システム手帳はやはり重いのです...(; ;)ハラリ。


これは、お弁当箱でもセカンドバックでも無い...。

とりあえず、価値観を見出し自分にとっての優先順位はなんなのか?その順位はどんな価値観に基づいて判断するのか?
この辺の考えが整理できてきたんで、それを実践するためのツールを考えようと。
正直なところ、ここまで自分の考えが整理できたならどんな手帳でもよかろぉ〜もんとも思うのだ。
ほぼ日手帳だろうが、トラベラーズノートだろうが、能率さんだろうが...。
でも、せっかく実践向けに揃ったフォーマットがあるのならば、それを試してみるのが一番の近道だろうと。
最近流行りの勝間さんも使えそうならほかの人のフレームワークを取り入れたほうが早いと言ってるし。

というわけで、まず最初に手にしたフランクリン・プランナー(以降面倒くさいのでFPとします。)の有り様が冒頭の1枚なのである...(^^;)ハハハ。
このFP、サイズが3種類ある。ポケット、コンパクト、クラシック。
ポケットはミニ6よりも大きく、とてもポケットサイズぢゃない。
コンパクトはほぼバイブルサイズ。リフィルの横が少々バイブルサイズよりも長い。(この微妙な長さの違いがFPのリフィルを使いやすくしていると思う。)
クラシックはA5くらいなんだろうか?よくわからん。でか過ぎるんで検討に値しなかった。

結局、最初は一番ユーザが多いと思われるコンパクトサイズとした。
リフィルはウィークリーとデイリーがあり、デイリーのなかでもいろんな種類が存在する。どれが良いのやらよくわからんので、とりあえず夜の時間軸が一番長く、紙質が一番薄いユニバーサルリフィルとした。

デイリーリフィルにはマンスリーリフィルが付いてて、2枚で1ヶ月分のフォーマットとなっている。
最初のページには「今月記録した項目の索引」というフォーマット。

これは、リフィールを保存とかした時とかちとした検索に役立つ。
ページをめくるといわゆるマンスリーダイアリーのフォーマット。

この次のページがFPならではのフォーマットだ。

このページは「Monthly Master Task List」となっている。
ビジネスとプライベート、それぞれの今月のタスクと目標を書き込むフォーマットなのだ。
月に一度月末に翌月の目標と大雑把なタスクを整理しておく。
なれるまで面倒くさいかもしんないが、この作業が以外と大事。
その月の行動がブレなくなってくるのだ。実際3月4月と慣らし運転してみてこの効果は実感できている。

マンスリーの構成はこんな感じで、あとはデイリーフォーマットが付いてるのだが、「7つの習慣」であれだけ週間単位のマネジメント方法を説明しておきながら、なぜかFPのリフィルではウィークリーリフィルの扱いが低いよぉ〜な気がする。
ウィークリーリフィルはオリジナルリフィルの1種類しかないし......。
というか、ウィークリーリフィルは必須なのでは???
とFP実践のために数少ないこのウィークリーリフィルも導入してみた。

ウィークリーリフィルも2枚一組で1週間といった構成だ。
最初のページは「Weekly Task」。
「Monthly Master Task List」にあげたタスク・目標をブレイクダウンして1週間のタスクに落とし込む。
ボクの場合、これを週末に1週間分のデイリータスクのレベルで書き出すやり方をとってみた。
GTDでいうとこの週次レビューのよぉ〜な感じだ。
次のページはバーチカルタイプのウィークリースケジュールフォーマットとなる。

せっかく、プライベートも大切にしよう!と謳っているのに土日の欄が平日の半分なのはなんなのだ???
この辺はクォバディスとかと同様、やっぱ手帳ってビジネス第一!という思想は東洋も西洋も同じなんだろぉ〜か......。

裏のページは「Weekly Note」。メモスペースである。

んで、肝心のデイリーフォーマットはこな感じになるのだ。

デイリーは2ページで1日の構成。
左ページの左半分は「Daily Task List」。
マンスリー→ウィークリー→デイリーと、ブレイクダウンしてきた日々のその日一日分のタスクをここに書きだす。
そのうえで、ここからがFP流というか「7つの習慣」の原理原則に基づいた最優先事項はなにか?という観点で価値観に根付いた優先順位を判断していくのだ。
それぞれのタスクをA、B、Cで評価していく。
一日の終わりにタスクの状態を記号で記入して終了。
この日々のタスクを洗い出し、いつやるかを考えてプランニングしていくのは結構なれるまで大変な印象をもつかもしれない。
でも、月次の「Monthly Master Task List」、週次の「Weekly Task」を検討していると日々のタスクの書き出しはある程度頭の中でデザインされているのでそれほど苦にはならない。
これは面倒くさがりのボク自身驚いた点である...(^^;)ハハハ。

このFPのシステムの特徴であり、実際に使用していると以外と思っていた以上に効果があるフォーマットとして、さきほどあげた「Monthly Master Task List」の効能ともう一つの特徴がちょっとしたモンなのだが「一週間コンパス」というモンだ。
これは通常のリフィルと違い、栞としてページファインダーにいれて使用する。

写真では小さくてよくわからないと思うが、このフォーマットは表に「刃を研ぐ」「役割と目標」、裏がメモとなっている。
まず、ツッ込まなくてはならないのが「刃を研ぐ」...(^^;)ハハハ。
ネーミングはどぉ〜かと思うが、ここにはその週での自分自身のメンテナンス項目をあげることとなっている。
メンテナンス項目は「肉体」、「社会・情緒」、「精神」、「知性」の4つ。
「7つの習慣」でいうところの第7の習慣が該当する。
色々なメンテナンスを意識し日々実行することで、つねに体や心は万全で、最高のパフォーマンスを発揮するよぉ〜に!とのことだ。
「役割と目標」にはその週に実行しようと考える役割とそれぞれの目標を記すこととなる。
裏はメモ欄だ。
「Monthly Master Task List」での目標を「一週間コンパス」に落としこめば、今週はこのコンパスに書かれたことだけに集中すればよくなる。
この「一週間コンパス」は毎日デイリーリフィルに差し替えて栞替わりに使用することとなるンで、日中手帳を見る度に目にすることとなるんで、まさに週単位の行動の羅針盤としてブレることなく行動することをサポートしてくれる。
ちとした紙切れ1枚だが、これはFPのシステムの中でも一番面白く、便利だなぁ〜と感心させられる機能なのだ。

その他、FPはシステム手帳なんでリフィールの出し入れの自由度が高い。
本の中でこれは日々読み返したいなどと思うフレーズはリフィールに印刷して綴じておくことも可能だ。

さっそく、「はじめての課長の教科書」から付箋をつけた箇所を抜き出してリフィールに印刷したものなんかを次から次へと綴じ込んだ。

この結果が冒頭の弁当箱の状態なのである(笑)