思考補助具、いやいや文房具としてのMacBook Air

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この時期は今後5年間を見据えた中長期計画の策定でてんやわんやの弊社です。
しかし、すっかり年中行事として定着しているこのタスクだが、中長期なのにも関わらずどこの担当でも一から見直しして戦略を立て直すってのはどぉ〜なんだろう?
中長期である以上、ゴールを見据えて前年からの反省と見直しをやって戦略を微調整だったり、大転換!というならまだわかるものの、毎年毎年クラッシュ&ビルドな感じがボクには違和感しか感じない。

そんな年中行事は転勤先の弊社も巻き込まれているわけである。着任3ヶ月弱ともなるとさすがに自部の状況もだいたい把握できており、いかに前年の中長期計画が甘い見通しでしかないことも理解している。こらぁ〜地に足着けて戦略立て直すのも一苦労だなぁ〜という状況なのである。
とりあえず各ビジネス領域の見直しを今月に入ってやってきて見通しがたったところで、じゃぁ次はそれを実行するにあたってどれくらいの要員が必要なのかと要員計画の段階に入ったのが先週。
弊社は3県の地域ビジネスを主軸にしており、それぞれ各県に要員を配置しており、さらに親会社にも出稼ぎ部隊を2事業所分配置している。都合自部の担当者は5ヶ所に点在していることとなる。
普段自分は金沢に常駐しているので、日常接しているメンバーはせいぜい15名程度なのだ。今回要員計画策定上自部のメンバーを棚卸ししてみたら30人を越えている!?
いまさらながら、いやいやこれボクの管理能力超えていらっしゃいませんか?とビビっている今日この頃なのです。

ここ数年はまだまだ特殊な領域を専門的に攻めるという、どちらかというと狭くて深い分野にせいぜい10名程度のチームを率いてやってきたんでその程度であればどぉ〜ってことないと自負するものの、今の立場は「課」よりも「部」よりもうえの「組織」の長なのだ。さらに上をみても企画部長と取締役兼事業部長2名と社長くらいしかいない…(^^;)ハハハ。
立場的に上から数えた方が早い立場にいるのである。
担当部長クラスくらいならまだしも、もぉ〜自分のマネジメント領域超えすぎてお腹いっぱい腹いっぱい、もぉ〜なにも口にできません、ごめんなさい状態なのである。

実際、着任してからのボクの日常はというと、上は経営会議への出席に始まり、自部の営業会議&開発会議、それぞれ個別案件のレビュー&相談対応、席に座れば次から次へと山積みにされる決裁。ぺーペーの頃は決裁押印だけで仕事になるって上のお方は楽でいぃ〜ですなぁ〜と小馬鹿にしていたモンだが、実際あの日々の山積みの恐怖を目の当たりにすると決裁押印は立派なお仕事である。だって押してあげないと仕事が進まないんだから(笑)
こんな感じで、大きな事業部としての戦略にしろ個別案件の戦略戦術にしろジックリ考えている時間など職場にはほぼないという状況なのだ。


斯くしてボクは心の雄叫びを上げるのである。

『あ゛ぁ〜〜〜独りッきりでどっか籠もりてぇ〜〜〜〜〜〜っ!?!?!?』

いくら諸事万端諸々忙しい、時間がないからとはいえ、ワークライフバランスをしっかり考えないといかんっ!オフィシャルな自分、プライベートな自分という切り口とは違うような気がしているのだ。

職場であろうが、家庭であろうが『ある社会に属している自分』と『個人としての自分』に分けて考える事が今の自分の立場には必要なんぢゃなかろぉ〜か?と。
職場で頑張って仕事するのも、家庭でうちの相方さんと和気藹々過ごせることもどちらも大切なことである。でもその環境を維持していくためには自分はどう考えているのか、どう思っているのかをちゃんと推考できる『個』になりきれる時間と空間が必要なのだ。

そんなことを考えるよぉ〜になり、最近は敢えて週に一度くらいは午後職場を抜け出して独りで考える時間を作るようにしている。最初の頃は手帳にボォ〜っとした考え事をツラツラと走り書きしていたが、どうせなら文書化しておきたいよなっ!ということで、しばらく石版と化していたMacBook Airを持ち歩くようになった。
やはり、こういうときに小さい&薄いというガジェットは正義である。

ちょうどそんなことをやり始めたときにいつもチェックしている「たつをのChangeLog」さんでこんなエントリーがアップされていた。

サブマシンとして MacBook Air 11-inch (Mid 2011) を使い始めましたが、重い処理をさせなければまったく問題なし
ボクももっぱら筆記具です。

我が家のMacBook Airも2013年2月にMacBook Pro Retinaを購入後、一度はうちの相方さんに渡っていたところ、iPadを渡してからはMBAに興味を失ったらしくしばらくほこりをかぶっておりました…(^^;)ハハハ。
うちのMacBook Airは11-inch(Late 2010)なんでさらに一世代前のヤツですが、BTOでUltimateカスタマイズで思いっきり贅沢仕様にしてたんで翌年のモデルにまだほぼ同等。
一度工場出荷状態に戻してセットアップし直して、最初は仕事で使うかな?と敢えてVMWare入れてWindows&Officeを入れたモノの、さすがにちと重く毎回のWindows Updateに嫌気がさしたんでWindowsマシンとしては使用しておらず、物書き駄文製造用としてMarsedit、

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カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, 仕事効率化


メモ用としてSimplenote。これはとりあえずiPhoneだろうがAndroidだろうが、PCだろうがとりあえず残しとくとどこでも続けて書けるし軽いんでオススメ。
Simplenote
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ


後、隠居生活に向けて最近また執筆意欲が沸いてきたんで嘘八百話用のPages。これはWardでもいいじゃんと思うところ、Ward重いし、PagesだったらiCloudで勝手に同期しといてくれるから、これも家でも外でも執筆できるようにPagesにしてます。
Pages
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス


物書きモノ以外は職場、家庭、個人のタスクをこねくり回す兼思考の整理が終わったら行動に移すタメ用にOmniFocusは入れてます。これとGoogleカレンダーさえあればなんとかマネジメント面は整理できるし。
OmniFocus 2
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス


それ以外は入力補助用にPopClipとATOKATOK Passportって新しいバージョンが出るとアップグレード料金無しにアップグレード可能なんすね?(笑)いつのまにか2014版が使えるよぉ〜になっちょりました。
PopClip
カテゴリ: ユーティリティ, 仕事効率化

日本語入力システム ATOK Passport|Just MyShop
iOS版以外はこいつで快適です。

と、まぁ〜必要最低限の環境でアウトプットマシンとして再デビューのMacBook Air 11-inch(Late 2010)さんですが、重い処理をさせなければまだまだ全く問題なし。バッテリーもフル充電で4時間弱と思ったよりヘタっておらず、朝から晩まで作業するような状況でなければ十分。テキスト中心のアウトプットマシンとしては必要十分なポテンシャルをまだまだ秘めております。
あとなんだろ?これは多分にボクの印象でしかないンだけど、MACであるがゆえというか手に馴染む、指に馴染む入力環境だからか、パソコンというよりも気に入った筆記具やノートといったのと同じで、文房具感覚に近いです。


しばらくはこいつを持って現実逃避して、自己と語らう機会を増やそぉ〜と思います。