そろそろ来年の手帳について触れておこうかと。


もう、一昨日から今年度下半期。今年にいたっては残り3ヶ月なのです。
いつものことながら、9月になると我が泡沫ブログもアクセス数が伸びてくるのですが、ほとんど手帳関連の検索でくる方達なんですね。
なんか、最近はただのつぶやきブログだったり、食べもの紹介ブログだったりで手帳、文房具ネタからすっかり遠のいていてスイマセンm(_ _)m。

ということで、来年の手帳戦線もすっかり賑々しい今日この頃なんで、ボクも久方ぶりに手帳について触れておこうと!
といいつつも、正直今年のボクはいまだに今年の手帳に関してすらブレブレなのです。
オイオイ、今年に入って早9ヶ月経ってんゾッ!

なわけですが、ここ数年はバイブルサイズのシステム手帳をフランクリンプランナー的使い方で運用してきたところ、5月にXperiaがやってきて以来、またデジタルガジェットを使ったタスク&スケジュール管理に興味が移り......。
8月のiPadさんを迎え入れたことで、すっかりデジタルガジェットメインな感じな今日この頃なのです......(^^;)ハハハ。

以前から、デジタルガジェットを手帳のように利用することには何度もハマってはアナログに戻ってきました。
HP200LXしかり、Palm&Clieしかり、はたまたシグマリオン、EMONEしかり......。
これら先達たちの問題って、今の環境と比べてみると、やっぱりパソコンの呪縛から抜け出せなかったことだと思うんですよ。
クレードルに乗っけてSyncという儀式をしなければらならない。

それと、かなりの部分はMSのOUTLOOKとの同期を前提にしないといけない。しかも、MS製品のインタフェースはダサいことこの上ない。
PDAの画面はちまちまして(これはスマートフォンでも物理的な表示領域という点ではいまだ変わらずですが)、入力がめんどい。
こんなことから、いつの間にかアナログに戻っていってしまうんですね。

それが、Xperiaで初めてスマートフォンに接して実感したのは、パソコンからの解放&いやいやMS製品を使わなくても様々なデザイン豊富なAPP群。
先達たちとの明らかな環境の違いはクラウドサービスですね。
かなりの部分でボクの場合はGoogle先生にお世話になっているとは言え、データをGoogle先生が管理しているだけで、インタフェースは自分が気にいったAPPを使えば良いというこの開放感。

このクラウドサービスの使い勝手の良さから、すっかりまたデジタルガジェットで管理しよぉ〜〜〜かという気になりつつあったところ、決定的にシフトさせてしまったのがiPadさんのポテンシャルでした。
元々は、電子書籍のイチデバイス検証という名目で、ひょんなことからボクが手にしてみることになったんですが、とりあえずこの件でのボクの結論としては、電子書籍リーダーとしてのiPadさんは失格でありますっ!
なぜなら、「やれることやりたいこと」がいっぱいありすぎて読書に集中できないんです......(^^;)ハハハ。

そういう意味では、日本の「文庫本」というパッケージのストイックさというのは見事だなと。
iPadさんは全くその逆で、電子書籍リーダーの機能自体はボクには問題なく受け入れられるものの、ほかのことでiPadさんを使いたくなってしまって、iPadを手にしてじゃぁ本読むかっ!と思っても集中できないことが多々発生するんですね。
紙の本に相対するにはKindleのような専用の電子書籍リーダーのほうが読書に向いているのかもしれません。

ということで、話を戻しまして。
いまいちXperiaでは使い勝手が悪いEvernoteをもっと本格的に使いたいなというところが、iPadさんに期待していた一番の部分でした。
iPhoneでもEvernoteアプリは評判でしたが、画面が大きなiPadさんならより本格的に使えるだろうと。
実際は期待した通り。アナログメモをスキャンしてEvernoteに取り込んでおけば、スケジュール管理、タスク管理そして手帳の基本機能である最後の「メモ」という部分もデジタル化が可能かも!?!?
この一ヶ月はその検証でずっとハァ〜ハァ〜しておりました(笑)

結論としてはイケそうなんですね!これがまた。特にこの半月ばかりの間に出てきた手書きアプリの性能のおかげで、アナログを介さなくてもデジタルでメモが残せそぉ〜な予感です!
ってこれはまた別エントリでそのうち紹介出来ればと思います。
とまぁ、こんな体で春から全然スケジュール&タスク管理の手法が落ち着いていなかったんですね(笑)


話が全然手帳の方に向かいませんが、そろそろこの辺で。
現在のボクの記録管理ツールはこんな構成になってます。

まず左側がXperiaiPadさんですね。
Xperiaはほぼ参照用にいまはなってます。
ほんとはiPhoneと行きたいところですが、でもAndroidならではのメリットもXperiaにはあります。

  • 記録管理をいう面ではクラウドサービス前提であればほぼパソコンなしで運用可能
  • Androidならではのウィジェット使用により、APPを起動しなくてもHOME画面上で情報参照が可能

