ナニを以て評価するんだろ?


先週の研修に続き、本日また研修があった。
正式には研修ではなく、意見交換会というらしぃ。


10分前に集合しろということなんで、行ってみると周りはほとんど知ってる人だらけ。
同じフロアでシマを並べてる人やら、いま一緒にプロジェクトを進めている人が過半数いる...(^^;)ハハハ。
なんかちっとも緊張感ないぞ、このメンツだと...。
意見交換といっても、これでは普段喫煙コーナーでダベっているのとたいして変わらないのではないか?
なんか、始まる前からイヤな予感がしたのであった。


時間になり、事務局から今日の進め方の説明。当初連絡事項では各自自己紹介と課題で2分程度という事だったのに、3分で説明しろと言う。
ヲイヲイ!?こちとら2分言われたから2分でまとめてきとんぢゃいっ!いまさら3分てっ!?!?
と、ちとプチギレしつつここはうまく対応していかねばならない。
本日の10人が順番に自己紹介を進めていく。


ボクも1分時間が伸びたンで、2分のために削ったネタを採り入れつつ3分のベルとともに終了。
その後、50分くらいかけて一つのテーマで意見交換を行うこととなる。


開始に当たって事務局からいわれたのは、
・担当で実施している事の紹介にとどまらず、全社を視野に入れて議論を進める事。
・各自積極的に発言する事。
の2点だった。
そいで、本日のテーマは「営業人材の育成について」である。


まぁ、今日のメンツがほとんど営業なんで営業絡みの課題となったということだ。
とある一名の課題を下に議論が進んでいった。


相変わらずスロースターターのボクは前半はほとんど発言せずに他のメンバーの発言を聞いていた。
が、なんかむず痒い。というかどうも議論の方向が人材育成ではなくて営業戦略・営業手法に向かっている。
頭のいい方が集まっているんで、どうも高尚な議論である。
ボクとしてはまたもや尻の収まりが悪い。


中盤以降、我慢できなくなってなんどか議論を人材育成の方向に持っていった。
これはボクの持論だが、「営業」というものにスタイリッシュなやり方はないと考えている。
営業って顧客と1対1で向き合えるのが理想であり、ということは非常にドロドロしたものであるはずだ。
自然とカリスマ営業と言われる人は長年の人間関係の蓄積を下に職人的な営業マンとなっていく。
そのやり方は教えてもらって覚えるものではない。
職人の世界と同じく、良いものはドンドン盗んでいき、善し悪しを見極めるのはセンスである。
言いきってしまえば、個人の営業センスによって伸びる人伸びない人が決まってしまうのがこの職種なのではないかと思っている。


はなから育成を放棄するわけではないが、後輩や部下に自分の背中を見せながら共に行動し、ある時点で思いきり突き放して一人で行動させる。
側に頼れる人がいなくなって、初めて仕事というもんは覚えていくンぢゃなかろぉ〜か?
後できる事があるとすれば、営業ノウハウといった事ではなく、いかに様々な事に興味を持ち、それがビジネスに繋がるものかどうかという「気付き」のセンスを磨く手助けをしてあげる程度だと思う。


そういったところを議論したかったのだが、どぉ〜も営業に必要なスキルとか育成のありかたといった方向に最後まで収束しないで終わってしまった。


なんか、こんなんでいぃ〜の?という感じである。
結局、先週のもそうだったが、今回の意見交換会も釈然としないまま終わったのであった。


さてさてどぉ〜なることやら...(^^;)ハハハ。