想像と妄想の狭間で...(T^T)


EM・ONEに書きっぱなしで自然発酵させっぱなしのメモを整理していたら、梅雨時のメモが目に留まった。
どぉ〜やらブログのネタにでもと思い書き留めたものの、そのまま忘れていたらしい...(^^;)ハハハ。


今年の梅雨時にライティングの研修に行っていた時の話だが、講師が話の合間合間に語っていた小話で「桃太郎」の現代版の話をしていた。

『昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいました。』

とは有名な桃太郎の冒頭の文だが、この後はボクが幼少の頃にはこの様に続いたはずだ。

『おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に行きました。』


この文章が最近では以下のように変わっているらしいのだ。

『おじいさんは山に薪拾いに、おばあさんは川に洗濯に行きました。』


どこが変わったかお分かりだろうか?

『山に芝刈りに』が『山に薪拾いに』と変えられているという。

なぜこんなことになったかというと、最近のガキ共は『芝刈り』と書くと、
「なんでおじいさんは山にガーデニングに行くの?」
と、クソ生意気にも小洒落たことを質問してくるンで、わかりやすい言葉に置き換えているのだという。


最初聞いた時、ボクはピンと来なかった......。
後数年で不惑のこの歳にして初めてボクはこの事実を知ったのだ。

この事実とは「おじいさんは山に薪を拾いに行っている。」ということである。
ボクは素直におじいさんは山に芝刈りに行ってるもんだと思っていたのだ.....。
それまで、桃太郎の冒頭部分を聞いてぼくの頭がイメージするのは、鎌を片手に楽しげに芝を刈るおじいさんの姿であった......。


そぉ〜なのだ。芝刈りとは薪広いのことだったらしい......
よくよく思い返すと、桃太郎の絵本ではおじいさんは背中に薪を背負っていたはずだ。
なぜ、文字通り素直に「芝刈り」をしていると勘違いしていたのだろう?


帰宅後、この衝撃的な話を得意げに相方さんに話したところ、

♀:「○〜さんて、妄想力はあるけど以外と想像力ないよね?」と......。

いつもながらの相方さんの鋭いツッ込みに心の中で拍手喝采のボクなのだ。

ちなみに、相方さんは小さい頃から芝刈りの意味をちゃんと理解してらしひ...(^^;)ハハハ。