特に2点目は参照用デバイスとしてはかなりアドバンテージがあると感じています。

いちおう、記録管理という面でのAPPとしては、

  • スケジュール管理:ジョルテ⇔Googleカレンダー連携
  • タスク管理:GTDroid(機能がショッパイんで入力メインです。)⇔Nozbe連携
  • メモ:3banananote⇔3banananote(ちょっとしたフレーズだけ下書きしておいて、後でMaciPadで肉付けします)

インプットという点ではいまはほとんどiPadさんになります。

これにアナログメモはスキャンしてEvernoteにつっこんでおくことと、現在試行錯誤中の手書きメモをダイレクトにEvernoteに保存します。

タスク管理という点ではXperiaを迎えてから数年間放置してたRemenber The Milkを再び使い始めて、その後iPadさんを向かえてからはToodledoに変えてみたりしてましたが、倉園さんの「iPhone×iPadクリエイティブ仕事術」で紹介されていたNozbeを使ってみたところ、Evernoteとの連携の神っぷりにぞっこんであります!

iPhone×iPad クリエイティブ仕事術  本当に知りたかった厳選アプリ&クラウド連携テクニック

iPhone×iPad クリエイティブ仕事術 本当に知りたかった厳選アプリ&クラウド連携テクニック


検証中の手書きメモは以下の通り。

  • Notify

これも倉園さんのZONOSTYLEにくわしい紹介がされてます。

Evernoteと同期する究極の手書きアプリ 〜 Underscore Notify - ZONOSTYLE
Evernoteと同期する究極の手書きアプリ 〜 Underscore Notify
Posted by: zonostyle2010年9月21日 7:16 AMHow to | iPad & iPhone | iPhone×iPad クリエイティブ仕事術

あるジャンルのアプリを追いかけていると、あるとき、「あ、もしかしてこれは究極かも!」ってヤツに出会うことがある。拙著『iPhone×iPad クリエイティブ仕事術』に主役級で登場するNozbeも、間違いなくその1つだね。数々のToDo管理アプリを渡り歩いた末に、Nozbeに出会ったときの感動はいまでも忘れられない。

でもって、また新たな「究極」に出会えたような気がする。ジャンルは、ToDo管理と同じくらいこだわり続けてきた「手書きメモ」。クリエイティブ仕事術の「デジタル化」には欠かせない重要なツールだね。ずっと以前からイメージしていた、オレがほしいと思う機能をすべて備えているアプリ。いやー、今日のは本当にすごいですよ! link: Full Article…

  • SpeedText HD

[iPad] SpeedText HD: 書き心地が滑らかすぎて、痺れます。有名手書きメモアプリのiPad版。2941
[iPad] SpeedText HD: 書き心地が滑らかすぎて、痺れます。有名手書きメモアプリのiPad版。2941
書き心地が、ホントにいい感じです。SpeedText HD!





画面上をなぞり、指を放すと、その軌跡が投稿される、iPhoneならではの、とても使いやすい手書きメモアプリSpeedText(iPhone版)のiPad版がリリースされました!

触ってみた感想は、とにかく「心地よい」。iPad上で指を動かすと、すらすらと文字が入力されていきます。

まず、iPhone版愛用者は必携。「急いでメモをしたいけど、iPadでのキーボードだとミスしちゃうんだよな・・・」という方にも迷わずオススメできます。

忘れてはいけないのは、Evernote連携ですね。これもこのアプリをより便利にすることに一役買ってます。 link: Full Article…

  • Noteshelf

手書きAPPはNotifyで決まりか!と思っていたところ、「書き味」という点ではこれに勝るAPPはないんじゃなかろか?というほど、書き味が違いすぎるAPPがこのNoteshelfです。
まさに手帳風なリフィルも魅力的ですが、ペンで紙に書いているかのような書き味はハァ〜ハァ〜ものでございます。
これも倉園さんのZONOSTYLEからご紹介!

最高クラスの書き味&リフィルがうれしい超美的手書きアプリ〜Noteshelf - ZONOSTYLE
最高クラスの書き味&リフィルがうれしい超美的手書きアプリ〜Noteshelf
Posted by: zonostyle2010年10月1日 8:52 AMHow to | iPad & iPhone | iPhone×iPad クリエイティブ仕事術

つい先日、「究極の手書きメモアプリ」と称してUnderscore Notifyを紹介した。あれから2週間も経たないうちに、またすごいヤツを見つけてしまいました。とほほ……。ただラッキーなことに、同じ手書き系でも、今日紹介するのはUnderscore Notifyとはまったくタイプが異なる。Evernoteと同期もしないし、機能もそれほど多くはない。

じゃあ、なにがすごいかって? 詳しくは後述するけど、ポイントは3点。美しさ、書き味、リフィルだね。あれほどクラウドサービスとの連携がなきゃダメだと宣っていたオレが、もう、機能なんかどうでもいいからこれを使いたいと思うほど、理屈を超えた気持ちよさがあるんです。じゃ、浮気心とはこういうことなんだと思い知らされる逸品を紹介します!



