読書する空間のお話。

  
先日、職場で読書の話題になった。


最近、本読む時間が無くなったよナァ〜という話から、どこで本を読むか?という話へ。


1.担当一の若人は喫茶店で本を読むという。
喫茶店に居座って読むのが一番集中できるらしい。
そぉ〜いえば、担当一のイロボケ氏も本屋で本を買って、そのまま喫茶店で読了してしまうといった話を以前していたな。
家に持ち帰って積読になるのがイヤなのか?家で落ち着ける場所が無いのか?(爆)


2.姐さんは、通勤途中とかお風呂場で読むのが好きらしい。



ボクはどちらも無理である。


1に関しては、まず人がウロウロしているような環境ではまず集中できないし、ルノワールのようなぐったりできる椅子ならまだしもシアトル系や最近のオシャレ系カフェのよぉ〜な硬い椅子ではボクのお尻が落ち着かない。
それに、必ずしもお気に入りのBGMが流れているわけでもないのでお店のBGMでかえって気が散ってしまうのだ。


2に関しては、まず物理的に無理がある。幸いなことに現在職住近在な環境でDOOR to DOORで家から職場まで30分弱なので、落ち着いて本など読んでいる時間が無い(笑)
それに電車の場合、ストーリーがノッてきてこれから新たな展開がっ!?なんてタイミングで電車を降りねばならない時など、素直に本を閉じる理性が働く自信をボクは持ち合わせていない。
また、シャワーでさえのぼせることが多々あるボクにとって、長々と湯船に使って読書などありえない...(^^;)ハハハ。


ボクはモッパラ、家読である。
ドラマ「結婚できない男」で毎週出てくる、主人公(阿部ちゃん)がリビングで一人がけの安楽椅子にゆったりと腰掛けて、クラシックを聴いているシーンを思い浮かべていただきたい。


まさに、あの状態がベストなのだ。


長年使い倒していた無印良品の椅子のクッションがヘタれたために、数年前に一発奮起してスウェーデン製のオットマン付安楽椅子を購入。
こいつに全身を委ねると力が抜けて、本を読むのにちょうどいぃ〜傾き具合になるのだ。
傍らにはコーヒーとタバコ。
BGMは邦楽、洋楽問わず、Rock、Pops、JAZZ、Classic等々その時読む本のイメージにあった音楽を流す。
曲はMaciTunesからジャンルだけ選択して、ステレオに音を飛ばしてシャッフルで流れるンで、ストーリーの盛り上がりにあった曲がかかったりするとゾクゾクする。
嗚呼...Macの中の小人さんありがとう。


この状態だと本の世界にとことん没入できる。数時間読んで、そのまま数十分意識を失い、また数時間読み続けて読了する。
一時期はこんなことばっかりやっていて、年260冊読了したことがある。世の読書家からしたらたいしたこと無いかもしれないが、ごくごく普通の会社員からすれば結構読書づいているほうではないか。


さすがに最近はここまで本を読むことはなくなったが、それでも月5冊くらいのペースではないかと思っていたところ......。
読了本のデータベースを昨日開いてみたら、この数ヶ月は月2冊程度しか読んでいない!?


たしかに、mixi始めたりして平日の夜はNETに使う時間が増えたし、週末はほぼ相方と過ごしているンで読書にかける時間が物理的に明らかに減っている。
なのにもかかわらず、以前のペースで本を買い続けている......。
どぉ〜りで、未読の書棚から本が溢れ出してきているわけだ......(^^;)ハハハ。