やはり本家はうまいのだっ!


相方さんがよぉ〜やくお帰りあそばされた。
年末年始で実家に帰省してかれこれ半月ぶりに今週末はご対面なのであった。


鎖国の最中も異人さんとの交易の窓口だったところの出身である相方さん。実家に帰るとなると是非是非お願いしたいモンがある。
以前お土産にもらって、すっかりハマってしまったのが地元福砂屋のカステラなのだ。長崎カステラ本家らしい。
相方さん曰く、カステラといえば福砂屋なんだそぉ〜だ。


包装紙を開けると、カステラらしい山吹色の箱が現れる。


箱の横には誇らしげに長崎カステラ本家福砂屋と(笑)


さてさてご本尊様とご対面である。


嗚呼...この表面のツヤツヤさとこの直方体でありながら柔らかな佇まい......このお姿で軽くイッてしまいます。
しかも、この完璧な直方体!?90度、90度、90度の3面がズレなく組み合わさったこの職人技!(なのか、機械なのかわかりませんが...(^^;)ハハハ。)
もぉ〜たまりません.........。


箱には1切れサイズのメモリがあり、それにしたがって切れば最適な厚さで食す事が出来る。
なんてきめ細かいサービスである事でしょぉ〜


一切れ切ってお皿に盛る。

ちなみに、きれいに切るには一切れ切る毎に包丁をちょっと濡らして切りましょぉ!
嗚呼...もぉ〜耐えられませぬ。はやくこの下僕に魅惑の一口をっ!!



の前に、もうひと講釈。
長崎カステラの特徴なのか艶やかな表面と違い、底面はゴツゴツしている。
このゴツゴツはザラメで、福砂屋ではこのザラメの部分が多すぎず少なすぎず、かつ舌触りよくなるよぉ〜にザラメの角が角張らないようにうまいこと沈殿させるらしい。
たしかに、このザラメの具合がなんともこのカステラの美味を引きだしている。


ただの甘いスポンジのようなカステラと違い、ホークで切るとそのシットリさはまるでシフォンケーキのよう。
水分なくても食べられる絶妙なシットリ感。
美味哉!美味哉!!
さすが創業寛永元年の味である。


またしばらくしたら、送ってもらってください相方様m(__)m