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全曲やられてボクの筋肉はブッ壊れたサンボの夏−世界ロック選抜<ファイナル>−


一組のバンドのライブを6時間超ぶっ通しで経験した人はどれだけいるモンだろうか?
フェスティバルならともかく......。
昨日ボクらは、自分の肉体を犠牲にして伝説の瞬間に立ち合ってしまったのだ......。


「新しき日本語ロックキャンペーン2007 世界ロック選抜<ファイナル>」
サンボマスターこの夏のライブの締めくくり。
場所は国技の電動...いや、殿堂両国国技館

今年の夏、ボクはとくにライブの告知をちゃんと調べることも無く、去年の日比谷公会堂でのライブに感動して、今年のライブもチケットぴあでなにも考えずにブチッとしていた。

昨日お昼頃、相方さんと連れ立って両国へ向かった。
そう、ボクらは1年ぶりのサンボマスターのライブに向けて、徐々にテンションを上げつつ向かった。
チケットを見ると14時開場、15時開演とある。

♂:去年の日比谷公会堂もそういえば夕方だったよねぇ?
♀:そぉ〜ねぇ〜。さっさとやって早く休みたいンぢゃない?
♂:サンボって夜寝るの早いのかね??(笑)

この時点では二人とも17時過ぎくらいにはライブは終わるもんだろうとなんの疑いも無く思っていた......。

開場時間となり、近くの喫茶店でお茶をしていた二人は国技館に向かう。

国技館という場所柄なのか、武道館や東京ドームだと当日のライブの垂れ幕とかが入り口に飾ってあったりするもんだが、ここにはそのような装飾が一切施されていない。
入り口の脇にはいつもの通りお相撲さんの壁画がボクらを出迎えてくれるだけだ...。

まだ、この時点でこの脳天気な二人はこれから始まる出来事に気付いていない...。

ステージでは世界ロック選抜にエントリーされていたアーティストの曲がサンボの木内くん?のDJとともに流れている。
ちなみにボクらの席は1F升席。座布団もなにもないところなので、直に床に座らねばならずケツが痛い...(^^;)ハハハ。
流れている曲を聞いていると、DJがなんか変なことを言っているのを偶然耳にした。

「15時から始まって、5〜6時間かかるかねぇ?」

♂&♀:!?!?(顔を見合わせる)

チケットをとり出してみてみると......。

「新しき日本語ロックキャンペーン2007 世界ロック選抜<ファイナル>全曲やって裏夏フェスをぶっ飛ばせ!!※世界ロック選抜な人々ゲスト有り!!」

とある.........。
この時、ボクは初めてチケットをちゃんとみたのであった。

♂:「とかいって、んなこたぁ〜ないよね?帰り21時になっちゃうジャンねぇ?」
♀:「.........。」

まだ、ボクはこの現実を受け入れることはできなかったのである。

開演時間と共に会場が暗くなり、スクリーンに映し出されるお相撲さんのアニメーション。
紙相撲のようなアニメーションで片方がうっちゃられたところで、

「第1部うっちゃりステージ」

が始まった......ってかヲイヲイ?「第1部て」......。

サンボの3名様の登場である。始まってしまいました。
山ちゃんのMCで今日はサンボの全曲55曲をぶっ通しでやるっていってました。
いわれちゃいました。
どぉ〜しましょ?ボク??というか、相方さんどぉ〜しましょ???

もう、ここまで来てしまった以上、まな板の上の鯉状態である。
どうやら、1時間半前後のステージが全部で3部あるらしひ......。
これはペース配分を考えてヲトナらしい行動を心がけないと、おそらくこの国技館から這い出ることが出来なくなってしまうことでしょう。


この時点で、よぉ〜やくとんでもないイベントに来てしまったことに気がつき、これから始まる6時間に身を委ねる決意をしたのでありました。


第1部からアリーナはテンション上がりっぱなしである。
ボクらは、ここでのせられてはいけない。ここでハイペースになるとこの後到底身体がもたない...(^^;)ハハハ。
新旧取り混ぜ煽る山ちゃん。
ボクものるべきところはのり、じっくり聴くべきところは聴いていたのだが、なんだろう?
なぜか、サンボのステージを観ていると悲しくなる瞬間があるのだ。
ステージ上の山ちゃんは、いわば等身大のヒーローとしての役割を負っているのだろう。
サンボのライブに来ているオーディエンスもなぜか山ちゃんのような感じの男が多い。年齢も若いのはいるがover 35のヲッサンも安心できるくらいに年齢層も高い。
まさに、彼らは自分の姿をステージの山ちゃんに重ねているのだろう。
が、ボクにはそんな山口隆が語る言葉、奏でる音を耳にする毎にどんどん孤高の存在になっているように感じるのだ。
彼の純粋さがライブで研ぎ澄まされ、更に純化されているからか、このオーディエンスの思いとますます孤高になっていく「山口隆というシンボル」の乖離がボクを悲しくさせるのかもしれない。


とかなんとか考えているうちに第1部うっちゃりステージが終了。
30分の休憩を経て第2部もの言いステージへ!
この第2部がまた凄かった。中だるみをする暇さえ与えず、次から次へと呼び込みにより登場するゲスト。
ざっとこんなもんである
真心ブラザーズ
・コヤマシュウ
・コレクターズ
ホフディラン
・安倍コーセイ
そして、なんとゲストのトリはあの奥田民生大先生!!!
もう、すでに会場のボルテージはピークである。
個人的にはコレクターズが歌った「ベイビーベイビースー」がほんとロックンロールっぽく仕上がっててめっさカッコよく感じたのだが、やはり圧巻は民生ちゃんである。
民生ちゃんがやるとサンボの曲も民生の曲になってしまうのだ。
さすが、大御所である。

それと第2部のラストは初めてライブで演奏したという「あの鐘を鳴らすのはあなた」!
ボクちん感動しました(T^T)


そしてまた30分の休憩を経て第3部寄り切りステージへ!
第2部の途中からはすでに我慢できずにのりまくっていたので身体はかなりヤバイ状態である。
しかも、ずるいことに第3部までサンボの代表曲はだいたい出し惜しみしていたのでもぉ〜このステージは休む暇を与えてくれない。
ボクらは歌い、叫び、飛び跳ね、踊り最後の最後まで燃焼し尽くした......。


そんなこんなで、開場から6時間全55曲。21時過ぎにこのあほらしくも素晴らしい伝説のステージが終了したのでありました。


ちなみに、この日すでに帰る途中からボクの節々は悲鳴を上げ、ふくらはぎを中心にボクの筋肉は腓返りを起こす寸前のような緊張状態に苛まれ、散々な思いで家路についたのでありました......。

みなさん、サンボのライブには気を付けましょう。
また、彼らのことです、何をやらかすかわかりません.........(T^T) 。