先日のEvernoteのイベントで「デジタル化とは、デジタル化できないものを探す旅」という話をした。一般的にはデジタル化が進むと、人は無味乾燥になるなんていわれるけど、オレはまったく逆だと思っている。

あらゆるものをデジタル化していくと、どうしてもデジタル化できないものがくっきりと浮かび上がる。それこそが、我々が大切にしなくちゃならないものだと思うんだね。さて、じゃあいったいなにがデジタル化できないのか。

たとえば、触感や空気感や、匂いなんかもそうじゃないかな。あとは、ちょっとクサイけど「愛」なんてのもある。オレとしては、最後のさいごに残るのは「創造」じゃないかと思うわけです。ものすごく研ぎ澄まされたセンスだけはデジタルにはできないはず。

そんなデジタルと、非デジタルの両方をわかってる人がアプリを創るとこういうのができちゃう。

書き味抜群! 美意識溢れる12色のカバー link: Full Article…


肝心なアナログツールの方はというと、バイブルサイズからいつの間にか成長してA5サイズのバインダを使っています。
それと、機動力重視のabrAsusのノートパッド。いちおう綴じられたメモ帳としてFieldNotebook(測量野帳)orモレスキンを連れて歩いてます。

バイブルサイズからA5サイズに移った理由としては、大きなプロジェクトが去年一通り片付いて、今年度は新規案件の仕込みがメインなフェーズなんで、複数のド新規なプロジェクトの状況を把握しておかねばならず、身近なところに資料をまとめておけるドキュメントホルダーが欲しいなというところがありました。
以前紹介したモレスキンポートフォリオのA4フォルダを持ち歩くのはかなり体力使うんで、現在稼働中のプロジェクトファイル一軍をポートフォリオバインダで管理して、該当週にイベントがあるプロジェクトの必要なファイルをA5バインダで持ち歩く運用にしています。

バインダは昔懐かしいルーズリーフバインダ。A5システム手帳とどっちがいいのか迷っているんですが、コストパフォーマンスとリフィルのシッカリとしたホールド感だとこっちの方がいいんですよね。

あえて工夫しているとすればこのリフィルだけ。
フランクリンプランナー的な運用を今ひとつ捨てきれないんで、月毎のマンスリーゴールとマンスリータスクを書き出すリフィルを自作してます。(写真左側)
右側はEvernoteに保存しているメモ帳のインデックスとして、曜日の箇所にメモの内容を書き出しています。(写真右側)


それと、クラウドで情報を管理するとはいえ万が一のことを考えて、情報の保存先をアナログにもっておくことも必要ではないかと。
いちおぉ、いつもお世話になっている「pdf de calender」さんのところから年間計画リフィルをいただいて、その日のメインイベントだけ記入しています。

といっても、全部二度書きでは手間もかかって萎えるんで、GoogleカレンダーMaciCalを同期させて、iCalからマンスリーカレンダーとウィークリーカレンダーを出力しています。
マンスリーはA4横で超整理手帳用紙に印刷していますいちおう保存性を考えたりしてこの紙でと。
一日の全部のスケジュールは書き出せないんです、仕事関係のスケジュールとプライベートのスケジュールを別けて両面印刷しています。

ウィークリーカレンダーはA5サイズで。
こちらはバーチカルスタイルで同じくiCalからLIFEのルーズリーフ(無地)に出力。

こちらはオンオフ両方のスケジュールを一度に出力できるんで、当日のボクの行動が一目瞭然と。
仕事は青系、家族に関するものはピンク、自分のプライベートは緑系で色分けしています。


ここまでは、未来に関するというよりも過去のクラウド上の記録を参照用に保管しているといった使い方がメインですね。
これからに関するものは基本的にはデジタルでインプットしています。
とはいえ、打ち合わせとかでメモが必要になるんで、メモスペースも確保しています。
LIFEのルーズリーフ(方眼)をセットしています。
ここでメモしたものはそのままEvernote送りになります。


ちなみに母艦のルーズリーフバインダーはzeitVektorです。

[rakuten:parusu:10013855:detail]

これ以外に先ほど紹介の通りabrAsusのノートパッド。自作A4リフィルをいくつか試したところ、んなもんより5mm方眼のProjectPaperが一番手軽で便利です。方眼の罫もRhodiaほど目障りじゃないし。


オキナ A4プロジェクト 5ミリ方眼 PPA45S

オキナ A4プロジェクト 5ミリ方眼 PPA45S

それと測量野帳がメインのメモ帳になります。測量野帳は「薄い」という一点で使ってますが、最近はモレスキン本でモレスキンブームかっ!?みたいなんで、モレスキンでもいぃ〜かなと。いっぱい余ってるし......(^^;)ハハハ。
とそんなこんなの手帳事情なのでありました。
まだまだフワフワ浮ついてるんで、来年の手帳構成がどうなるかまだまだ余談は許せません(笑)