中華粥やら、杏仁ソフトやら、プカリ桟橋やら...。

  
話が前後してしまったが、この間の日曜日に久々に横浜まで足を伸ばしたのであった。
前回行ったのがたしか、6年ほど前。桜木町の三陽に餃子を食べに行って以来である。
今世紀初の横浜上陸である(笑)


この三陽、実にふざけたお店で、カウンターの後ろに申し訳なさげに壁に無理やりくっついている二人がけテーブル席をカップルシート、お店の外にただ出しているだけのテーブル席をビアガーデンなどと呼んでいる。
メニューも「毛沢東もビックリの餃子」、「楊貴妃も腰抜かすギャルのアイドルチンチン麺」など、ふざけたネーミングにイチゲンさんは一瞬引くと思われるが、ここの餃子は実に一度食す価値ありのものなのだ。



と、三陽を紹介したのはいいものの、今回は残念ながら6年ぶりの三陽詣でとはならなかった...(^^;)ハハハ。


月日が経つのは早いモンで、いつのまにか横浜駅からみなとみらい線なるものが開通していた。
ちっと前までは中華街に行くには関内か石川町の駅から、迷子になりつつ歩いていったものだが、このみなとみらい線は「元町・中華街駅」と中華街の近くまで運んで行ってくれる。
ボクと相方さんはとりあえずみなとみらい線元町・中華街駅に降り立った。


最初、相方さんのリクエストで焼きそばで有名らしい「梅蘭」にむかったが、11時半くらいですでに長蛇の列。
以前相方さんが来たときも1時間半くらい待ったらしいが、この日の行列具合からすると2時間以上は待たされそぉ〜ということで、即決で断念(笑)
ボクがリクエストしていた中華粥の謝甜記に向かうことにした。
昔から、中華街に来ると2回に1回はここで中華粥を食べているような気がする。
この日もすでに行列が出来ていたが、梅蘭ほどではないので待つことにした。
30分も待たずに店内へ!


中華粥の食べ方はどこもそうなのかわからないが、ここで中華粥を食べるときは必ず中華パンを注文する。



この中華パンを千切って、お粥にまぜるのだ。一見う゛げっ!?という感じだが、お粥がほとんどスープ状なんでオニオンスープに浮かぶフランスパンとたいして食感は変わらない。
この中華パンのごま油の香りがお粥のスープと相まってなかなかの美味なのである。


ちなみにこの日ボクがオーダーしたのが五目粥。エビ、イカ、白身魚とあとなんかである(笑)



相方さんは鳥粥。鳥のささ身が入っている。



と、この写真を見比べても、どっちがどっちだかほとんどわからない(爆)



この後食べ歩くために軽めに昼食を済ませ、デザートの杏仁ソフトを探しに中華街を徘徊した。
うちの相方さん、「杏仁ソフトが食べたいのだっ!」と言いながら、どこで売っているかわからないらしい...(^^;)ハハハ。
とりあえず、謝甜記前の道を歩いていったら偶然にも横浜大飯店で杏仁ソフトを発見した。



残念ながら相方さんが頬張る写真しかないので写真はUPできないが、見た目は普通のバニラのソフトクリームだ。
一口食べた際も、ほんのり杏仁の香りがするくらいで、フゥ〜ンこんなもんなのね?
といった感じだったが、食べ続けているうちに杏仁が口蓋内で強烈に主張をし始めた。
なるほど、杏仁ソフトクリームである。とりあえず、相方さんは満足したよぉ〜だ。



中華街の端のほうに来たため、今度は路地を行ったりきたりしながらモト来た方へブラブラする。
中華街に来た以上、とりあえず豚マンの歩き食いをしないと様にならない(←とボクは勝手に思っている。)。
大抵、明治創業の名物江戸清の豚マンなのだが、いまは結構いろいろな豚マンが勢力拡大を狙っているようだ。


ところどころで、黄色い登りと黄色い看板で目に付いていた、「世界チャンピオンの豚マン」をとりあえず味見。
江戸清の豚マンの1/4ほどの大きさで、値段もそれなりに安い。
皮がモチモチして小龍包のような感じだが、ちと餡がしょっぱい。


とりあえず、定番もいっておきましょ!ということで、江戸清の豚マンを一つ。とてもぢゃないが一人で全部は喰えないンで、相方さんと半分づつ。
まぁ〜昔ながらの味といいましょうか。安心安心である。
といっても、中華街に来ているから江戸清の豚マンを食べているが、実はこの世で一番おいしい肉まんはセブンイレブンで売っている中村屋の普通の肉マンだと思い込んでいるボクなのである(笑)


買い食いもさすがに疲れ始めたんで、腹ごなしに再度ウロウロ。
アジアン雑貨のお店が見たいというので、付いて回ったが気になるのがチャイナドレス......ムフフ。
うちの相方さん、ナニゲに塩化ビニール人形系の造型であらせられるので、チャイナ着て、頭の左右にお団子二つアップすると似合うだろぉ〜なぁ〜〜〜といつも以上に妄想を膨らませていたら、表情に出てしまっていたのだろうか......。
何も言わずに相方さんからグーパンチが鳩尾に入り、最近覚えたらしい腕折りで逆関節をキメられた........。
いったいいつになったらボクが密かに施しているマインドコントロールは効いてくるのだろうか......。



日も傾き始めたんで、以前マイミクさんの日記を見てなかなか風情があってよいなぁ〜と思っていたプカリ桟橋へ。



何が「プカリ」なんだろ?となんの予備調査もなく行ってみたら、この桟橋、ほんとに海に浮いているのだ。
プカリプゥ〜カプゥ〜カプカァ〜〜♪って感じである。
でも、この建物の佇まい、やっぱ横浜っぽいなぁ〜と感じいってしまうのだ。
都内にも同じように水上バスの桟橋はあちこちあるが、機能的過ぎであったり、変な方向に行っちゃってる装飾過多であったりとどぉ〜も風情というものが感じられない。



久々に観光っぽい景色だったんで、ベイブリッジや洋館っぽい建物バックに写真を撮ったりと、プチ旅行気味な一日なのでありました。