本年のベスト3!


そんなこんなで、今年の振り返りっちぅことで今年読んだ本のベスト3!
大体ここ数年は120冊前後読んでんだけど、今年は今日時点で75冊。
やっぱ、相方さんと過ごす時間が増えた分、読書に費やす時間が少なくなったンでしょか...(^^;)ハハハ。


そんななかの第一位は!?


ダントツのNo.1で「鴨川ホルモー」(万城目 学)

鴨川ホルモー

鴨川ホルモー


夜な夜な京都で繰り広げられる「ホルモー」。怪しげな伝奇小説風青春恋愛物語とでもいいましょうか?
なにやらよくわかんないンだけど、その世界観にドップリ入り込まされた揚げ句に「ホルモー」の謎が!?!?
本を選ぶ時、けっこうジャケ買いするほうなんですが表紙にある「ホルモー」でやられました。
なんだよ?ホルモーって!!


読んだ本にはレート(★一つから★五つ)を付けてDBで管理してるンだけど、今年★★★★★をつけたのがこの本だけだった。
すでに京都モンでは森見登美彦が描くこれまた不条理な傑作もありますが、「鴨川ホルモー」これ傑作です。



第2位は!?


「砂漠」(伊坂幸太郎

砂漠

砂漠


大体ボクが読む本のほとんどは小説で、なかでも青春小説系には弱いのである。
今年もいろいろと読んだ青春小説の中で楽しく、そしてすがすがしく読めたのがこの本。


「大学の一年間なんてあっという間だ」
たしかに今思うとホントあっという間の4年間。自分はどぉ〜過ごしてただろう?と思い返すとともに魅力的なキャラクターが繰り広げる一挙手一投足に自分の姿を映してあの頃の光景を主人公たちと共有させていただきました。
キャラが立ってる青春小説、これ基本です。



第三位!


図書館戦争」(有川浩

図書館戦争

図書館戦争


どっしり単行本にもかかわらず、これはちとライトノベルズ系。
黒豚配下では図書館の提案なんかやってたもんで、これもジャケ買い...(^^;)ハハハ。
ページをめくると「図書館の自由に関する宣言」なんか書いてあったり。あぁ〜これ提案書書く時に読んだ読んだ!とか。
実際の図書館関係者が読むとところどころにふれられている図書館業務に関する小ネタが笑えて2度美味しいです。





そんなこんなで、2006年はこんな3冊を上げときます。
来年はそろそろビジネス書とか自己啓発本とかもちっとオッサン臭い本も読まねばいかんのかなぁ......。