ペンシースを作ってみたのです。


最近、カランダッシュのボールペンにハマっている。
油性ボールペンはその書き出しの擦れが気にくわず、ボールペンはそのペン先まで細長く伸びているデザインが好みに合わず、これまでずっと敬遠していたのにもかかわらず...(^^;)ハハハ。

以前のエントリーでもちと触れたが、デザインはともかくカランダッシュ849は手にした時の適度な重量感とちょうど手に収まる長さのバランスが気持ちがいい。
なにより、「ゴリアテ(Goliath)」と名付けられた名前通りの巨大タンクをもつリフィルから溢れ出るインクフローの滑らかさが油性インクを感じさせないのだ。
当然、書き出しは擦れることがまま在るがそれを差し引いてもあまりある書き味の良さにハマり、ここのところ万年筆以上に出番が増えている。

当然、普段使いの青だけでなく、黒や赤も必要だなと自然増殖がはじまるワケで...(^^;)ハハハ。
多機能ペンならスーツの胸ポケットに一本挿すだけで済むが、単色のボールペンを3本胸ポケットに挿して持ち歩くのはのはいかがなもんか?
とはいえ、普段使いのペンであればペンケースに大事にしまって持ち歩いてはちとした使用に手間がかかる。
手軽に持ち歩けるコンパクトなペンシースが欲しぃ〜〜〜な。

とペンシースに行き着いたところ、これくらいなら作れるかも!と昨日の深夜にガサゴソと材料を漁り出した。
昨年の年明けにトラベラーズノートのカバーを作りまくった際に余った革の切れ端が残っていた。
カシメもまだ余っていたことから、これでチャチャっと作ってみましょ!


と、出来上がった自家製ペンシースがこれである。

赤い革を二つに畳んでカシメを打ち付けて留めただけのものである。
持ち運びしやすいように一ヶ所だけ穴を開けている。
とりあえず今回はストラップを付けることにした。


ペンの挿し口もこの通り。ただ、革を二つ折りしただけのシンプルなペンシースだ。
849サイズであれば3本刺しまで可能なスペース。


横はこんな感じ。
ちとした工夫は、そのまま二つ折りした革の端を留めるだけでも良かったのだが、若干あそびの空間が在っても良いかと思い、片方だけ内側に更に折り込んで革一枚分厚みを設けることにした。


これにカランダッシュ3本入れた状態がこんな風。
5.5cm×11.5cmというサイズなんで手に持った時の収まり間も以外といぃ。適当に革を裁断したにも関わらず結果オーライだ(笑)

849のサイズに合わせて作ったのでコンパクトサイズのペンシースになったが、万年筆でもペリカンのM300やモンブランのマイスターシュテュック114のようなミニペンサイズなら収納可能かな。


適当に作った割には以外と自己満足に浸っている日曜の午後なのでありました。