は武蔵まで戻り、鰻の江戸焼が食べられる『浜松』でうな丼を。
しっかりふっくらした焼き加減が大変美味しぅ〜ございます。

浜松 (はままつ) - 北鉄金沢/うなぎ [食べログ]

実はこのエリア、学生時代に一度訪れたことがある。
当時、金沢城にはまだ金沢大学があったし、兼六園に関しては平地にあったもんと勘違いしていたンで、今回再び訪れて自分の記憶のいい加減さに改めて気付かされた次第である(笑)

兼六園はホント四季折々楽しめるところだと思う。二年間何度か通って楽しみたい。